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天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ] || 倫敦納豆 24/5/2 02:40 　 　人気はテーオーロイヤル(2.8倍)、ドゥレッツァ(同じく2.8倍)、サリエラ(7.5倍)、タスティエーラ(7.9倍)、ブローザホーン(8.8倍)とここまでが10倍以内、次のディープボンドは27.5倍、昨年の覇者ジャスティンパレスはドバイへ行ったため参戦していない。また、ヒンドゥタイムズは出走取消で、17頭の戦いとなった。 　12.8−11.7-12.1-11.5-11.6-11.5−12.2-12.9-12.8-12.6-12.5−12.8-11.9-11.7-11.6-12.0(当レース、3:14:2) 　12.8-10.8-11.2-11.7−12.4-12.1-11.7-11.4-11.6(参考、当日2勝クラス牝馬芝1800m、勝ち馬ロマンシングブルー) 　スタートは大体揃うが、メイショウブレゲ、ハピ、スマートファントムが後ろに下げた。先行争いではまずディープボンドが行きかけてアナウンサーを驚かせるが、予想通りマテンロウレオが先頭に立ち、逃げる形になった。続いてドゥレッツァ、ディープボンド、テーオーロイヤル、サヴォーナ。その後はサリエラ、チャックネイト、ゴールドプリンセス、プリュムドール、タスティエーラ、シルヴァーソニック。さらにワープスピード、ブローザホーン、スカーフェイス、スマートファントム、最後方にハピとメイショウブレゲ。 　始めの1000mは59:7で、先頭と2番手の差は5〜6馬身か。ここでハピが逸走、後に競走中止になる。向正面になっても先頭マテンロウレオは後続を大きく離す展開にならず苦しい。3角で早くも追いつかれ、すぐ後ろに来られる。4角になるとドゥレッツァも少しずつ遅れ始める。 　直線に入って、積極的な戦いをしていたディープボンドが先頭に立つ。ただしすぐ外にはテーオーロイヤルがいる。テーオーロイヤルはディープボンドをじりじり引き離し、2馬身の差をつけて勝利した。2着はブローザホーン。 　勝ったテーオーロイヤルは3000m以上のレースを勝ってきた馬で、個人的には馬券を買わない方がよいタイプだと思っていたが、見事な勝利である。ただしこのままだと種牡馬としての人気は出にくいだろうから、何らかの形で中距離GIを目指すことになるのだろう。 　個人的に気になったのはスマートファントムで、14番人気ながら4着と善戦した。戦績を見ても長距離に強そうで、この馬が3歳のときに菊花賞に出ていれば面白かったのかなと思った。

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