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[ 2004/11/28 ジャパンC (東京・芝2400m) - レースデータ ]

[レース]
▼回顧
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/11/28 ジャパンC 東京 芝2400 G1 3上国  25000



馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差
1200
 〜
距離
実績
〜 
3200
実績
Point
距離
Point


ゼンノロブロイ

2000 黒鹿 57 2. 24. 2 61 ----====---1071 1545 抹消
[地] コスモバルク

2001 鹿毛 55 2. 24. 7 58 ----====---440 1298 抹消
デルタブルース

2001 鹿毛 55 2. 24. 8 57 ------=====327 827 抹消
[外] ポリシーメイカー Policy Maker

2000 鹿毛 57 2. 24. 8 58 ----====---38 332 抹消

ナリタセンチュリー

1999 鹿毛 57 2. 24. 9 58 ----=======239 550 抹消
[外] フェニックスリーチ Phoenix Reach

2000 鹿毛 57 2. 25. 1 57 ------=----0 232 抹消
[外] リュヌドール Lune d'Or

2001 黒鹿 53 2. 25. 2 54 ----====---0 178 抹消

エルノヴァ

1999 鹿毛 55 2. 25. 3 55 ---========113 339 抹消
ヒシミラクル

1999 芦毛 57 2. 25. 6 54 ----=======418 351 抹消
10
ハーツクライ

2001 鹿毛 55 2. 25. 7 53 ----====---530 944 抹消
10 [外] パワーズコート Powerscourt

2000 鹿毛 57 2. 25. 7 54 -======----0 100 抹消
12 (地) トーセンダンディ

1998 鹿毛 57 2. 25. 7 54 --====-----98 138 抹消
13
ハイアーゲーム

2001 青鹿 55 2. 25. 8 52 ---=====---243 590 抹消
14 (外) マグナーテン

1996 鹿毛 57 2. 27. 0 47 -=====-----388 259 抹消
15 [外] ウォーサン Warrsan

1998 鹿毛 57 2. 27. 5 45 ------===--0 325 抹消
16
ホオキパウェーブ

2001 黒鹿 55 2. 27. 9 42 ----======-157 265 抹消


[レース回顧] [ レースBoard ]
ジャパンC [ ☆レース回顧 ]
|| 穴党専科 04/11/29 00:36  
ゼンノロブロイが圧勝。力の違いを見せるとともに、これで暮れの大一番に弾みがついた。このタイム、この着差、完勝だろう。今日は早めに抜け出してからも集中力が途切れることなく力強く伸びた。見た目以上に追わせるタイプなのだろう。ペリエ騎手に合っている。
コスモバルクは今日はいつになく折り合いがスムーズ。ただ、斬れる馬ではないのでもっと強気にスパートしても良かったと思う。とはいえポリシーメーカーを差し返したあの勝負根性は見事。有馬記念での方が舞台設定は合っている。
パドックで好馬体に見えたデルタブルースはチグハグな競馬ながら最後突っ込んで来て3着。菊花賞はフロックでないし、この内容は立派。まだ脚もあっただろう。
ハーツクライハイアーゲームの2頭は揃って惨敗。今年のダービーの上位組は相次いでケガで引退や休養したりして全くいいところがない。正直、成長が止まった気がしてならない。
ジャパンC [ ☆レース回顧 ]
|| 人力 04/11/29 03:10  
あの詰めの甘い馬が2馬身も3馬身も離して勝ってしまうとは、全くジョッキーの腕なのか、俗に言う「勝ち癖がついた」というやつなのか。あまり認めたくないが、恐らく前者なのだろう。ゼンノロブロイが、いや藤沢厩舎が悲願のジャパンカップ戴冠。同厩マグナーテンの引っ張る淀みない流れを、中団から見事に差し切る完勝劇を見せた。

勝ち馬の強さがさほどクローズアップされないのは、やはりペリエというジョッキーの偉大さの成せる業なのだろう。春にあれだけ人気しながら取りこぼしていたにも関わらず、ジョッキーが替わっただけでGI連勝を飾ってしまう。日本人騎手が不甲斐無いのかペリエが凄いのか……。ゼンノロブロイが人々にその強さを認められるには、このペリエというジョッキーの幻影と戦い、勝つことが必要になる――すなわち、ペリエ無しでGレース、欲を言えばGIを勝つ必要があるのではないか。ある意味、厄介な因縁を背負ってしまったようにも思われる。

勝ち馬と同等に褒められるべきはコスモバルクだろう。坂で馬群に飲まれそうになるも、そこから差し返して2着を死守したその勝負根性には呆れんばかりである。並んだら抜かせない勝負根性という名馬になる資質を持っているだけに、古馬になってからも活躍が期待できそうである。が、道営所属ということが、古馬になると今にも増してネックになりそうな点が心配。

3着に菊花賞馬デルタブルース。勝負決したところを後方から追い込んできた。距離が短い(笑)。もとい、あのもっさりした風貌が解消されれば、中距離でも十分に一線で戦えるだろうと予感させる走りであった。恐らく菊花賞時もベスト体重ではなかっただろう。絞れた時の走りが、楽しみではある。

4着に外国馬最先着ポリシーメーカー。外国馬最低評価も何のその、ゼンノロブロイと同じような位置取りからよく伸びた。コスモバルクに競り負け、デルタブルースに差されたものの着差は全くと言っていい程なかった。馬場が合ったということだろう。

対照的に穴人気したパワーズコートウォーサンの両海外GI馬は、それぞれ11・15着に大敗。こちらは馬場が合わなかったもよう。ことウォーサンは数字以上に馬が小さく見えたことから、体調が悪かったのかも知れない。検疫のせいか、それがための検疫日数超過か勘繰ってしまうところ。

ハーツクライハイアーゲームのダービー2・3着馬は全く見せ場がなかった。春は今回2・3着に入線した両馬に先着したりいい勝負をしたりしていたことから、これが実力ではない、筈。疲れが溜まっているのだろう。特にハイアーゲームは、恐らく悪名高い今年のダービーで燃え尽きているだけに立ち直るのには時間を要するかも知れない。ホオキパウェーブが何と大差シンガリ。何も無ければいいが……。

長々と書かせて貰ったが、今JC最大の見所だったのはコスモバルクの差し返しと、ヒシミラクルの馬なり4角2番手であろう。掲示板に乗るんじゃないか、と正直私もビックリした(が、結局9着)。
ジャパンC [ ☆レース回顧 ]
|| 大根役者 04/11/29 21:21  
レースを引っ張ったのはマグナーテン。1000Mを59.6秒で通過したのだから、理想的な平均ペースだろう。各馬無理のない、力を出し切ったレースが出来たのではないだろうか。

強さが際立ったゼンノロブロイ。中団をポツンと追走し、理想的なレース運び。直線は追い出しのタイミングを計るだけで良い、という楽勝ぶりでG1を2連勝。距離うんぬん以前に、ここでは力が違った。今年一番メンバーの揃った宝塚記念ではやや力の限界を感じさせる4着も、秋シーズンをただ1頭順調に迎えたことで完全に流れをつかんだ。次走の有馬記念では宝塚記念で先着された馬達が復帰予定で、そこで真価を問われることになるだろう。今回は相手に恵まれた印象が強いが、騎手は完全に手の内に入れているようだし、馬の勢いもある。そして、何よりも“順調”。リベンジへの下地は整ったか。

注目された3歳馬。結果は古馬一線級とはやや力の差を感じさせるものとなった。
完全に差されたところを根性で差し返し、久々にらしさを見せたコスモバルクが2着。レース前からいつになく落ち着いていたという部分もあったのだろうが、番手でスンナリ折り合って競馬をすすめられた。応援していたファンとしては多少複雑な思いもあるが、能力を改めて証明できたのは良かった。次走予定の有馬記念は得意な中山内回りコース。先への楽しみは残した。
デルタブルースは出遅れてチグハグな競馬をしながら3着に突っ込んだ。馬体も絞れ状態も上向いたか、菊花賞はフロックでなかったことを証明した。成長著しく、こちらも中山は得意そうで、出走するのなら次が楽しみ。
ダービー2,3着のハーツクライハイアーゲームはともに惨敗。理由はいろいろ考えられるが、ダービーは展開や馬場に助けられた部分があったのかも知れない。

外国馬はポリシーメイカーが4着と健闘も、目玉のパワーズコートは10着。本当に取捨が難しい。
ジャパンC [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 04/11/29 21:31  
 こんな強いパフォーマンスを出来たのだろうか。ゼンノロブロイが直線抜け出した後は完勝。追い出してからの反応は素晴らしかった。ジョッキーが上手いのもあるだろうが馬自身も強くなってきている。これからもこのタッグは見逃せない。暮れの中山も更に盛り上がりそう。
 そしてもう一つ盛り上げてくれるかコスモバルクデルタブルースポリシーメイカーの差されかけるも2番手先行しての直線での伸びはいい。セントライト記念でもそうだったが二の脚が器用に使えたら強い。得意の中山では五十嵐冬樹がまた戻ってくる。個人的には五十嵐のほうが合ってると思うので頑張って欲しい。あくまでもルメールのおかげと言われて欲しくないのもあるので。
 デルタブルースは期待していただけに3着に粘りこんだのは素直に嬉しい。最後差されそうになるもわずかに抜けていた。上位3人が外人ジョッキーになるところを安藤克己が死守。マイナス14キロは丁度良く絞れたと言うことか。菊花賞馬はなんだかんだ言って面白い。
 ポリシーメイカーが外国馬で最先着。先行策が効いたか。次はナリタセンチュリーナリタセンチュリーは落鉄があったようなので、なんだかんだ言ってゼンノロブロイを京都で差しきった力は本物。
 ハーツクライハイアーゲームと人気していた3歳馬はいいところなし。ハーツクライは前走は外に回ったロスがあったがスランプに嵌ったのかどうか。ハイアーゲームもしゃきっとしない競馬が続く。次走も期待できそうにない。
 ヒシミラクルの直線での手応えがよかった。調子が上向きなのかも知れない。叩き3戦目の次に注目。

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