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[ 2004/5/29 金鯱賞 (中京・芝2000m) - レースデータ ]

[レース]
▼回顧
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/ 5/29 金鯱賞 中京 芝2000 G2 3上国  6400



馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差
1200
 〜
距離
実績
〜 
3200
実績
Point
距離
Point

(外) タップダンスシチー

1997 鹿毛 59 1. 57. 5 68 ----====---988 912 抹消
ブルーイレヴン

2000 栗毛 57 1. 57. 5 68 --===------140 290 抹消
ザッツザプレンティ

2000 鹿毛 59 1. 57. 9 66 ----======-352 445 抹消
(外) マグナーテン

1996 鹿毛 57 1. 58. 1 65 -=====-----388 556 抹消

アドマイヤグルーヴ

2000 鹿毛 57 1. 58. 1 65 --====-----520 964 抹消

アサカディフィート

1998 黒鹿 57 1. 58. 5 63 ---==------384 1348 抹消

アマノブレイブリー

2000 黒鹿 57 1. 59. 1 60 ---========47 210 抹消

スティルインラブ

2000 栗毛 57 1. 59. 1 60 --=====----366 470 抹消
[地] タイムトゥチェンジ

1998 黒鹿 57 1. 59. 4 59 --===------19 250 抹消
10
メイショウドメニカ

1997 鹿毛 57 1. 59. 4 59 ---===-----75 318 抹消
11
タマモヒビキ

1996 黒鹿 57 1. 59. 6 58 --===------76 415 抹消
12
アグネススペシャル

1997 栗毛 57 1. 59. 6 58 --====-----65 342 抹消


[レース回顧] [ レースBoard ]
金鯱賞 [ ☆レース回顧 ]
|| スキル 04/5/29 17:47  
JC馬タップダンスシチー、エリザベス女王杯馬アドマイヤグルーヴ、牝馬三冠馬スティルインラヴ、菊花賞馬ザッツザプレンティと豪華なメンツが揃った今年の金鯱賞。
1着はタップダンスシチー。今回は逃げずに先行してレースを進めた。3コーナーからまくって行き、直線半ばまでは楽勝かと思われたがブルーイレヴンが突っ込んできて、アタマ差の辛勝。勝ちタイムは1,575でサイレンススズカの記録を破るレコードだった。
2着はブルーイレヴンで、アタマ差届かず2着だった。ようやく素質が開花してきたのか?
3着はザッツザプレンティ
5着はアドマイヤグルーヴ。直線では2着はあるかなと思ったが・・・牡馬が相手では苦しいか?
牝馬三冠馬のスティルインラヴは見せ場なく着外だった。こちらも牡馬が相手では苦しいかもしれない。
金鯱賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 人力 04/5/29 17:49  
タップダンスシチーが貫禄勝ち。時計は1分57秒5のレコードタイム。あのサイレンススズカの記録を塗り替えた。3角から絶好の手応えで先頭に進出してそのまま押し切った。

アタマ差の2着に復活ブルーイレヴン。左回りならばもたれないらしい。直線の末足は若駒の頃を彷彿とさせた。鞍上が手の内に入れたのも大きいか。地方騎手が手の内に入れてどーするか、という気もしないでもないが。

3着にザッツザプレンティ。何とかGI馬の面目は保った。今日は前が早くなると見越してか中団前目の位置に待機。この時点でタップダンスシチーとの勝負付けは済んでしまったような気がした。マグナーテンも同様。積極的に先手先手を取る競馬スタイルを貫かんでどうするか。「レース展開に合わせて」などというこまっしゃくれた柔軟性は、2頭共に持ち合わせていない。

アドマイヤグルーヴが一度使われて調子が上がったか4着。スティルインラブは見せ場もなく8着に沈んだ。ただローズS(5着)に見られるように、この馬は休み明けは走らないようなので、休み明けを叩かれて調子が上がるであろう次走に期待。
金鯱賞 [ ☆レース回顧 ]
|| クラウド 04/5/29 17:54  
マグナーテンが外からジワッとハナに立つかと思ったら久しぶりにタマモヒビキが押して主張。マグナーテンが馬なりではあるがついていって2F・3F目が10.6、前半1000が58.2というハイペースで縦長。このときタップダンスシチーマグナーテンの外3番手、ザッツザプレンティは先団から離れた5番手、それをマークする形でアドマイヤグルーヴスティルインラブ、その内にブルーイレヴンアマノブレイブリーはその後ろ。
残り600からタップダンスシチーがタマモに馬なりで並びかけスパート、後ろの集団もザッツ筆頭に動く。直線タップの3馬身後ろに内アドマイヤ、中マグナーテン、外ザッツでどれが2着かと思ったら内から4コーナーで外に出したブルーイレヴンが一気の伸び、ゴール時は勝ったタップダンスシチーに頭差まで迫っていた。
3着はザッツザプレンティ、4着マグナーテン、5着アドマイヤグルーヴアマノブレイブリーは7着、スティルインラブは見せ場なく8着だった。勝ちタイム1・57・5は従来のサイレンススズカの金鯱賞の1・57・8を0・3秒更新しレコード。
勝ったタップダンスシチーはこのレース連覇、いつものロングスパートでまだまだ衰えはなさそう。宝塚でも当然首位候補。
ブルーイレヴンは完全復活というより大きな進化を遂げた。左回りがいいのか吉田稔が手の内に入れたのかはわからないが直線でちゃんと追えているのは立派。秋の天皇賞はねらい目かも。ザッツザプレンティはこのタイムならしょうがないだろう。3着争いに勝ったのはさすが。マグナーテンは展開辛かったがよく頑張っている。アドマイヤグルーヴは内から一瞬オッと思わせたが最後は57キロが響いたか。でも内容は産経大阪杯より数段よくなっていた。スティルインラブは今年初めてだし57キロだし今日はこんなものか。もう1走様子を見てみたい。
金鯱賞 [ ☆レース回顧 ]
|| Symphony 04/5/29 21:46  
今回の金鯱賞は好メンバーが揃い、注目すべき馬が多いレースだった。

1着…タップダンスシチー
貫禄勝ちといった感じで59キロも克服。好位追走で抜け出し、勝ったことは次走にも繋がるであろうことからも大きい。だが、鉄砲のきくタイプであるわりには少しだけ最後ギリギリだったことが次走の不安。確かに勝ったのだから強いのだが、天皇賞は距離が厳しく惨敗した同じく59キロを背負い休み明けの大阪杯を勝ったネオユニヴァースの方がインパクトが強かった感もあり、中距離の宝塚記念では強敵だろう。ゼンノロブロイも安定感は光る。3強体制といった感じか。

2着…ブルーイレヴン
元々は素質馬として注目されていたこともあった馬だけに、これだけの好メンバー相手にアッと言わせるところだった。GIで勝ち負けできる馬なのかは微妙だが、中京は非常に相性の良さそうな走りだった。

3着…ザッツザプレンティ
中京の2000mでは少し忙しかったか。ロングスパートが持ち味の馬とはいえ、4コーナーでは焦ったようにひたすら追っていたが、エンジンがかかる頃には既にゴール。やはりこの馬にはもう少しゆったり行けて、広めのコースが合うような気がする。宝塚では共に長距離適正が高いと見られていて惨敗を期したリンカーンと共に4番手の評価か。

その他…アドマイヤグルーヴスティルインラブ
両馬共に57キロは堪えている感じ。アドマイヤグルーヴは橋田調教師が懸念していたように去年の様な闘争心が戻っておらず、破壊力のある脚は見られず。直線では57キロも脚を鈍らせた原因か。スティルインラブは休み明けが今ひとつなところからも、今回だけでは評価できない。ただ、去年より格段に成長したという感じはなく、牡馬相手にGIではどうか。
金鯱賞 [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 04/5/30 12:45  
 今年もここから始動する馬が多い故にGI並の好メンバー。
 逃げずに四角で動き出したタップダンスシチーが直線突き放したところは完勝かとも思ったが外から思わぬストライドで伸びてきたブルーイレヴン。並んだところがゴールで写真判定の末頭差でタップダンスシチーの同レース連覇達成となった。驚くのは時計。鉄砲はよいタップダンスシチーだがサイレンススズカの持つ1.57.8を一気にコンマ3秒を更新するコースレコード。ブルーイレヴンはそれにタイの惜しい2着だったが、良血馬がようやく素質を開花してきた。楽しみな馬だ。
 次いでザッツザプレンティ3着、マグナーテン4着、アドマイヤグルーヴが5着と順当毛着か。レースと縁のない天皇賞組は今年も複勝するのが精一杯だったようだ。しかし高速決着に不適切と思われたこの馬が2000mを1分57秒台の時計をマークできたのだからそれはそれで収穫か。マグナーテンは歳を思えば十分いい走りは出来ている。アドマイヤグルーヴは伸びがイマイチだった。牡馬相手だとどうしてもしんどいのだろう。生涯初めての着外を喫したスティルインラブにも同じ事が言える。
金鯱賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 淀まで15分 04/6/2 18:32  
「世界」を制した脚は健在だった。昨年の有馬記念以来となったタップダンスシチーが貫録のレコード勝ちを収めた。
スタートは少し飛び上がり加減でヒヤリとさせられたが、スムーズに1角をクリアし好位を追走。
3角あたりからすっかりお馴染みとなったロングスパートで先頭に立つと、従来のレコードを0.3秒短縮する1:57.5のタイムで勝ち切った。
昨年も大活躍だったタップダンスシチー。暫定ながら現役最強の看板はこの馬では。主役として堂々と宝塚記念に駒を進める。

2着にはブルーイレヴン。ついに良馬場の左回りで能力をフルに発揮した。
タップダンスシチーに猛然と襲いかかるフットワークこそ、長らく期待を集めていた真の姿か。
今回の結果を鵜呑みにできるかはまだわからないが、ハマればこれくらいは走れるということは存分に見せつけた。
天皇賞16着のザッツザプレンティがわずかに復調を見せる3着。どうやらこの馬にはちょっと時計が速過ぎたか。

4歳牝馬G1馬2騎は牡馬の壁に泣いた。アドマイヤグルーヴは直線、一旦は2番手まで上がりながら5着。
「まだ完調ではない」と武豊騎手。能力全開となったときに牡馬と互角に対峙できるか・・・
始動戦となったスティルインラブは見せ場もなく8着惨敗。もともと休み明けは苦手なタイプとはいえ、あまりに負け過ぎ。
久々でテンションが高かったようだが、叩いて宝塚記念でどうかとなると・・・苦戦は免れないだろう。
走破時計は奇しくも秋華賞と同じ1:59.1。勝ち時計も速過ぎた。すぐにとは言わないが三冠牝馬の意地を見せてもらいたいものだ。

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