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京都記念 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| 寒さが厳しく… 04/2/25 11:31
前走の圧勝もあり、圧倒的な人気のシルクフェイマスがどんなレースをするのかに焦点が集まったレースであった。
1着シルクフェイマス 着差以上に強い結果だった。前ではタガノマイバッハが落ち着いたレース配分で気分良くいっており、後ろからは隙あらばとテンザンセイザをはじめ、直線での切れに賭ける馬にマークされていた。それでも自分の形にこだわってレースをして勝ったことが今の勢いと能力の高さの証明だろう。天皇賞春に向けては有力どころがまだ休養調整中なので、何とも言えないが、ダート産駒ばかりの父から生まれたシルクフェイマス…面白い存在になりそうだ。
2着テンザンセイザ 勝ち馬とは能力差を感じずにはいられないが、ひさしぶりにしては頑張ったといえよう。3歳時に重賞を2勝して能力の高さは証明済みであったが、ムラのある走りで信頼感でイマイチ欠ける馬であった。しかし、ここにきて人気や展開の有無に関わらず安定して力を出すようになってきており、ここを弾みに今後に期待がもてる。
3着タガノマイバッハ 展開有利の3着は言うまでもないだろう。逃げをうつとやたらと強い安藤勝己騎手ということもあり、他の騎手が乗っていたら… しかし、ここ2走の大凡走とメンバー強化の今回で3着に粘りこんだのだから、復調の兆しとはまさしくこのことだろう。良い頃の走りにはまだ戻っていないが、まだまだ良くなる感じを受けた。宝塚記念に向けて、本番の時には完調の彼に会いたいものだ。
4着には前走復調の兆しが見えたマーブルチーフ、追込み一辺倒から予想外の中団待機でファストタテヤマが5着に入った。
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