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マイルＣＳ [ ☆レース回顧 ] || 倫敦納豆 24/11/18 03:32 　 　人気はブレイディヴェーグ(3.7倍)、ナミュール(4.8倍)、チャリン(5.1倍)、ソウルラッシュ(5.3倍、ただし複勝は1番人気)、ジュンブロッサム(9.7倍)とここまでが10倍以内、以下セリフォス、エルトンバローズ、オオバンブルマイが10倍台。ブレイディヴェーグが1800m以上しか経験がない、チャリンは英国所属、その他はナミュールが前年勝者である以外は飛び抜けた要素がないなど読みづらい要素が多く、予想家たちの腕の見せ所でもあった。 　12.2-10.6-11.0−11.9-11.8-11.6-11.4-11.5(当レース、勝ちタイム1:32:0) 　12.5-10.9-11.5−12.2-12.0-11.5-11.2-11.3(当日3歳上2勝クラス、勝ちタイム1:33:1、勝ち馬ワールズエンド) 　スタートが良くなかったのはジュンブロッサム、チャリンも必死に手を動かしている割には進んでいない。良かったのはエルトンバローズとウインマーベル。まず逃げたのはバルサムノート。2番手はレイベリングとニホンピロキーフ、続いてコムストックロード、フィアスプライド、ウインマーベル。さらにエルトンバローズ、ブレイディヴェーグ、オオバンブルマイ、ソウルラッシュ、ナミュール、マテンロウスカイ。さらにセリフォス、チャリン、アルナシーム、後方にジュンブロッサム、さらにタイムトゥヘヴンである。始めの600mは33:8で、この辺でナミュールが内から6番手あたりまで進出している。 　バルサムノートは後ろを4〜5馬身離しての逃げ。この差は3〜4角で徐々に詰まり、ニホンピロキーフ、ウインマーベルが直線に入る直前で追いつく。直線では大きく広がり、一度はウインマーベルが先頭に立つ。だが直線半ばでソウルラッシュがこれを交わして先頭に立つと、その地位を譲らずに勝ち切った。2着は最後にウインマーベルを差したエルトンバローズ。 　終わってみるとソウルラッシュの一強、と思わせる力強いレースだった。なお騎手がゴール数歩前からガッツポーズを取り始めていたことで過怠金50000円を取られているが、これは馬の力とは関係ない(むしろそんなことをしているのに勝てた)件である。ナミュールは直線半ばから遅れて大差での最下位ゴール。騎手が何らかの異変を感じたのではないか、と言われている。 　ブレイディヴェーグ、チャリンの2頭については、結局スピード不足だったのかなと思った。比較対象のレースと比べて前半が速く、ラスト3Fが遅い。この前半部分で着いていけず、ラストで追い上げるも届かなかった。

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