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フェブラリーＳ [ ☆レース回顧 ] || 倫敦納豆 21/2/26 01:54 　 　JBCクラシック勝者のクリソベリル、チャンピオンズC勝者のチュウワウィザード、東京大賞典勝者のオメガパフューム、川崎記念勝者のカジノフォンテン、これらの参戦がなく、軸不在の戦いとなった。 　人気はカフェファラオ(3.3倍)、アルクトス(4.7倍)、サンライズノヴァ(6.0倍)、レッドルゼル(6.0倍)とここまで10倍以内で、以下ソリストサンダー、オーヴェルニュ、インティ、ワンダーリーデルが10倍台。 　12.5-10.8-11.4−11.8-12.0-11.9-11.9-12.1 　スタートで出足がつかなかったのはサクセスエナジーとサンライズノヴァ。まず内からエアアルマスが行きかけたが、ヘリオスとワイドファラオが譲らない。その後にオーヴェルニュとカフェファラオ、アルクトス、ワンダーリーデル、ヤマニンアンプリメ、スマートダンディー、その後にエアスピネルとレッドルゼルが並ぶ。さらにソリストサンダー、インティ、サクセスエナジーと来て、ミューチャリー、サンライズノヴァが最後方。始めの600mは34:7で、この間に先頭はワイドファラオがやや前になり、ヘリオスは下がり、カフェファラオが3番手になった。 　直線に入るところで、エアアルマスが内の利を活かして再び先頭に出る。残り400mあたりで内に潜んでいたワンダーリーデルが徐々に押し上げてきた。それを自分の戦機と見たか、次にカフェファラオが追い始めた。後ろからエアスピネルもやってくる。カフェファラオは先頭に立ち、エアスピネルの追撃を抑えて勝ち切った。 　カフェファラオは1番人気で勝ったが、これがGI初勝利であることと、先述のように昨秋のGI勝者たちが出ていなかったことを考えると「暫定王者」の扱いになるか。ただしこの馬は4歳であり、ここから長期政権の可能性もある。ここまでマイル戦では全勝、それ以上距離が伸びると負けが出てくるので、とりあえずは帝王賞などの2000m路線をどの程度試すのかに注目。 　今回のレース全般として、3〜4角を内で回ることの優位性が目立った気がする。この点について、他のネット掲示板などは見ていないので、「世論」がどう見ているかはわからない。ただ東京D1600mは、スタートの芝部分を活かせるなら(芝部分の長い)外有利、などとの説も聞いたことがある。今回はたまたまであり、レースの評価を落とす要素とはみなされないだろうと思っている。

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