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[ 2004/5/30 日本ダービー (東京・芝2400m) - レースデータ ]

[レース]
▼回顧
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/ 5/30 日本ダービー 東京 芝2400 G1 3歳   15000



馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差
1200
 〜
距離
実績
〜 
3200
実績
Point
距離
Point


キングカメハメハ

2001 鹿毛 57 2. 23. 3 66 --=====----367 270 抹消

ハーツクライ

2001 鹿毛 57 2. 23. 5 65 ----====---530 944 抹消

ハイアーゲーム

2001 青鹿 57 2. 23. 8 63 ---=====---243 590 抹消

キョウワスプレンダ

2001 栗毛 57 2. 24. 0 62 --=====----85 214 抹消

スズカマンボ

2001 鹿毛 57 2. 24. 0 62 ----=======281 326 抹消

ダイワメジャー

2001 栗毛 57 2. 24. 3 61 --======---926 483 抹消

ピサノクウカイ

2001 栗毛 57 2. 24. 4 61 ---=======-29 171 抹消
[地] コスモバルク

2001 鹿毛 57 2. 24. 5 60 ----====---440 1298 抹消

ホオキパウェーブ

2001 黒鹿 57 2. 24. 7 59 ----======-157 265 抹消
10
グレイトジャーニー

2001 黒鹿 57 2. 24. 9 58 --===------203 92 抹消
11
フォーカルポイント

2001 鹿毛 57 2. 25. 3 56 --===------77 54 抹消
12
コスモサンビーム

2001 青鹿 57 2. 25. 8 54 =====------248 44 抹消
13
マイネルデュプレ

2001 鹿毛 57 2. 26. 0 53 --=====----42 24 抹消
14
アドマイヤビッグ

2001 青鹿 57 2. 26. 3 52 --=====----37 70 抹消
15 ヴンダー

2001 黒鹿 57 2. 28. 0 43 =======----22 26 抹消
16 マイネルマクロス

2001 鹿毛 57 2. 28. 4 41 =====------57 68 抹消
17
メイショウムネノリ

2001 栃栗 57 2. 31. 3 28 =====------34 33 抹消

マイネルブルック

2001 鹿毛 57 中止
=====------49 19 抹消


[レース回顧] [ レースBoard ]
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 04/5/30 16:25  
 もはや完璧なんじゃないのかと思ってしまう。キングカメハメハの一人、いや一頭舞台。エスコートした安藤克己の存在も必要だが馬としての存在感が強すぎる。パドックとゲート前でのあの落ち着きようは3歳馬なのか?と疑問符を付けたい。驚異的なストライド、後続を突き放すそのパワー。マイネルマクロスの暴走の時計であったか勝ち時計は2分23秒3のコースレコード、そして勿論1990年アイネスフウジンが逃げ切り、1999年アドマイヤベガがこれも凄い脚を見せて出した2分25秒3のダービーレコードを2秒更新。加えてNHKマイルC→日本ダービーの二冠達成。両方ともレコードだというから今後そんな馬は当分現れそうにない。名前に相応しい、勝ちっぷりだったと言えよう。
 ハーツクライは追い込みに徹した。京都新聞杯で抜けたと思われたスズカマンボを差してここに参戦。アグネスフライトになれるか、という期待もあったが前が強すぎた。皐月賞でスローペースで惨敗しただけにようやくこの馬の力を本番にも発揮できた。十分強いと言える。
 ハイアーゲームは瞬発力はよかった気がしたのだが。最後に脚色が衰えて外からハーツクライに差された。そのときと最初とは勢いとストライドが違った。中段から虎視眈々と狙うのはいつもの構え。やはりこの暑さに対応できなかったのだろうか。ハーツクライに同じく前走惨敗したキョウワスプレンダスズカマンボも自分の競馬に徹した感じ。
 コスモバルクは本馬場に入ってずっと入れ込んでいた。もう、これは無理だと思うしかなかった。一応五十嵐もそれで直線は伸びないだろうと早仕掛けだったのか、ただ馬が前に行っただけなのかはよく分からないがどうしようもない敗退と言える。ダイワメジャーに関してはよく分からない。先行で6着ならそんなにも悪くはない。
 真ん中がごっちゃになって不利を受けた馬も多い気がした。コスモバルクもそうだと思わないこともない。明らかに脚色は衰えていたが。掲示板に載った馬のうちの4頭は馬番が二桁。正当に行われたレースかどうかは疑問だが、強い馬が強い勝ち方を見せてくれたことに変わりはない。JRA創立50周年の記念のダービー。高速馬場とハイペースだったとは言えいつかキングカメハメハの記録を更新できる馬が出てくることを楽しみにしている。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| クアルト 04/5/30 16:29  
いや〜キングカメハメハ凄いの一言に尽きますね。
こうなると次は宝塚記念とか海外遠征とかになりそうですが、
ここは休養したほうが馬の為にいいのでは?
なんてったって松田国厩舎と言えば屈腱炎の馬がよく出ますし・・・
クロフネタニノギムレット
秋は毎日王冠〜天皇賞(秋)ってのはどうでしょう。
名付けて東京3冠!!!
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| DAVIDBOWIE 04/5/30 16:51  
久々に「これぞ競馬」というレースを見た気がする。

各馬・各ジョッキーが「勝ちに行く」競馬で、直線の攻防はまさに死力を尽くした叩き合いとなった。
良いレースだったと思う。

前半はマイネルマクロスの大逃げ(1,000メートル通過57.7)、5馬身ほど離れてメイショウムネノリコスモバルクが追い、その後はばらばらと各馬が続く縦長の展開。
他の人気馬はほぼ中団あたりを追走し、申し分のない位置どりに見えた。

4角手前でマイネルマクロスが後退する一方、コスモバルクが徐々に進出し先頭に立つが、直線入り口では外へ逃げるような仕草を見せ、さらに内にささり伸びが止まる。
直線馬場の6分どころからキングカメハメハ、さらに外からハイアーゲームが並んで先頭に踊り出て激しい叩き合い・・・も束の間、一気にキングカメハメハが突き放して先頭に立ち、焦点は2着争いに。
コスモバルクの内、昨年のネオユニヴァースのビクトリーロードを突いてきたデムーロ/ダイワメジャーも直線半ばで力尽き、外から追いこんできたスズカマンボキョウワスプレンダの更に外、8分どころから一気の追いこみを見せた横山典弘/ハーツクライが2着に突っ込んだところがゴール。

終わってみればキングカメハメハ(無印)の圧勝だった。
NHKマイルとの変則2冠を達成し、しかも両レースともレコードでの勝利。
これまで3歳春の時点でここまでのパフォーマンスを見せた馬がいたか・・・。
現時点での同世代最強を高らかに宣言し、今後のローテーションに要注目だ。
ダンスインザムードが参戦を表明している宝塚記念に出てくれることを祈る)

2着のハーツクライ(△)は懸念されていた馬体減はなく現時点で最高の出来に写ったが、まだ馬体は薄く身が入りきっていない印象を受けた。
晩成型の血統であり、(皐月賞大敗で露呈したような)若さ・か細さが抜けてくれば凄い馬になるかもしれない。

青葉賞の完勝で自信をもって挑んだハイアーゲーム(◎)は3着に敗れた。
Hペースの差し比べ、時計の出る府中の2,400は絶好の舞台であり、蛯名騎手の騎乗もけちのつけようのないものだったと思う。
坂をのぼるあたりからキングカメハメハに突き放されたのはまさに地力の違いであり、今日のところは完敗と言わざるを得ない。
瞬発力・推進力は相当のものを持っているが、ここぞというところで踏ん張りが効かないあたりがこの馬の現時点での限界なのだろう。
秋に期待したいが、菊花賞の舞台・淀の3,000で上位2頭との差がつまるとは考えにくく、今後の展望に若干暗雲が広がりつつある印象。

地元北海道の夢を背負って走ったコスモバルク(○)と五十嵐騎手にのしかかった東京優駿・日本ダービーの歴史と重圧は予想以上に大きかった。
パドックでは皐月賞よりむしろ落ち着いているくらいだったが、返し馬で騎手の意思に反して首を曲げ外ラチににじり寄っていったあたりから、両者の緊張感が手に取るように伝わってきた。
パドック周回が終わる頃にラフィアンの岡田代表からかなり長い間指示を受けていた五十嵐騎手。
おそらく皐月賞の再現だけはさけようと、陣営は悔いのない積極的な競馬を考えていたのだろうが、それにしても今日の競馬は無謀としかいいようのない内容。
気性面もふまえて今後は2,000メートル前後のレースに出走してほしいと思うし、その辺りの距離ならまだまだGI制覇の可能性はあると思う。

晴れてダービージョッキーとなった安藤勝巳騎手。
彼がこの府中2,400・オークスの舞台に地方騎手として立ち、コスモバルクと同じ地方所属ライデンリーダーで果敢に先行、儚く馬群に飲まれてから約10年。

競馬の醍醐味を感じた第71回日本ダービーだった。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| DOS 04/5/30 17:21  
キングカメハメハの圧勝で今年のダービーは幕を閉じた。
勝ち馬キングカメハメハ・・・道中はハイアーゲームとだいたい同じ位置。直線手前で一気に加速直線半ばで先頭に立ちそのまま突き放した。まだまだ底が見えない。これからのローテーションに注目したい。
2着ハーツクライ・・・きがつけばこの馬も安藤勝騎手の馬でしたね。道中は後方で無理の無い追走。直線大外をものすごい勢いで駆け上がってきました。さすが横山典騎手という大胆な騎乗。ただまた2着になってしまった。
3着ハイアーゲーム・・・道中から勝ち馬とだいたい同じ。お互い意識していたのか。2着ハーツクライとは違い完全に勝ちに行った競馬。それでこの3着は評価できるが,東京コースでしか実績を残して折らず少々今後不安。

皐月賞組みは惨敗。ダイワメジャーは距離や東京コースなど様々な面が作用した感じ。それでもしぶとい粘り腰でコスモバルクをかわしたのはさすが。

コスモバルクはスタートから少々テンションが高かった。完全に勝ち行ったようだがすこし焦りがあった。マイネルマクロスのペースにつぶれてしまった。マイネルにコスモがつぶされた感じがしてしまった。

キングカメハメハが心配になってきました。2戦連続レコード(東京コースは高速馬場)で脚は大丈夫だろうか。先輩のタニノギムレットクロフネも爆発的強さを誇示したあとすぐ引退してしまった。すぐに休んでほしい。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| サンヴァレー 04/5/30 18:44  
今年のダービーはキングカメハメハの一人舞台だったと思います。
まずはゲートが空いてフォーカルポイントが少し出遅れたがその他の馬は問題ないスタート。まず押しながらマイネルマクロスが先頭に立って先頭に立ってからは後続をかなり離して前半1000mを57秒台。あきらかにHペースでした。そういった状態でコスモバルクは折り合いを欠きながら3番手。キングカメハメハは中段、その後ろにハイアーゲーム、そしてハーツクライは後ろから2頭目。その状態で3コーナーまで進み、3コーナー〜4コーナーにかけてコスモバルクが一気にまくって先頭に。ただ府中の直線は長かった。直線に入り外に出して坂の下でキングカメハメハが先頭に立つと後はそのまま独壇場。キングカメハメハをマークしていたハイアーゲームも伸びてはいるが差はつまらない。そして直線に入るまで後ろから2頭目でためていたハーツクライが伸びる外に出して追い込んで2着にきたがすでに遅し。キングカメハメハは2分23秒3の大レコードで圧勝。

私なりに何頭かコメントを。
キングカメハメハ・・強いの一言です。この世代NO1の座についたと言っても過言ではないでしょう。後は故障などに気をつければ更に勝ち続けられるでしょう。個人的にはナリタブライアンの時と同じ衝撃を受けました。
ハーツクライ・・また横山騎手&橋口師の2着(笑)。正直この馬の成長には驚いています。皐月賞TR終わった時点では秋にはGIを狙えるかもしれないけど、今は上位とは差があるなって印象がありました。ただ今日のレースを見てると上昇度がすごい。私は今の時点で菊に一番近い馬だと思います。
ハイアーゲーム・・今日は実力を出し切っているでしょう。勝った馬が強かった。蛯名騎手の乗り方も悪くなかった。菊は距離は大丈夫だと思うけど右回りが駄目なので思い切って秋天に行ってみれば?と思いました。
ダイワメジャー・・今日はHペースの中、前にいた馬の中では最先着。皐月賞を勝つくらいだから弱いわけじゃないけど、やはり上位とは力の差がある気がする。また距離も中距離がベストでコースも小回りコースの方がいいのでは?
コスモバルク・・今日の結果が実力ではないでしょう。五十嵐騎手も認めているようにダービーの雰囲気に呑まれてしまった感じがします。今日のレース振りは9年前のライデンリーダーを思い出しました。地方馬でも強い馬は強いし、中央の馬と実力差は少なくなってきてると思いますが、地方の騎手はやはり中央の騎手に比べて中央コースで乗りなれていないのでしょうか?しかしまだこれで終わったわけではないので、これからも挑戦し続けてほしいと思いますし応援し続けます。
最後にマイネルブルックが競争中止してしまい、診断の結果最悪の事態になってしまいました。とても残念です。ご冥福をお祈りします。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| UG 04/5/30 18:49  
レース自体はマイネルマクロスが超ハイペースで引っ張る展開で、コスモバルクメイショウムネノリが追走。
直線、ハイペースの展開でかなり早仕掛けのコスモバルクは8着に惨敗、それを意識していたキングカメハメハも早めに抜け出す形になり、キングカメハメハをマークしていたと思われるハイアーゲームも早仕掛けな感じでした。
直線の攻防では一時キングカメハメハを上回る脚色で迫ったハイアーゲームでしたが、化物の前には敵わず後退。
直線勝負にかけたハーツクライに刺され3着でした。
ハーツクライは展開が向いた感じで、キングカメハメハが並みの馬だったら差しきっていたんじゃないかと思います。
勝ったキングカメハメハとの差は着差以上にあると思います。
菊では3着のハイアーゲームが要注意かな?
コスモバルクは展開不向きも有りますが、この馬はこれ以上の上積みはあまり期待できないような感じもします。(そう言っていると自走で激勝しちゃうんですが・・・)

それにしてもキングカメハメハ、この馬に日本は狭すぎる、積極的に海外に行ってほしいと思います。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| 穴党専科 04/5/30 18:54  
キングカメハメハ変則二冠達成、松田国英調教師G1三連覇達成。歴史に残るダービーとなった。
マイネルマクロスが「1コーナーで外に逃げたのを矯正した時にガツンとかかった」(中村師)影響で望外の超ハイペース。レコードタイムが生まれる要因となった。コスモバルクダイワメジャーなどが軒並み沈む中、キングカメハメハは全く危なげのないレースぶり。まさに完勝だった。この馬、いったいどこまで強くなるのだろう。正直、この馬の強さは人知を超えていると思う。マイルでも2400mでもあの強さ。これから日本競馬を背負って立つ存在になってほしい。
ハーツクライは注文をつけてスタートから後方待機。展開が嵌まった感じだが、末脚の斬れはかなりのもの。ハイアーゲームは青葉賞ほどは弾けなかった。まだ幼い印象で、この2頭は秋に向けて成長も期待できる。巻き返しに期待したい。
コスモバルクは今日はこれまでにないチグハグなレースぶり。あのペースを4角先頭で8着は凄いと思うが、皐月賞の時のように我慢が利いていればと思うと非常にもったいなかった。それにしても、5頭出しのマイネル・コスモ軍団はマイネルブルックが予後不良、コスモサンビームが骨折→経過観察中、マイネルマクロスが望外の大暴走、総大将コスモバルクは掛かって惨敗と踏んだり蹴ったりのダービーとなった。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| 人力 04/5/30 20:01  
史上最高速馬場とマイネルマクロスの作り出した1000m通過57.7秒の暴走ラップが生み出したのは、ダービーレコードを2秒も短縮する「2分23秒3」という異常レコードと、素質馬2頭の骨折だった。

レースは正に、キングカメハメハの独壇場。4角でコスモバルクの外から先頭に並びかける。ハイアーゲームとの追い比べか、と思わせたのも刹那、坂を上がってからは1頭だけしっかりとした足取りで完勝した。最後は流す余裕さえ見せたように思われ、1・1/4という着差以上の強さを見せつけた。

後方2番手から追い込んだハーツクライが、展開の助けもあり粘るハイアーゲームを捉えて2着に入った。久々に横山典騎手が2ゲッターぶりを発揮。あれだけ前と差が開いたら勝てるものも勝てないだろうに……と思うのだが、まあ、暖かく見守っていようと思う。

3着は、終始キングカメハメハをマークする形でレースを進めたハイアーゲーム。直線入り口の手応えは「おっ」と思わせるものがあったものの、坂を上がってからは足が上がって内にささる。力負け。長くいい足を使うタイプと、瞬間の切れ味を身上とするタイプの差とも言える。

4着キョウワスプレンダ、5着スズカマンボ。いずれも後方から足を伸ばし掲示板確保。この結果からも、皐月賞時の中山馬場の異常さが見て取れる。まあ、今年の東京馬場は異次元なのだが。

6着に皐月賞馬ダイワメジャー。あの展開で6着なのだから、皐月賞の勝利はフロックではない。この後どういった路線を歩むのかわからないが、精神面に進境が見られる今ならばもう大崩れすることはなさそうだ。騎手がどうなるか、という面も含め、注目したい。

8着に道営の雄・コスモバルク。今日はレース前からテンションがおかしかった。3コーナーを回ったところでかかり気味に先頭に立ったのが、今レース唯一の見せ場。直線はアラアラで、余力は残っていなかった。展開、というよりは自分に負けてしまった感じ。中距離路線での巻き返しを期待したい。今の気性のままでは、菊を狙うのは無謀だろう。

12着の朝日杯FS馬コスモサンビームは、レース後第一指節種子骨々折が判明。競争を中止したマイネルブルックは左第一指関節脱臼で予後不良。レースを無事に走り終えた馬達に、このレースの反動が出ないことを願って止まない。それくらい、今日のレースは厳しいレースだった。

府中高速馬場に散ったサイレンススズカの悲劇を忘れてしまったか。レコード駆けは派手ではあるが、それを走らされる馬達への負担と後遺症を考えない限りは、日本競馬の発展はあり得ないだろうと思う。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| とお 04/5/30 21:01  
12.5 - 10.6 - 11.3 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 12.5 - 13.0 - 12.5 - 11.5 - 11.7 - 12.7

1着 キングカメハメハ マイルで強い馬が2400で強いのか…と思ったがこの馬はマイルでも2400でも本当に強かった。

6着 ダイワメジャー SS産駒の体重が大きく増えているとろくなことが無い。見た目云々より、大きく増えているというそれだけで危険視したほうが良いかもしれない。

8着 コスモバルク 
マイネルマクロスが超Hペースで飛ばし、1000メートル通過が57.6。Hペースでとばして押し切る怪物といわれたサイレンススズカが2000メートルで刻むようなラップを前半に気合いをつけて引っかかったマイネルマクロスが2400で踏んでしまった。コスモバルクはこのペースを3番手で折り合いを欠くという不運で、手応えに不安を感じた五十嵐騎手が早めに動いて差を開き粘りきろうという、まさにイチカバチカの戦法を取った。無謀な作戦でも、それぐらい勝ちにこだわったレースだった。結果は出なかったが。。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| 帝王 04/5/30 21:37  
日本ダービーは、競馬の祭典にふさわしい好勝負だったと思う。1着キングカメハメハ あきれる程の強さでした。2着以下とは、着差以上の差があるように思う。現時点での完成度は相当なもの。古馬と混ざっても遜色無いと言うよりは、それ以上ではないか?今後も楽しみな1頭。2着ハーツクライ いい脚で追い込んできたが届かず。。。展開は、はまった感じでだっただけに、現状では力差があると思う。3着ハイアーゲーム 持ちタイムだけは走ってるだけに、ほぼ同じ位置取りで負けてるだけに、相手が悪すぎた。4着キョウワスプレンダ 5着スズカマンボ よく追い込んできたが、既に勝負は決した後。。ダイワメジャー自分の形ではあったが、流石に流れが速すぎた印象。しかし、能力は高いと思う。コスモバルクは、ちぐはぐな競馬になってしまった感じがした。動くのが速すぎた感じだが、自分の形でねじ伏せに行った所は好感がもてるし、見せ場充分だった。騎手も馬もみんなの夢をしょいすぎてしまったようだ。。。。ダービーが故の。今回は負けてしまったが、これからも楽しみな1頭になると思う。騎手とともに成長してほしい。今年は近年稀に見る、超ハイレベルだけに、故障などしないで無事に成長してほしい。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| タカハシ 04/5/30 22:42  
1着 キングカメハメハ
  1頭だけ圧倒的に強かった。高く評価したい。ただのマイラーではなかった。オグリキャップ級の意外性を秘めた名馬になるかもしれない。それだけに、何でこんなローテーションで使われるのか、馬がかわいそうでならない。ケガは免れても、今後の成長力に影響がないとは言えない。中2週の連続レコード駆けの代償はいかばかりか、秋になればはっきりする。
2着 ハーツクライ
  個人的には菊花賞で、と思っていた。中2週でも体重が増えており、パドックでの雰囲気も上々だった。おしまいだけにかける競馬で、ペースも速かったからそれがハマッたと言える。秋への成長が期待される一頭。
3着 ハイアーゲーム
  完全に力負けした。それでも4コーナーからカメハメハについて回って負かしにいった蛯名騎手の判断は、間違っていなかったと思う。追ってからの伸びは上位3頭のうちで一番子供っぽかった。完成度の差が出た。
6着 ダイワメジャー
  展開とペースもあったが、ほとんど伸びなかったところを見ると、やっぱりマイラーではないのか。それとも中間緩めの調教過程で、太め残りが影響したか。デムーロ騎手は盛んに東京の2400はベストと言っていたが・・・。騎手に馬の適性距離を見極める力があるのか、私は今ひどく疑問を感じている。
8着 コスモバルク
  テンションが高かったが、それは弥生賞、皐月賞とも同じことだった。やはりかかり気味で乗り切れるほど府中2400は甘くない。五十嵐騎手も4コーナーで後ろを振り返ったりチグハグで、ダービー初騎乗の若さが出てしまった。今後は中距離で注目したい。
 かかって行ったマイネルマクロスのオーバーペースで驚異的なレコードが出されたわけだが、その影にはマイネルブルックの予後不良がある。硬すぎる馬場。10年以上も破られなかった時計が突然2秒も縮まるなんて不自然だ。皐月賞といい、このところの異常馬場は目に余るものがある。何とかしてほしい。NHKマイルC→ダービーのローテに関しても私は全然納得していない。現にコスモサンビームはイケイケでダービーも使って骨折してしまった。ダービーがホースマンの夢だというのなら、一本にしぼればいい。東京を経験させたいのなら、青葉賞を使えばいい。キングカメハメハがもし無事だったとしても、それは例外中の例外だろう? 松田国師ほどの実績ある調教師なら、後進の目標にされるような立場だと思うが、それが馬をつぶすローテーションを奨めてしまっていいのか。レースとしては白熱したが、ひどく釈然としないものが残るダービーだった。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| 金欠マン 04/5/30 23:49  
キングカメハメハはこれくらい走って当然。全体的なレベルも決して低いものではなくむしろ高いと思うがその中でもレベルが違う。しかし走り方を見てもまだ若い。まだがむしゃらといった感じで走っていて首の使い方や脚捌きなどまだ良化の余地がある。
二着のハーツクライはハイペースなら確実に飛んでくる。ツルマルボーイと同タイプ。これからもキングカメハメハの出ないレースでは特に期待できる。
三着のハイアーゲームは力を十分に出せた。キングカメハメハに並びかけて離されて普通なら戦意喪失のところでよく踏ん張った。
五着のスズカマンボはカメハメハが出ないであろう菊花賞では現時点でナンバーワン候補。この馬は結構強い。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| うまぽん 04/5/31 00:36  
最後の直線は力尽きたものが脱落していくアメリカンスタイルの競馬。スローの直線勝負ばかり見せられていた競馬ファンの目にはこのレースは刺激的に映ったに違いない。結果的には2分23秒3というレコードタイム。しかし、マイネルブルックが予後不良、コスモサンビームも骨折という血の代償があったことを忘れてはならないだろう。

一着:キングカメハメハ
最後は底力の違いを見せ付けた感あり。同世代間では負ける気がしない。
二着:ハーツクライ
最後はほとんどの馬の脚が止まりかけた中、猛然と突っ込んでくるが、
やはりちょっとだけ恵まれた感じがする。GIでも戦えるメドはついたが
展開に注文がつくタイプなのではと思う。
三着:ハイアーゲーム
一着馬を負かしにいった分、最後差された。東京コースの相性の良さと
末の確かさは十分に発揮していたが、それだけに今回の一着馬との差が
見えた感じ。
四着:キョウワスプレンダ 五着:スズカマンボ
後方待機組。やはり展開に恵まれた感じもするが、現時点で同世代間では
実力上位グループに入るのではないか?

六着:ダイワメジャー
道中先行勢の中では善戦した方。今回は展開のアヤもあっただけに
それほど悲観しなくても良さそう。

八着:コスモバルク
五十嵐騎手は皐月賞でオーナーの指示を軽視した分、今回はパドックで
オーナーによく指図されていた模様(w 本場場の入れ込みようは
やはり関東の突然の暑さに参ってしまったのか?
道中は乱ペースの中、素人目にもちぐはぐな競馬だった。
ひょっとしたらオーナー指示でマイネルマクロスとの連携作戦が
あったのかもしれない(これは憶測)

マイネルマクロスは結果としてコスモバルクを殺す競馬をしてしまった。
ピサノクウカイホオキパウェーブは現時点ではGIでは力不足。
コスモサンビームは強行軍がたたっての骨折。それだけに似たローテの
キングカメハメハも心配ではある。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| ボーンキングZ 04/5/31 23:36  
強かったキングカメハメハ・・・言葉をなくす程。。。 2着にハーツクライ結局、安藤勝巳に強い馬の騎乗以来がきていたクラシック戦線だった証明がされたんですね。2着にきて欲しかったマイネルブルック、直線で故障してしまったみたいです。藤田伸二は落馬、ブルックは悲しいながら予後不良みたいです。正直コスモバルクが馬郡に沈むことはわかっていました、力を持った馬なんですが。...
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| 淀まで15分 04/6/2 18:18  
馬場の外を、堂々とキングカメハメハが進出してくる。前方には先頭に立ってしまったコスモバルク、直後にはピッタリとハイアーゲームが追走している。
そこからが「南の島の大王様」の独壇場だった。一杯になったコスモバルクと伸びあぐねる皐月賞馬ダイワメジャーを交わすと、追いすがるハイアーゲームをあっさり突き放す。
ゴール前、シンガリ一気に賭けたハーツクライが強襲してくるも王座を脅かすには至らず。文句なしの完勝でキングカメハメハが第71代日本ダービー馬の称号を得た。
NHKマイルCに続くレコードタイムでの勝利。たった1ヶ月の間に1600mと2400mのG1でレコードを叩き出した。
この距離を問わない強さに、同じ父を持つかつての名馬エルコンドルパサーを想起させる人も多かろう。
今後は「中山は向かない」なんてことを言わず、さらにユーティリティな活躍を期待したい。

2着ハーツクライ。年明けデビューから6戦目でダービー銀メダル。ずっと馬体が減っていたのが懸念されたが6キロ増。
コンディションを崩さずに大舞台に辿り着けたのが大きかった。橋口師−横山典騎手コンビはまたG1・2着。
キングカメハメハに食らいついて行ったハイアーゲームは振り切られる形で3着。
あそこでジッとしていれば2着もあったかもしれないが、一番人気馬にケンカを売った3〜4角は見応え十分だった。

2番人気とはいえ今年の「主役」だったコスモバルクは無念の8着。敗因はもはや周知の通りだろう。
早めに先頭に立ってしまうよもやの展開。直線半ばまで懸命に粘ろうとしていたが、さすがに失速してしまった。
4角手前からゴールまでの800m足らずの距離が、五十嵐騎手にはどれだけ長く感じられたことだろう・・・
鮮やかな末脚で頂点を極めた勝者と大きな壁に塞がれてしまった挑戦者は、残酷なまでのコントラストを描いていた。
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| ホームルーム 04/6/2 19:04  
結果的にはキングカメハメハの強さが際立ったレースだった。
レースはマイネルマクロスが1000m57秒台と無謀の暴走
コスモバルクは折り合いを欠いたというのもあるが、本馬場入場の時から
おかしかった。この暑さも多少は影響したのだろう…。
キングカメハメハは道中、中団よりやや前でそれを3番人気のハイアーゲームがマークする
3コーナーあたりでコスモバルクが先頭に立ち4コーナーでもまだ先頭だったが、あっさりとキングカメハメハハイアーゲーム交わされ後退していく
キンカメとハイアーの一騎打ちかと思ったが、キングカメハメハが引き離していく・・・結果的にはキングカメハメハが2:23:3という脅威のダービーレコードで快勝!
ハイアーゲームは結局ハーツクライにもさされ3着
2着ハーツクライ3着ハイアーゲームは勝った馬との差は完成度の差?
キングカメハメハには国内だけでなく海外にも行ってほしい
と華やかな結果になったようにも見えるが、マイネルブルックが予後不良、
コスモサンビームが左第一指節種子骨の骨折。
アドマイヤビッグが右第3指骨々折と残念な出来事も多々。。。
これは芝状態が多少?ながらも影響していると思う
芝が硬すぎた結果。こうなったとも言えると思う

[0.18]

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