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産経大阪杯 [ ☆レース回顧 ] || マラ男 14/4/7 19:39 　 今週の阪神競馬場は週末の雨と向かい風の条件から、上がりが掛かっていた。注目は3歳馬エピファネイア（1.9）、キズナ（2.4）、メイショウマンボ（6.4）の3頭。人気3歳馬はショウナンマイティ（13.2）ら一流古馬と対戦するのは初めてで、特にキズナは去年凱旋門賞以来である。阪神巧者ショウナンマイティは今年の東京新聞杯順延の影響で調子落ち。故障明けの2012年天皇賞春優勝馬ビートブラックが復帰。 ラップ：12.8 - 11.3 - 12.5 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.4 - 12.4 先頭はカレンミロティック、トウカイパラダイス、ビートブラック。10馬身以上離れてショウナンマイティ、メイショウマンボ、エピファネイア、フラナガッハ、キズナ。3.4コーナーで各馬が詰めてくるとビートブラックが後退。先頭はトウカイパラダイスだが、残り200mでキズナが1馬身差差して先着。エピファネイアはキズナと共に追い上げたが3着。メイショウマンボは伸びず。 今回、勝利への積極的姿勢を見せたのはトウカイパラダイス。キズナは駄目元の末脚勝負。エピファネイアは折り合い重視。その結果、10馬身差の間隔を空けたと思っている。エピファネイアは大方の見方として「自在性」を買われての支持だったが、今回のレースをみて失望感を与えただろう。メイショウマンボは仕上げすぎからくるオーバーワークの調教が合わなかったことでの敗戦だろう。 ここ最近、「負け＝騎手が悪い」という意見を多く見る。大半は期待はずれからくる悪意からのもの。特にエピファネイアの敗退の意見は騎手絡みだが、私的には同意活かしかねる。エピファネイアは十分な調教量をこなしておらず、身体が仕上がってない。パドックなど見ても平凡だった。馬の体調はリアルタイムで刻々と変化するものなので、何時も同じ状態で仕上がれることはできない。また、騎手と馬が呼吸を併せられない状況もあり、「上手い」と思う騎手でも手が合わない馬もいて、「上手い騎手ならどんな馬にも合う」という風潮紛いな意見には真っ向から否定したい。

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