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毎日杯 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| とお 04/3/27 17:50
レースのラップは12.7 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 13.2 - 12.9 - 12.1 - 11.0 - 11.6 と上がりの競馬になった。
1着 キングカメハメハ ここ2戦の内容は強い。Sペースを好位で追走して追ってから他の馬とは違う伸びをみせている。デビューからの3戦とは違う。 例年クラシック路線から少し逸れている毎日杯だが、今年はどうか。 少なくともマイネルブルックに完勝したシェルゲームを物差しにクラシックでどうこうというのは、言えないと思う。シェルゲームは今回キャリア2戦で、休み明けと厳しい条件だった。それにマイネルブルックに完勝したとはいえ、あの時のマイネルブルックは京成杯のキングカメハメハのように、本格化手前だった可能性がある。シェルゲームを物差しにするのは無理がありそう。現時点では、毎日杯と比べ、例年通りより実績のある馬が揃った弥生賞やスプリングSの方が、レベルの高さでは信頼性が高い。
2着 シェルゲーム キャリア2戦で休み明けでプラス16キロ。余裕残しで仕上げ、この状態で勝てるようなら、皐月賞を考えようという、藤沢調教師の目論みがあったのか(笑)条件が厳しいレースではあったが、デビューから2連勝の強い内容から評価が高かった。レースでは多少行きたがってマイネルマクロスの離れた2番手。正攻法の競馬で、最後はマイネルマクロスを捉えた。休み明けのレースでマイネルマクロスを追いかけ、他の馬にマークされる1番厳しい競馬をしたと思う。それでも最後までしっかりと走っていたように見えるのだが、弾けなかった。このあたりが能力なのか、それとも休み明けのせいなのかはよく分からないが、決め手勝負でマイネルマクロスをやっとこさ捉えるような馬には個人的にはあまり思えないのだが。これで皐月賞は無いのだろうが、ダービーに向けて、次走でどんなレースをするのか改めて注目したい。 ゼンノロブロイやシンボリクリスエスをダービーに間に合わせた過去の例を考えても、まだ見限るのは早いだろう。
3着 マイネルマクロス クラシックでは厳しい。Hペースで飛ばしていって、差された京成杯。道中ペースを落として、差された今回の毎日杯。クラシックでどういう展開に持ちこんでも差しきられる可能性は高そう。ただここ2走ともそこそこ走っているようにクラシック路線で歯がたたないわけではない。人気が落ちてマークが薄くなったり、逃げ馬に明らかに有利な展開、または馬場になれば逃げ粘りもありそうだ。
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