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[ 2002/9/1 小倉2歳S (G3・小倉・芝1200m) - レースデータ ]

[レース]
▼回顧
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2002/ 9/ 1 小倉2歳S G3 小倉 芝1200 2歳混  3200
※小倉3歳S(〜2000)/小倉2歳S(2001〜2024)/中京2歳S(2025〜)


馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差
1200
 〜
距離
実績
〜 
3200
実績
Point
距離
Point

メイプルロード

2000 栗毛 54 1. 09. 8 54 ===--------37 82 抹消
ブルーコンコルド

2000 鹿毛 54 1. 09. 8 54 =====------356 541 抹消

ダイキチムスメ

2000 鹿毛 54 1. 10. 3 51 ===--------8 76 抹消
(外) チャニングガール

2000 栗毛 54 1. 10. 4 50 =----------5 40 抹消
エイシンツルギザン

2000 黒鹿 54 1. 10. 6 49 ===--------134 220 抹消
チキリテイオー

2000 鹿毛 54 1. 10. 8 48 =====------19 55 抹消
ラブイズラッシュ

2000 鹿毛 54 1. 10. 9 47 =----------0 65 抹消

ヤマシロヘイロー

2000 黒鹿 54 1. 10. 9 47 =----------0 37 抹消
マルシゲトニービン

2000 黒鹿 54 1. 11. 1 46 =----------0 43 抹消
10
タイポシビリイ

2000 鹿毛 54 1. 11. 3 44 ==---------0 26 抹消
11
メイショウカゼッコ

2000 鹿毛 54 1. 11. 5 43 ===--------0 19 抹消
12
エースインザレース

2000 栗毛 54 1. 11. 8 41 ===--------55 91 抹消
13
ヤマニンカルフール

2000 鹿毛 54 1. 11. 9 41 ==---------0 14 抹消
14 コスモブルーノート

2000 栗毛 54 1. 12. 6 36 ===--------2 50 抹消
15
マルブツタイクーン

2000 黒鹿 54 1. 10. 3 51 =----------15 142 抹消


[レース回顧] [ レースBoard ]
2002 小倉2歳S
|| 穴党専科 02/9/1 17:42  
メイプルロードは3コーナーからまくり気味に進出して直線もよく伸びた。先行激化で前がバッタリ止まった展開の利は大きかったと思う。が、1分9秒台の時計はなかなか優秀なものだと思うし意外と強いかもしれない。
鞍上の芹沢騎手は「ローカルの武豊」という異名を持つと聞いたことがあるが、そのローカルの天才が小倉最終週で見せてくれた。今日は偶然にも、新潟も小倉もサンデーサイレンスの息子の娘が重賞を勝った。
ブルーコンコルドは抜群のスタートから控える大人びた競馬を見せた。激しい先行争いにやや巻き込まれたので差されたのはそのためだろう。センスがいい。
チャニングガールは抑えたのが裏目に出た感じ。競馬の幅を広げたいという意向はわかるが馬の能力を殺してしまっては何ともならない。馬の行く気に任せてレースをしたほうが良さが生きるタイプだろう。
2002 小倉2歳S
|| 富士山 02/9/1 17:52  
晴れ・良馬場とはいえ、この馬場で前半3F33秒3は速い。馬場の荒れている内で先行した3枠2頭はやはり失速した。

メイプルロード・・・このHペースを4角で外からマクって差し切った内容は強いの一言。距離が伸びても問題なさそうで、ワナとともに阪神JFで期待。
ブルーコンコルド・・・好発からすんなり外目の4番手を確保。最後競り負けたものの、センスの良さが光った。
ダイキチムスメ・・・スタート直後は追走で手一杯。しかし4角から徐々に順位を上げ、直線しぶとく先行勢を差して上位に食い込んだ。距離伸びてさらに上昇必至。
チャニングガール・・・いろいろと敗因は思いつくが(内枠、バウンダリー産駒だけに一本調子、逃げなくてはダメ)、ちょっと負けすぎの感あり。4着といってもマルブツタイクーンが降着したためで実質5着。
エイシンツルギザン・・・直線包まれて出るところなし。馬場悪いところで揉まれながらの5着は立派。センスはチャニングより上かも。
2002 小倉2歳S
|| プロヴィックス 02/9/3 05:22  
夏の小倉開催では九州産限定レースという特殊なレースがあります。この小倉2歳Sも同様に、「限定された特殊なレース」と括ったほうが見えてくるものが多いレースだと思います。この視点より、荒れた今年のレースを回顧してみたいと思います。

今年の夏の小倉開催は超のつく高速馬場で開幕。その後も例年と比較すると馬場の悪化が少なく、小倉特有の内荒れで外捲り断然有利馬場にはならず。その結果、新馬は圧倒的逃げ有利な状況が生まれ、出走メンバーも逃げ勝ちが多数。レース前から「逃げられないとしたら?」という疑問がありました。

≪ペース≫
11.9−10.4−11.0−11.6−12.1−12.8
前後半のタイム差:3.2前傾。これを見ればあきらかにハイペース。しかし、ハイペース=逃げ先行不利ではありません。同日行われた2つの千二のレースを見ると、勝ちタイムまで含め同じようなラップ。1つのレースでは逃げた馬が勝利。また、全体の結果を見ても前崩れではない。
この事実が、先行した馬=オーバーペースではなかったことを示します。

≪馬場≫
レースの結果だけを見ると小倉最終週特有の「外有利」「後方待機の捲り有利」となりますが、それほどではなかったと思います。
理由:その他のレースで、その傾向が出ていない。また、時計が速い。千二古馬条件別勝ちタイムより、開幕当初を除くとほぼ同じ状態。
古馬1000万下*1:08.5
古馬500万下*1:09.0

≪レベル≫
1、古馬比較、未勝利〜低レベルな500万下並
今年の小倉開催に於いて、古馬500万下レベルを超えた馬はフェニックス賞1〜2着馬のみ。
2、過去、同レース比較
勝ち馬例年並も、放された3着以下は低め

≪展開≫(ペースとは違う。ペースはタイムトラック。展開は他馬との関係)
人気馬が勝ったときのかたち(逃げ)に持ち込む為には逃げる意志とスピード能力が不可欠だったようです。全体に明確な意思が感じられず、先行ひと塊といった展開になりました。これでは先行した馬達は苦戦。(内枠はリズムを崩し、中枠の馬は揉まれ、外枠の馬は距離を長めに走る)
この点、ダッシュ力に欠け新馬を勝てず未勝利を逃げずに勝ち上がった1&3着馬は、予想通りスタートで馬群の後方に。これで揉まれず自身の能力を出し切ることが出来たことが勝因でしょう。

[0.09]

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