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[ 2007/4/29 天皇賞・春 (京都・芝3200m) - レースデータ ]

[レース]
▼出走馬一覧▼回顧
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2007/ 4/29 天皇賞・春 京都 芝3200 G1 4上国  13200



馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差
1200
 〜
距離
実績
〜 
3200
実績
Point
距離
Point


メイショウサムソン

2003 鹿毛 58 3. 14. 1 62 ---========972 406 抹消

エリモエクスパイア

2003 鹿毛 58 3. 14. 1 62 ---========69 217 抹消

トウカイトリック

2002 鹿毛 58 3. 14. 1 62 -------====478 1488 抹消
アイポッパー

2000 栗毛 58 3. 14. 2 61 ------=====351 681 抹消

トウショウナイト

2001 栗毛 58 3. 14. 4 61 -----======301 240 抹消

トウカイエリート

2000 黒鹿 58 3. 14. 5 62 ----=======56 269 抹消
アドマイヤタイトル

2002 鹿毛 58 3. 14. 6 61 ----=======21 73 抹消
ダークメッセージ

2003 栃栗 58 3. 14. 8 61 ---====----140 84 抹消

アドマイヤモナーク

2001 鹿毛 58 3. 14. 9 60 ----=======288 325 抹消
10 ファストタテヤマ

1999 鹿毛 58 3. 15. 1 59 ----=======403 524 抹消
11
マツリダゴッホ

2003 鹿毛 58 3. 15. 1 60 ----====---586 18 抹消
12 デルタブルース

2001 鹿毛 58 3. 15. 2 59 ------=====327 329 抹消
13 ネヴァブション

2003 黒鹿 58 3. 15. 4 59 ----=======343 255 抹消
14 ウイングランツ

2000 鹿毛 58 3. 15. 9 57 ----=======92 103 抹消
15 ユメノシルシ

2002 黒鹿 58 3. 18. 1 53 ---=====---78 18 抹消
16 マイソールサウンド

1999 栗毛 58 3. 21. 7 42 --========-321 137 抹消


[出走馬一覧・詳細]

04/29(日)  天皇賞・春 (G1 4歳上牡牝国際・定量 京都 芝3200m)

登録頭数:16頭 
馬名 性齢 斤量 騎手 実距近総
績離走合
場所 月.日
条件 (着順) 馬場/( )良 [ ]稍重 【 】重,不良
距離 タイム偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績




オペラハウス
メイショウサムソン
マイヴィヴィアン(ダンシングブレ
牡 4
58.0
石橋守
◎‥○◎
京 10.22
G1 4
3000  62
東 11.26
G1 6
2400  54
中 12.24
G1 5
2500  57
3


阪 4.1
G2 1
2000  56
49 5 25 38
サッカーボーイ
(父)アイポッパー
サンデーアイ(サンデーサイレンス
牡 7
58.0
安藤
勝己
×○△○
京 10.8
G2 6
2400  30
東 11.5
G2 2
2500  61
中 12.2
G2 1
3600  60
3


阪 3.18
G2 1
3000  50
28 24 22 34
エルコンドルパサー
トウカイトリック
ズーナクア(シルヴァーホーク)
牡 5
58.0
池添
謙一
‥◎▲▲
中 12.2
G2 2
3600  59
京 1.7
OP [ 2
3000  55
東 2.11
G3 1
3400  60
阪 3.18
G2 3
3000  49
16 29 23 31
ダンスインザダーク
(父)デルタブルース
ディクシースプラッシュ(ディキシ
牡 6
58.0
岩田
康誠
△△×△
外 10.21
豪国 3
2400  56
外 11.7
豪国 1
3200  51
中 12.24
G1 6
2500  57
阪 3.18
G2 4
3000  50
30 11 19 24
ダンスインザダーク
(父)ファストタテヤマ
メインゲスト(ターゴワイス)
牡 8
58.0
武幸
四郎
○▲‥×
京 1.7
OP [ 4
3000  52
京 2.17
G211
2200  44
阪 3.18
G2 6
3000  48
阪 4.7
OP ( 1
2400  44
39 14 14 22
ティンバーカントリー
トウショウナイト
ミッドナイトオアシス(ジャワゴー
牡 6
58.0
武士
沢友
×‥××
東 11.5
G2 1
2500  60
中 12.24
G1 7
2500  57
京 2.17
G2 3
2200  46
中 3.24
G2 2
2500  61
23 1 21 18
サンデーサイレンス
マツリダゴッホ
ペイパーレイン(ベルボライド)
牡 4
58.0
横山
典弘
‥‥◎‥
中 12.10
1600万 2
2000  58
中 12.23
1600万 1
1800  63
中 1.21
G2 1
2200  56
中 3.24
G2 3
2500  60
8 0 26 12
マーベラスサンデー
(父)ネヴァブション
パールネックレース(ミルリーフ)
牡 4
58.0
北村
宏司
‥‥×‥
京 10.22
G110
3000  61
中 1.13
1600万 1
2500  57
東 2.3
OP ( 1
2000  67
中 3.24
G2 1
2500  61
10 1 20 11
アドマイヤベガ
(父)アドマイヤタイトル
アドマイヤモンロー(カーリアン)
牡 5
58.0
四位
洋文
‥‥×‥
中 1.20
1000万 1
2000  55
東 2.18
1600万 4
2000  60
中 3.10
1600万 1
2500  60
中 3.24
G2 4
2500  59
1 0 22 9
スキャターザゴールド
エリモエクスパイア
エリモブラウニー(コマンダーイン
牡 4
58.0
福永
祐一
‥×‥‥
京 11.19
1600万 3
2200  43
阪 12.17
1600万 4
2400  47
東 2.11
G3 2
3400  60
中 3.24
G210
2500  55
2 7 15 9
ドリームウェル
アドマイヤモナーク
スプリットザナイト(トニービン)
牡 6
58.0
村田
一誠
‥‥‥‥
中 3.12
1600万 1
2200  48
京 4.30
G114
3200  58
東 5.28
G2 5
2500  43
9


中 3.24
G2 5
2500  57
2 1 18 7
フジキセキ
(父)ユメノシルシ
ユメシバイ(トニービン)
牡 5
58.0
吉田豊
‥‥‥‥
東 2.11
500万 1
2100 47
中 2.24
1000万 1
2500  43
中 3.10
1600万 2
2500  57
中 4.7
1600万 1
2200  51
0 0 16 7
タマモクロス
(父)マイソールサウンド
チアズスミレ(サンデーサイレンス
牡 8
58.0
角田
晃一
▲‥‥‥
京 10.8
G2 8
2400  30
東 11.25
G115
2100 45
京 2.17
G2 6
2200  45
阪 3.18
G2 7
3000  47
32 4 6 7
ダンスインザダーク
(父)ウイングランツ
アリシーナ(アリシーバ)
牡 7
58.0
秋山
真一
‥‥‥‥
函 7.24
G3 3
2000  60
函 8.6
OP ( 2
2600  49
札 9.11
OP ( 7
2600  47
18


中 4.8
OP ( 7
2000  56
9 0 14 7
ダンスインザダーク
(父)ダークメッセージ
エヴリウィスパー(ノーザンテース
牡 4
58.0
佐藤
哲三
‥‥‥‥
京 1.14
G2 3
2400  49
京 2.4
1000万 1
2200  54
阪 2.24
1600万 1
2400  58
阪 4.7
OP ( 2
2400  42
3 0 16 6
サンデーサイレンス
トウカイエリート
トウカイナチュラル(ナイスダンサ
牡 7
58.0
川田
将雅
‥‥‥‥
阪 12.17
1600万 1
2400  49
京 1.14
日経 2
2400  50
11


京 1.14
G2 2
2400    
阪 4.7
OP ( 9
2400  37
2 0 14 6


[レース回顧] [ レースBoard ]
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 07/4/29 23:09  
 戦前から小粒といわれたメンバー構成。とはいえ今年の古馬芝2400m以上の重賞の勝ち馬は、トウカイワイルド(日経新春杯)以外は全て出走。昨年の2冠馬メイショウサムソンと長距離G1を2勝した(菊花賞は遡ってJpn1になるわけだが)デルタブルースが出走している。
 G1馬がこの2頭しかいないのは、ここ2年間でディープインパクトが勝ちまくった結果であり、現状ではやむをえない。また回避・故障離脱した有力馬も何頭かいるが、それはこの春天に限った話ではない。要するに、競馬ファンが嘆くほど今回のメンバーは薄くなかったのだ。
 それでも低レベルそうな印象を与えたのは、先述のG1馬2頭が信用されていなかったからだ。だがそのうちの1頭のメイショウサムソンが好タイムで勝ったことで、自身の信用を取り戻した。それだけでなく、「強いサムソンが出ていたじゃないか」ということで、レースの評価も高めた感がある。

 レースはユメノシルシの逃げで始まった。続いてマイソールサウンド、内にマツリダゴッホ、続いてデルタブルーストウショウナイトの順。その後にトウカイトリックエリモエクスパイア、その次あたりにメイショウサムソン。1番人気アイポッパーは後方3番手くらい、ネヴァブションは最後方。
 1000m通過タイムは60秒台前半と速め。一時は隊列が縦長になったが徐々につまり、3角あたりでデルタブルースが仕掛ける。トウショウナイトメイショウサムソンが続いた。この3頭が4角で並ぶが、メイショウサムソンが前へ出る。それほどリードを奪えないまま外からエリモエクスパイアが、内からトウカイトリックがやってきて抜こうとするが、メイショウサムソンが二枚腰で競り勝った。
 2着はエリモエクスパイア、3着はトウカイトリックアイポッパーは直線で追い込んだものの4着に終わった。今回は先行勢が壊滅し、逃げたユメノシルシは15着、2番手マイソールサウンドは16着(最下位)、3番手マツリダゴッホは11着、4番手で真っ先に仕掛けたデルタブルースは12着。5番手のトウショウナイトが何とか5着である。

 メイショウサムソンは戦前の距離不安説を克服した見事な勝利。着差はわずかだが、もともとサムソンは接戦で勝つ馬なので、それ自体は心配いらないだろう。ただし、昨年のJCあたりから位置取りがやや後ろになる傾向があり、今回はそれが功を奏した面もある。上がりの勝負になったとき対応できるかどうかはまだわからない。

もう一つ強く感じたのが、阪神大賞典と春天の関係低下である。さすがに昨年のディープインパクトは両方を連勝したが、その前数年も阪神大賞典の勝ち馬が人気を裏切るケースが多く、一時期のように「阪神大賞典を勝てば春天では当然の本命」とは考えられなくなっている。今年もアイポッパーが1番人気で4着である。
 阪神大賞典=少頭数、スローになりがち
 春天   =多頭数、厳しいペースになりがち
 との傾向が見られる。ちょうど弥生賞と皐月賞の関係のようになっているのではないだろうか。今後も阪神大賞典をスローで勝った馬は疑っていきたい。

[0.08]

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