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有馬記念 [ ☆レース回顧 ] || マラ男 22/12/25 18:37 　 クリスマス有馬記念。全国的に東京大阪以外、大雪吹雪まみれ。 ファン投票1位・タイトルホルダー（368,304）、2位・エフフォーリア（300,661）、3位・イクイノックス(294,688）と。一昨年→昨年の投票数（214,742→260,742）更に上回った。 人気はイクイノックス（2.3）、タイトルホルダー（3.6）、ジェラルディーナ（7.4）、ヴェラアズール（10.0）、エフフォーリア（10.1）と。1.2番人気は実力評価だが、タイトルとディープボンド（37.3）は凱旋門賞の疲れが懸念された（ゴール一杯追ったため※1）。 展開は13番枠に入ったタイトルホルダー中心で、この馬のペースに付いていき潰せるかどうか。馬場は良馬場も、時計は掛かっており、有馬前の2500m2戦は重厚な血統が上位占めた※2。 タイム：2:32.4 ラップ：7.0 - 11.3 - 11.7 - 12.1 - 12.5 - 13.1 - 12.7 - 12.4 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.4 - 12.3 上り3ハロン： 35.9 スタートしてタイトルホルダー直ぐ先頭へ。出遅れたジェラルディーナとボルドグフーシュ※3。4コーナーから外枠ブレークアップ、ディープボンド、ボッケリーニ、ジャスティンパレスらがタイトルホルダーへ取りつく。それらを振りほどき先頭切るタイトルが2馬身差で逃げる。集団も先頭目掛け密集し追撃。1.2コーナーの1200mハロン棒通過して、タイトル息入れペースダウン。残り1000m再加速するが、集団接近してプレッシャー与える。先頭タイトルホルダーは手動かない、先行集団は手を動かす、大外回って後方8番手イクイノックスが抜群の手応えで接近。 直線入るとイクイノックスが後続を一気に突き放し、勝利確実。2 1/2馬身差で勝利。2.3着馬も後方待機ボルドグフーシュ、ジェラルディーナ。 有馬含めの2500m・3戦（グレイトフルステークスと、グッドラックハンデキャップ。16頭フルゲート）見ると、直線で各騎手外へ進路取っており、内通ると負ける。因みにグレイトフルと有馬の勝利騎手はイクイノックスのルメール、グットラックはタイトルホルダーの横山和生である。 内馬場通ったことで脚を使わされ、後続馬集団のプレッシャーでバテたタイトルホルダー。そのプレッシャー役を辞めたイクイノックス。 彼らなりに今回勝ち負けの理由は納得しているもののと思われる。なお、タイトルホルダー陣営が会見で違和感いい、その理由を曇らせたが。レース後「ゲートの出鈍い、直線手前替えてない」と騎手は答えた。今回の負けは誰も気にしないだろう。 年度代表馬争い・受賞の側面あった今回、イクイノックスが年度代表馬・最優秀3歳牡馬。タイトルホルダーが最優秀4歳以上牡馬、ジェラルディーナが最優秀4歳以上牝馬で決まりだろう。なお、最優秀短距離馬に関して無選出の可能性高い。来年から短距離馬受賞は廃止して、分割しマイルとスプリンターとなる。 来年イクイノックス、タイトルホルダー中心に回る2023年古馬戦線。前者は海外転戦・若しくは阪神転戦、後者は天皇賞春かと。この2頭が万全の状態で、更に他馬含めて盛り上げてくれるのか。いい意味で期待したい。 ※1.2017年天皇賞秋は過酷な不良馬場。1.2.3着馬はダメージあり次走負けている。ただ、大敗というまでに至らず。 ※2.重厚な血統。今回勝ち馬父キタサンブラックもそうだが、リファール系、サドラーズウェルズ系、ファルブラヴ、スクリーンヒーローと、その父もつモーリスも。 ※3.5番枠出遅れたが、直後に隣枠4番枠アリストテレスが左へ大きく寄れた。普通スタートなら挟まれ大事故なりかねない。代わりに6番枠ヴェラアズールが、7番枠エフフォーリア重なって挟まれた。

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