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宝塚記念 [ ☆レース回顧 ] || 倫敦納豆 21/6/28 02:39 　 　今年の宝塚記念は13頭。人気はクロノジェネシス(1.8倍)、レイパパレ(3.5倍)、カレンブーケドール(6.7倍)、アリストテレス(9.5倍)とここまで10倍以内、以下キセキ(16.6倍)、モズベッロ(23.5倍)、ユニコーンライオン(27.8倍)と続くが、そこからカデナ(74.0倍)までが大きく空いた。なお、複勝でも同じ人気順である。 　12.3−11.2-11.6-12.4-12.5-12.4−12.3-11.5-11.5-11.5-11.7 　スタートで大外のキセキが少し外向きに出たものの、まずまずそろったスタート。先手を主張したのは最内から内ラチぎりぎりを進むユニコーンライオンと2番枠からその少し外に行ったレイパパレだが、ユニコーンライオンが先頭を取り切り、レイパパレはその後ろ(内ラチぎりぎり)に入った。そこで外からキセキが迫り、2番手に並ぶ。以下クロノジェネシス、ワイプティアーズ、カレンブーケドール、アリストテレス、シロニイ、モズベッロ、少し離れてメロディーレーン、アドマイヤアルバ、ミスマンマミーア、カデナで最後方。前半1000mは60:0。 　残り800mからスピードが上がってまずシロニイが後退、ワイプティアーズも苦しくなる。外からモズベッロがクロノジェネシスに並んでくる。 　直線に入って、まずレイパパレが先頭のユニコーンライオンに並ぶ。キセキは伸びない。ここでクロノジェネシスがじわじわと伸びて、最後の坂のところでさらに伸びて前の2頭を一気に抜き去り、宝塚記念連覇を果たした。2着争いはユニコーンライオンが二枚腰を発揮してレイパパレを差し返す。 　終わってみればクロノジェネシスの完勝。10回やれば10回とも勝っていたとまでは言わないが、それでも高い確率で勝ったのだろうなと思わせる強さだった。レイパパレは着順はともかく、いったん追いついた逃げ馬に粘り負けした点は気になる。単純にユニコーンライオンが強かっただけの可能性もあるが、「逃げなくても」このあたりが距離の限界だったのかもしれないし、他馬と競り合うと力を出せないタイプなのかもしれない。

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