---

JSE - 中央競馬データベース -

---

[出走馬一覧・詳細]

▲

[レース回顧]

[ レースBoard ] ▲

2024 皐月賞 || 倫敦納豆 24/4/18 04:54 　 　人気は牝馬のレガレイラ(3.7倍)、ジャスティンミラノ(4.8倍)、ジャンタルマンタル(6.1倍)、メイショウタバル(7.0倍)、シンエンペラー(8.4倍)とここまでが10倍以内、以下アーバンシック、コスモキュランダ、ビザンチンドリーム、ミスタージーティーが10倍台。なおダノンザテイルは出走取消である。レース前にアナウンサーが「人馬が無事にゴールすることが第一」と言ったが、これは落馬事故で亡くなった藤岡康太騎手のことを念頭に置いての発言だろう。 　12.2-10.5-11.5-11.7-11.6−11.8-12.0-12.1-11.7-12.0(当レース、1:57:1R) 　12.7-11.9-12.3-11.7-11.5−11.7-11.6-11.5-11.5-11.8(当日古牝馬2勝クラス、1:58:2、勝ち馬エンパイアウエスト) 　スタートでまずビザンチンドリームが出遅れる。先行争いはまずジャンタルマンタルが出そうになるが、数頭が前に並ぶ状況から、その中で最も内の枠(2番)だったメイショウタバルが先頭に立つ。これに続くのがシリウスコルト、ジャンタルマンタルとアレグロブリランテ、続いてジャスティンミラノ、ミスタージーティー、サンライズジパング、シイエンペラー、コスモキュランダ。ここで少し切れてホウオウプロサンゲ、サンライズアース、ルカランフィースト、アーバンシック。さらにウォーターリヒト、レガレイラ、ビザンチンドリーム、エコロヴァルツで最後方。前半の1000mは57:5と伝えられ、騒然となった。メイショウタバルは2番手に6〜7馬身くらいの差をつけて逃げている。この差は3〜4角で詰まっていった。 　直線に入ってメイショウタバルは限界。替わって先頭に立ったのはジャンタルマンタルで、一度は明確に抜け出す。だがその脚は最後の1Fで一気に鈍り、後続の追撃を許すことになった。ジャスティンミラノ、シンエンペラー、コスモキュランダが迫るがシンエンペラーも失速、ゴール直前でジャスティンミラノとコスモキュランダが差してこれが1、2着となった。 　レコード決着となったが、上記の参考レース(2勝クラス)でもかなりの好タイムが出ており、この日の馬場の速さが伺える(土曜はそれほど速くなかったのだが)。またメイショウタバルが高速で逃げ、この馬が上位人気だったために後続もある程度速くついていったことも要因であり、タイムの価値をそこまで強調する必要はないだろう。 　さて、勝ったジャスティンミラノはこれで無敗の3連勝。少ない戦歴で勝ち切った点は評価したい。また、1着馬の父はダービー馬、2着馬の父は皐月賞馬、なので2着コスモキュランダの方がレースへの適性は高そうなのにジャスティンミラノの方が勝ったのだから、地力の差は(現時点では)もっと大きい可能性が高い。ダービーは素直にこの馬が中心視されるのだろう。最後に捕まったジャンタルマンタルだが、距離の限界とみる人が多いように感じた。だが私は中山の坂の方を苦手としていたのではないかと見た。このあたりは、次走がダービーなら判明するのだろう。

[レース予想・結果]

[ レースBoard ] ▲

▲

ご意見、ご要望はメールでどうぞ。
MAIL: