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ダイヤモンドS |
[ ☆レース回顧 ] |
|| K 04/02/16 (月) 00:36
ナムラサンクスが道中中団後方に位置し流れに乗ったスムーズな競馬で快勝。直線は内目に進路を取って馬群を割って出て来る。途中トウカイトニーやミッキーベルの脚がよく見えたと思ったが、残り100mでは素晴らしい脚で差してきたミッキーベルを寧ろ突き放す強い内容だった。トニービンの孫世代ということで府中というコースがプラスに出たこともあるだろうが、シルクフェイマスと劣らない競馬をしたことがあるということを考えれば、ここでは実力通りの快勝と言って良いのではないか。この勝利は、彼が天皇賞戦線の台風の目になりうる事を物語っているように思える。 ミッキーベルもサクラローレル産駒が全体的に得意とする府中で前走のフロック説を一蹴した。やはり長い距離は合う。まだG1ではどうかと思うが、現時点でも目黒記念辺りでは面白い存在であろう。 タニノエタニティは状況を見極めた岡部騎手の好判断が3着争いを制したこの結果に繋がったと思う。流石は同レース7勝というとてつもない実績を持つ騎手だ。 前走ナムラサンクスに完敗しながら1番人気となったエリモシャルマンだが、先行勢が振るわなかったとはいえ負けすぎの印象。やはり状態が万全ではなかったのだろうか、或いは近走なりを潜めていたもろさを露呈したのだろうか。
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