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2003 中京記念 |
|| ルビートレノ 03/3/10 00:05
前走、AJCC3着のアグネススペシャルが1番人気。東京新聞杯4着と叩いたウインブレイズが2番人気、小倉大賞典5着のチアズシュタルクが3番人気。
レースは、スタートして、まずどの馬も積極的には行かず、それならばと、タガノマイバッハがハナを奪い、その外をギャンブルローズ、マイネルブラウと続く。 最初の出は遅かったものの、前半の1000mは58.6秒と、意外にハイペース。但し、それでも開幕週の馬場を考えたら、前に有利なペースか。 4コーナーを過ぎて、マイネルブラウがまず脱落。好位を追走していたウインブレイズと、後方を進んでいたブリリアントロードが半ば捲り気味に、上がってきたが、 なかなか前の2頭も止まらない。一時は大外を捲ったブリリアントロードが前に出たが、逃げていたタガノマイバッハも鞍上の鞭に応え、 また盛り返して、結局ブリリアントロードをクビ差差し返して優勝。見事条件戦からの三連勝で、重賞初制覇となった。 2着にはブリリアントロード、3着には同じく粘りに粘った、ギャンブルローズが入り、ウインブレイズは、4着に敗れた。 なお、このレース、1コーナー付近で、4番トーワトレジャーが落馬するアクシデントがあったが、人馬共に以上はなかったという事だ。
勝ったタガノマイバッハは、とにかく折り合いを欠かず、スムーズに行けた事が大きい。それこそ鞍上の好騎乗が光ったと言っても良い。但し、馬の方も、 結構なペースで飛ばす中で、直線でも二の足を使って粘り、さらには差し返した脚は素晴らしい。今後も重賞戦線では活躍が期待出来るだろう。 2着のブリリアントロードは、トーワトレジャーが落馬した煽りを受けたものの、向こう上面から仕掛けて、直線伸びた脚は凄かった。 もう、これでこのレースへの挑戦は5回目。3年前には同じく2着と好走しており、まだまだ楽しませてくれそうだ。 3着のギャンブルローズは、勝ち馬と同じく軽ハンデを生かして楽に先行出来たのが大きい。しかし、それでも叩き合いの中、粘ったのは力の証拠。 今後も平坦の中距離のハンデ戦などでは、注意したい一頭である。 4着に敗れたウインブレイズは、少々ハンデの影響もあったか。しかし、初の西輸送、初コースで好走出来たのは大きい。今後も注目。 そして、1番人気のアグネススペシャルは、ブービーの14着。内々で流れに乗れなかったとは言え、少々負け過ぎか。巻き返しが期待される。
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