1917年愛国産。2〜4歳まで英で走り通算成績16戦13勝 主な勝ち鞍にミドルパークプレート[ミドルパークS](芝6F)、ナショナルブリーダーズプロデュースS(芝5F)、英2000ギニー(芝8F)、ジュライカップ(芝6F)、KジョージS(芝6F)2連覇、ケンネットS(芝5F)、キングズスタンドS(芝5F)、スネイウェルS(芝5F)。 父は7戦7勝と名競走馬であり名種牡馬のThe Tetrarch、母はScotch GiftでDoncasterの4×4とSpeculumの4×4、Thormanbyの5×5×5のクロスを持つ。全兄にArch-Giftや全弟にCorban・The Satrapがいる。 デビューした2歳時はナショナルブリーダーズプロデュースSでの親子制覇やミドルパークプレート勝ちを含む5戦5勝で無敗のまま終える。 3歳になると英2000ギニーを勝ち7戦4勝、 4歳ではジュライCの他にKジョージSの2連覇を含んだ4戦4勝だった。 5Fでは負け無しだった快速馬Tetratemaは引退して種牡馬入りしてからも成功し、1929年の英愛リーディングサイヤーにも選ばれている。 1939年7月に死亡するも、産駒は早熟で短距離馬の傾向が強いようでG1級馬を10頭近く輩出した。 代表産駒はRoyal Minstrel(セントジェームズパレスS・エクリプスS)、Four Course(英1000ギニー)、Bazaar(ホープフルS)、Singing Wood(米フューチュリティS)、日リーディングサイヤーに5度輝いた名種牡馬Theft(ジャージーS)、親子制覇となったMr. Jinks(英2000ギニー)やTiffin(ジュライC)Myrobella(ジュライC)など。 母父としても名馬Palestine(英2000ギニー・サセックスS・リッチモンドS・ジムクラックS・シャンペンS・セントジエームズパレスS)を出した。
// 兎馬 04/6/2 11:01
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