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七夕賞 [ ☆レース回顧 ] || Ｋ 09/7/14 01:37 　 外枠に先行馬が集まりペースが速くなるのではと見られていたが、その馬たちが尽く控えてしまった為、5F目に12.6秒と重賞としては途中で息の入る流れになった。とはいえ、それを判断してか各馬とも仕掛けが早く、上がり３F目，２F目が11.7 - 11.3と極端に速くなった為、最後の1Fは粘りの勝負となった感もある。 ミヤビランベリはこのレース連覇。昨年は流れ、斤量に恵まれての勝利という側面が大きく、その後の2戦の惨敗を見ても、当時の勝利がフロックとされた事は致し方が無い、当時の評価としてはそれが正しいものだった。しかし、今年に入って本格化を迎え、距離にも対応。前回今回と控える競馬で強さを発揮し、まるで別馬のような印象すらある。今回57kgでの出走だったが、結果的には直前のG2に圧勝した馬に失礼な評価だったということか。次走札幌ではかなりの相手強化となるが、今の勢いで通用するかどうか楽しみ。 アルコセニョーラは福島巧者振りを見せた。鞍上は前が寄れた事を怒っているようだが、それが無くとも勝ち馬を捕まえられたとは到底思えないし、前が詰まって追い出せなかったことが寧ろ最後の一伸びに繋がったという見方も出来よう。 ホッコーパドゥシャも馬は頑張っている。ただ、それだけに鞍上に一工夫が足りなかった感も残る。エプソムカップでもそうだったが、この馬にとってあの位置取りは後過ぎる感がある。鞍上がきちんと次までに修正している事を望みたい。 トウショウシロッコは斜行でお咎めを受けたが、苦しい展開、あのガリガリの馬体では致し方ない面もある。4着は頑張った結果と言えようが、サマーシリーズ中に立て直して来れるのかはまた別問題だろう。

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