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[ 2002/11/23 ジャパンCダート (中山・ダ1800m) - レースデータ ]

[レース]
▼回顧
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2002/11/23 ジャパンCダート 中山 ダ1800 G1 3上国  13000
※ジャパンCダート(〜2013)/チャンピオンズC(2014〜)


馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差
1200
 〜
距離
実績
〜 
3200
実績
Point
距離
Point

(外) イーグルカフェ

1997 鹿毛 57 1. 52. 2 57 --===------461 1189 抹消

リージェントブラフ

1996 鹿毛 57 1. 52. 4 56 --=====----91 652 抹消

アドマイヤドン

1999 鹿毛 55 1. 52. 4 55 --====-----390 606 抹消

プリエミネンス Preeminence

1997 鹿毛 55 1. 52. 6 55 --====-----246 812 抹消

ゴールドアリュール

1999 栗毛 55 1. 52. 6 55 ---====----185 395 抹消
[地] トーホウエンペラー

1996 青毛 57 1. 52. 7 55 --===------26 323 抹消

スマートボーイ

1995 鹿毛 57 1. 53. 2 53 ---=-------319 904 抹消

ハギノハイグレイド

1996 青鹿 57 1. 53. 3 53 ---====----286 653 抹消
[外] リーバズゴールド Reba's Gold

1997 鹿毛 57 1. 53. 6 52 --==-------0 102 抹消
10
ビーマイナカヤマ

1994 鹿毛 57 1. 53. 9 51 ====-------221 365 抹消
11
カネツフルーヴ

1997 黒鹿 57 1. 54. 0 51 ---====----38 409 抹消
12 [外] アブリーズ Abreeze

1995 鹿毛 57 1. 54. 6 49 -====------0 75 抹消
13
ダブルハピネス

1997 芦毛 57 1. 54. 6 49 -===-------59 169 抹消
14 [外] レッドサン Red Sun

1996 芦毛 57 1. 57. 6 40 --==-------0 41 抹消
15
アルアラン

1996 栗毛 57 1. 59. 3 35 ---=====---34 222 抹消
16 [外] パプウス Pappus

1997 鹿毛 57 2. 00. 3 31 ---====----0 59 抹消


[レース回顧] [ レースBoard ]
ジャパンCダート [ ☆レース回顧 ]
|| 02/11/23 15:51  
レース的には当にスプリンターズSの再現だった。
しかし、ビリーヴよろしく前を狙い打ち負かして勝ったのがイーグルカフェとは驚きの一言。確かに仕上がりは絶好だったが、正直ダート適性には疑問があったし、よくもあんなに狭い内側を縫ってこられたものだ。まさにデットーリということなのだろうか。フランスでも好走したイーグルカフェ、それまではくすぶっていた彼を一体何が変えたのだろうか…。
リージェントブラフはごちゃつく内を見ながら鮮やかにアドマイヤドンを交わしていった。確かに馬体もよく条件的にもよかったが、先行激化ならともかく前が落ち着いてここまでやったのだから、こちらも激走と言って良い。
アドマイヤドンゴールドアリュール徹底マークの仕方が無い結果。それにしても、藤田騎手は当時ショウナンカンプ騎乗で打ち負かされたのがアドマイヤコジーン。そして今回の騎乗馬はアドマイヤの冠号を持つ。これも因縁だろうか。
ゴールドアリュールも一線級相手ではあんなものだったのだろう。前評判から言えば、自分から動いたのだから勝ち馬や2着馬は仕方ないが、せめてアドマイヤドンぐらいは凌いで欲しかった。
プリエミネンスは4角で外に出せず前が詰まったのが無念。最内枠の落ち着いたペースではこれも仕方が無いか。

やはり東京に比べ小回りの中山ダート、荒れる状況ではあったのだろう。
ジャパンCダート [ ☆レース回顧 ]
|| ケイラ 02/11/23 23:18  
3歳の2頭が人気しJBCCを勝ったドンが良血という事もあり一番人気で始まる
一着イーグルカフェ・・・古馬勢が制したならこの馬の浮上は考えるのは当たり前、ダートでも昨年の武蔵野Sでクロフネの2着してる。
ダートの方が層が薄い為G12冠目は狙った結果である
2着リージェントブラフハギノハイグレイドミツアキサイレンスといった馬と互角以上の成績+一応G1も勝った。
川崎記念勝った後も帝王賞・JBCでも4着してる馬がこんなに人気がないのはオイシイとしか言えない。ハギノの人気と比較してもはっきりする。
リージェントブラフは走るべきして走ったと競馬ファンなら誰でも思う
3着ドン、5着アリュールは派手なパフォーマンスが響いたって感じ!!


古馬>3歳馬と確信できてれば高配当も夢ではなかった(^_^;)
ジャパンCダート [ ☆レース回顧 ]
|| 穴党専科 02/11/24 01:26  
これがキャリアの差、でしょうか。
イーグルカフェは本当にソツのない競馬をした。あれだけスムーズにレースを運べたイーグルカフェがここ最近あっただろうか。
リージェントブラフも時計のかかる馬場は本当に走る。また、キャリアも豊富で底力もある。
アドマイヤドンは結果的に出し抜けを喰らった感じ。でも同期のゴールドアリュールには先着できたし、今後の成長に期待。
プリエミネンスも本当に頑張る馬だが、牡馬相手だとどうしてもあと一歩足りない。
ゴールドアリュールは今までのようにブンブン逃げる競馬ができなかった。この辺もキャリアの浅さか。
ジャパンCダート [ ☆レース回顧 ]
|| 河内のおっさん 02/11/24 12:34  
イーグルカフェはこんなに強かったのか!結果的にアドマイヤドンを競い潰してしまい、リージェントブラフの2着を引導してしまった。勿論藤田君が豊をマークしすぎたのが最大の波瀾要因。1−2着以外は予想どうりでハイペースが有力馬を降着させてしまった。これも競馬か!! それにしても中山ダートはやはり紛れが多いね。府中、盛岡とは随分レース内容が変わってしまうね。有馬記念が荒れたときみたいだ。
ジャパンCダート [ ☆レース回顧 ]
|| Nブラリアンは何処へ? 02/11/24 13:47  
[1]タイム
・勝ち時計:1:52.2
・上り:4F 50.9 - 3F 38.6
・ハロンラップ:12.4-11.8-12.6-12.5-12.0-12.3-12.6-12.9-13.1

[2]レース回顧
・中山の1800で行われた今年のジャパンカップダートはデットーリ鞍上のイーグルカフェが2年半ぶりのG1勝利を収めた。
・戦前の大方の予想では、ダート戦で圧勝して参戦してきたアドマイヤドンと、ゴールドアリュールの両3歳勢の一騎打ちムード。これに岩手のトーホウエンペラープリエミネンスらの古馬勢がどう立ち向かうかがポイントで、外国馬勢は右回りもあって一枚下のという構図。
・レースは、逃げると思われたスマートボーイが行き足がつかず最後方からとなり、代わってアルアランが逃げる。アブリーズゴールドアリュールがこれに続き、アドマイヤドンはこれをマークする格好。プリエミネンスイーグルカフェハギノハイグレイドは中団、この後ろにトーホウエンペラーリージェントブラフは後方からの競馬となった。
・序盤は落ち着いた流れとなったが、3コーナー手前で早くもペースが上がり、各馬がいっせいに上がっていく。イーグルカフェはここで先団に取り付き、リージェントブラフなども差を詰める。
・直線ゴールドアリュールが先頭に立ち、これにアドマイヤドンが襲いかかる。2頭の競り合いのインを見事に突いてイーグルカフェが先頭に立ちそのままゴール。ゴールドアリュールをようやく交わしたアドマイヤドンの外を豪快に追い込んだリージェントブラフが2着に入り大波乱。またもや万馬券(馬連60,100円、馬単120,240円)となった。プリエミネンストーホウエンペラーは追込み届かずそれぞれ4、6着。
・期待された3歳勢だったが、結果的には古馬のキャリアが優位に出た格好となった。
・外国勢はリーバズゴールドの9着が最高と全く見せ場がなかった。時計のかかる馬場で、距離も違う上、右回り。昨年とは似ても似つかない条件で苦しかったのもあるのだろうが、国際レースとしては振るわなすぎた。来年あたりはそろそろ連絡みする馬を出してもらいたいところ。
・それはさておき時計がかかる馬場で、各馬の仕掛けが速かったこともあり、かなり厳しいレースとなった。デットーリの名人芸もあり、個人的にはかなり面白いレースでした。
ジャパンCダート [ ☆レース回顧 ]
|| 白幸緋牡丹 02/11/25 10:53  
今季の中山は砂が深いせいで、特に直線が長く見えるほど上がりが掛かる。スマートボーイの出足がサッパリだったせいでペースは期待外れの平均ペースだったが、勝ちに行くことの難しさがよく表れたレースだったと思う。

「こんなのイーグルカフェじゃない!」と言いたくなるほど、テン乗り・デットーリ騎手がイーグルカフェの力を存分に引き出しての勝利。確かに出負けしていたのだが、スムーズに好位まで押し上げ直線では狭い内を衝いて突き抜けるといった芸当が同馬に出来るとは思わなんだ。脱帽。

リージェントブラフはペースがもう少し上がっていればもっと面白かったのだろう。川崎記念ではプリエミネンスハギノハイグレイドに先んじて勝利を収め、帝王賞ではトーホウエンペラーに先着している。休み明けで大幅馬体減の前走でも4着と格好は付けており、単勝万馬券は馬鹿にされすぎ。調教で動くタイプでないからか。今季中山の砂千八で追い込みまくっている鞍上も心強かった。

アドマイヤドンは負けて尚強し。負けてしまっては意味が薄いが、前評判どおり、一番強い競馬を見せたと思う。馬場も展開もこの馬には悪くなかったと思うし、「二強対決」は力で捻じ伏せている。勝てなかったのは自分から動かざるを得なかったことと、他の馬もそこまで弱くなかったということ。歴戦の猛者たちは甘くはなかった。

内枠が少し痛かったプリエミネンスはプラス体重にも疑問符が付いたが、ゴールドアリュールを交わしての4着は立派。これで三年連続掲示板確保となり、破壊力はイマイチだが牝馬ながら素晴らしく堅実である。

案の定ゴールドアリュールは消えた。四角での手応えは「やられたか」と思わせるものがあったが、追われて案外。坂のあるコースでは上がりが掛かっている戦績通りの失速振り。府中コースの方が良かったかもしれない。

トーホウエンペラーはこのメンバーでは決め手がやはり足りなかった。6着は善戦。
道中最後方のスマートボーイが上がり2位の脚で7着に追い込んできてるのも今の中山らしさが出ている。
ペリエ頼みのハギノハイグレイドはやはり馬場が合わないようで8着止まり。
期待した一頭、ダブルハピネスは反動が出たのか13着。

今季の中山の砂千八戦を知らない人間の妄言がいかに多かったかが実証されたと言える。

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