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オールカマー [ ☆レース回顧 ] || マラ男 09/9/27 21:23 　 古馬の秋有力戦オールカマー。宝塚記念馬ドリームジャーニーとエイシンデピュティに、有馬記念馬マツリダゴッホ。新興勢力にシンゲンが加わり、神戸新聞杯と同様に注目を集めた。タイトルホルダーか、新興勢力かでオッズが分散して、ドリームジャーニー、シンゲン、マツリダゴッホらが人気の中心。 ラップ：12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.3 - 11.2 - 11.6 レースは外枠からマツリダゴッホとトーセンキャプテンが積極的に前に進むと、マツリダゴッホは直ぐ先頭を奪ってレースを作る。2番手にエイシンデピュティ、トーセンキャプテンが続き、マンハッタンスカイらが追走。7.6番手でシンゲンが内、ドリームジャーニーが外と思い描くような位置取りでレースを進める。1000m通過が61秒台。３．４コーナーにかかってもマツリダゴッホは楽なペースで先頭、２番手からエイシンデピュティとトーセンキャプテンが捕まえにいくが逆に後退。直線に入るとマツリダゴッホに全馬が接近するが、既に２馬身差のセーフティリード。そのまま終いまでリード保って楽々と逃げ切り。ドリームジャーニーとシンゲンは併せ馬で追いかけるが、差を詰めるまでには至らず。先行した組ではマツリダゴッホの他に、マンハッタンスカイ、トーセンキャプテンらが居残り、エイシンデピュティは失速しブービー。他の後方集団はカミソリ合戦で着差関係なかったが、その中ではトウショウシロッコとダンスアジョイの脚色が目立つものの、2.3着のドリームジャーニーらに肉杯する内容でなかった。 マツリダゴッホは「誰も行かないなら俺がいく」という鞍上横山典弘の気迫が篭ったレース。ペースも一貫して緩みなく、終いの脚も計算に入れて他馬に付け入る隙を与えなかった。上がり34.1秒でフィニッシュ。 ドリームジャーニーとシンゲンは上がり33.6秒台の末脚で猛追するが届かず。３ハロンの差は0.5秒とお手上げ。ただ、休み明けとしては上々のレース。 勝ちタイムは2：11.4秒で、ここ最近の中山の馬場を考えれば普通だろう。同開催土曜日500万下特別のレースで1200m1：07.5秒という数字を見れば納得。 天皇賞（秋）に繋がるかは分からないが、過去オールカマーから天皇賞を制した馬は皆無。その点がどうでるか。

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