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[ 2004/5/23 オークス (G1・東京・芝2400m) - レースデータ ]

[レース] ▼レース回顧

日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/ 5/23 オークス G1 東京 芝2400 3歳 牝 9700

着順
馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差
1200
距離
実績

3200
実績
Point
距離
Point


ダイワエルシエーロ

2001 鹿毛55 2. 27. 2 56 --=====---- 242 161 抹消

スイープトウショウ

2001 鹿毛55 2. 27. 3 55 --=====---- 712 638 抹消

ヤマニンアラバスタ

2001 芦毛55 2. 27. 8 54 --=====---- 170 265 抹消

ダンスインザムード

2001 青鹿55 2. 27. 8 54 --===------ 484 224 抹消
ヤマニンシュクル

2001 黒鹿55 2. 28. 1 53 --====----- 255 174 抹消

マルカフローリアン

2001 鹿毛55 2. 28. 1 53 ---====---- 3 117 抹消

ウイングレット

2001 鹿毛55 2. 28. 4 52 --===------ 187 93 抹消

アズマサンダース

2001 鹿毛55 2. 28. 4 52 ===-------- 142 54 抹消

ドルチェリモーネ

2001 鹿毛55 2. 28. 6 51 =======---- 28 43 抹消
10
レディインブラック

2001 黒鹿55 2. 28. 8 51 --=====---- 19 68 抹消
11
レイナシンフォニー

2001 栗毛55 2. 28. 9 50 =======---- 8 26 抹消
12
ギミーシェルター

2001 鹿毛55 2. 29. 0 50 -======---- 16 13 抹消
13 メイショウオスカル

2001 黒鹿55 2. 29. 1 50 --===------ 172 45 抹消
14
グローリアスデイズ

2001 栗毛55 2. 29. 2 49 ---==------ 47 64 抹消
15 ラグレスロマニー

2001 鹿毛55 2. 29. 2 49 ---====---- 0 17 抹消
16 セカンドノホシ

2001 鹿毛55 2. 29. 3 49 =====------ 5 26 抹消
17
フレンチアイディア

2001 青鹿55 2. 29. 7 48 --===------ 11 22 抹消
18 シルキーフレンド

2001 栗毛55 2. 29. 9 47 --=====---- 0 16 抹消


[レース回顧] [ レースBoard ]
2004 オークス
|| とお 04/5/23 18:11  
12.6 - 11.4 - 12.6 - 13.1 - 12.3 - 12.7 - 12.9 - 12.5 - 12.1 - 11.2 - 11.4 - 12.4
ちょっと馬場が悪かったことを考慮しても、Sペースか。道中13秒台のペースがあるし上がりは結構速い決着で逃げた馬が逃げ切る展開。後方組はやや不利だったか。

1着 ダイワエルシエーロ まずウイングレッドがハナに立つもののペースが落ち着き過ぎたためか、道中でハナを叩く。マイペースで行き、直線でまた突き放した。これが11.2 - 11.4のラップ。最後は12.4とバテ気味だがなんとか粘り切って優勝。伸びあぐねた前走の騎手のコメントなどを考えても、気難しいところがあるようで、前走はスムーズな競馬でなく、力を発揮できなかったようだが、気分良く先行して、尚且つペースも落ち着いたことで、力を発揮した。乗り方が会心だったか。
ところで、JRAのレーシングプロファイルの馬名プローフィールのダイワエルシエーロの欄に「テンからいって思いがけない幸運が」という何やら予言めいた言葉が…。

2着 スイープトウショウ スタートして少しかかり気味だったが、折り合いはついて中団に。内をロス無く通り、
直線は東京の広い馬場で各馬、横に広がったところを捌いてきた。阪神JFや桜花賞の負け方からして、ちょっと回りに馬がいることなどに気難しいところがあるように思え、こういう直線でバラける東京は向いているかも。一瞬ものすごい勢いでダイワエルシエーロに迫って差しきる勢いだったが、レースの最後のラップ12.4のところではお互いバテ気味で差がつまらなかった。
遅いペースで展開が向かなかったともいえるが、スイープトウショウ自身長い距離が向く血統でもなく、今日のレースでも最後とまり気味だったことを考えると、スタミナが疑問で、速いペースでこの距離で今日と同じ脚が使えたかどうか。

3着 ヤマニンアラバスタ レース前はちょっといれ込み気味に見えた。レースは思いきった後方の位置どり。これがこの馬のポジションともいえるが、展開が向かなかった。後方から徐々にポジションを上げ差を詰めにかかるが…。もともとそれほど強力な決め手がある方でもなく、最後もじわじわと差を詰めた程度。スタミナはあるほうだが、それほど決め手がある馬でもない。結果的にちょっと前半の位置どりが後ろ過ぎたことが敗因で力負けではないんじゃないかと思った。

1番人気ダンスインザムードはレース前の入れ込みが敗因では無いと思える。桜花賞の時もレース前からいれ込んでいて、馬券を買っている自分としても果たしてこれで大丈夫なのかと思ったもの。今日のオークスも同じような感じであり、このいれこみが敗因ではないだろう。プラス12キロかもしくは距離か。これほど体重が増えたことも初めてだし、これほど長い距離も走ったのも初めてだったことを考えると両方の可能性が考えられる。
2004 オークス
|| 穴党専科 04/5/23 19:27  
今日のダンスインザムードはパドックから本馬場入場から、イレ込みがきつかった。去年のアドマイヤグルーヴ程ではないが、何か嫌な予感を感じた。
レースは最初ウイングレットが先導し、向こう正面からダイワエルシエーロが先導するスローペース。そしてそのままダイワエルシエーロが逃げ切ってしまった。
ダイワエルシエーロはクイーンCの強烈な差し脚の印象からか追い込み馬のイメージがあるが、桜花賞を見る限り末脚の鋭さで勝負するよりは平均的なペースを守るタイプなのだろう。今日は完璧な騎乗だったと思う。
スイープトウショウはよく追い込むも2着。今日はスタートも決まり、力を出し切れたのではないか。ヤマニンアラバスタは最後にダンスインザムードを交わし3着。もう少し上がりがかかってくれないと苦しかったか。
ダンスインザムードの敗因はよくわからないのが正直なところ。ただ、今日はレース前から変な雰囲気だった。
2004 オークス
|| 淀まで15分 04/5/23 19:46  
断然人気のダンスインザムードが伸びあぐねる中、鮮やかな積極策でオークスを制したのはダイワエルシエーロだった。

「強い馬を負かすためにはこれしかないと思った」。意表を突く戦法で愛馬を勝利に導いた福永騎手のコメントである。見事な騎乗だった。
好ダッシュを見せたウイングレットから向こう正面でハナを奪うと、1000m通過タイム1:02.0と緩いペースに持ち込む。
直線に入っても手応えは衰えず後続を突き放しにかかり、最後は猛然と追いすがるスイープトウショウを3/4馬身抑え込んだ。
母は’98年の桜花賞で逃げながらも2着に惜敗したロンドンブリッジ。その初仔が見事にクラシックを逃げで制してみせた。
デビュー戦は楽々の逃げ切り勝ちを収め、2戦目紅梅Sでは好位差し。そしてクイーンCの大外一気。
早くからその自在性は高く評価されていたが、大舞台でそのセンスが開花した結果と言えよう。
またアズマサンダースメイショウオスカルあたりの関西馬が大きく馬体を減らす中、増減なしで輸送をクリアしたのも大きかったのでは。
なお福永騎手−松田国師−大和商事はいずれも今年、2つ目のG1勝利となった。

2着には鋭く追い込んだスイープトウショウ。今日はスンナリとゲートに収まり、道中は中団のインで待機。
直線では弾けるように脚を伸ばし勝ち馬に追いすがった。「瞬発力なら世代No.1」の看板はダテではなかったということか。
後方待機から差してきたヤマニンアラバスタが際どい3着争いを制した。
「オークス向き」と穴人気していたが、その評価に応える激走だった。ダンスインザムードが4着に沈んだことで3連複は63,460円の大波乱となった。

さて、単勝1.4倍と圧倒的な人気に支持されながら4着に終わったダンスインザムード
敗因は距離か、体重か、それとも桜花賞が過大評価だったのか・・・これはそれぞれ個人的見解があることだろう。ここでは控えておこう。

「強い馬を負かすためにはこれしかないと思った」。福永騎手が敢然と人気馬に立ち向かった、そんな印象が強いオークスだった。
2004 オークス
|| 回顧 04/5/23 21:53  
ダンスインザムードについて
レース前から入れこみが酷い、誰が見ても酷いと言える程度。
馬体はやや太い程度。
スタート、出は良かったが大きく外によれる。
7番のヤマニンシュクルがやや内によれる
本当に偶然にも、6番のヤマニンアラバスタが出遅れてくれて助かっている。
アラバスタが普通に出てたら、内外からのばっちんでアラバスタは落ちただろう。
失格になるところだった。ここはついていた。
道中はやや頭が高いものの、まずまずスムーズに展開。
包まれるのも望むところだっただろう、周りに馬を置いて折り合いはついた。
4角もスムーズに回って最後の直線。手応え十分に追い出しに入る。
ここまでは、圧勝かのムードだったが・・・。
いきなり左によれる。ギミーシェルターの進路を消しつつ進出。
武豊、まだ余裕がある。鞭を持ち替え左鞭で修正に入る。
まだ伸びている。持ち直しかけたところ、また左へよれる。
今度はアズマサンダースの進路を消しながら伸びる。
武豊、なんとかしようとはしていたが、もう成す術なし。後は流れるまま。
脚が上がった。とにかく苦しい。最後はラチ沿いまで行ってしまった。
こう言ってはなんだが、パトロールフィルムを見ると、
一頭飛びぬけて汚いレースをしている。ちと酷い。

内にもたれるのは、息が上がっているということ。
大幅なプラス体重の場合、距離が持たなかった場合におこる事だ。
今回は馬体増によるものだと言って良さそうだ。
慢心の為せる技か。そして鞍上のリズム、運の悪さも相当なもの。
2004 オークス
|| バーニング 04/5/23 22:25  
 競馬はどこまでもまで甘くない。桜花賞を関東馬として18年ぶりに制したダンスインザムード。そして臨んだクラシック二冠目、オークス。

 流れはスロー。ダイワエルシエーロが引っ張り直線に向いた。二番手ウイングレット、真ん中から上がってくるのがダンスインザムード。差しに回った桜花賞とは違い逃げ戦法をとったダイワエルシエーロは粘る。そして、他馬とは違うストライドで伸びてくるスイープトウショウを振り切った。馬場を考慮してもこの戦法はあたりだったかも知れないが、危険だった感も否めない。スローに持って行っての早仕掛けは福永の判断の良さを感じる。母ロンドンブリッジの勝てなかったここをキッチリ勝ってきた。ダンスインザムードに適う馬がいるのだろうかと探した一週間、完璧だと思われたものも、もはや崩れるときがある。圧倒的人気ももはや関係なく、ダイワエルシエーロ自身の強さと福永の上手さが目立ったレースだったように思う。フロック性については微妙なところだが。
 スイープトウショウも伸びはよかったが、上がり勝負でないとこの馬の出番は出てこない。詰めの甘い2着まで、という惜しい結果に終わった。まずこの馬はゲートが苦しいと思われた。特に最内枠。しかし一番よいスタートだったように思えないこともなかった。それに加えて後に仇ともなるスローペースは距離不安の残るこの馬にとっては道中は恩にも感じたかも知れない。2400を走って2着とはいえ疑問はやはり残るだろう。マイル前後が適しているだろうと前々から思っているし、今もその感は隠せない。ただ秋の2000くらいならなんとかこなせても悪くはないか。直線の伸びがよかっただけに、簡単に距離不安と言い切ってしまいたくない。面白い存在に変わりはない。
 ヤマニンアラバスタにとっては距離が向いた。しかし差し馬の同馬にとって稍重の馬場はしんどかったか。穴人気していただけに3連復は波乱。しかし、別に全く無理はない。ダイワエルシエーロの単勝が20倍台だったのも、馬連が万馬券だったのも全てはダンスインザムードの圧倒的人気にすぎない。
 ダンスインザムードの敗因については明確な答えは分からない。欠点が見つからないと多くの人がいってきたが、実際レースが終わってもよく分からないのではないか。しかしプラス12キロは太りすぎている。それが最後直線の追い込みに響いたのは言うまでもない。入れ込みもあった。桜花賞の時と切れ味が違う。あと、位置取りや仕掛け所、ペース。色々要素はある。この馬ももしかしたらハイペースのマイル向きなのかも知れないな、とも思ったが断言はできない。まだ距離が無理と言われたわけでもないし、世代4着なら過大評価を受けていたとすれば悪い結果ではない。
 2歳女王のヤマニンシュクルも馬場に苦しんだか。それでも5着は貫禄なのか。距離が伸びたのはこの馬にとってはよかったかな。

 荒れたが、去年ほどの愕然としたインパクトはない。入着した馬は前々からある程度の評価は受けていた馬。一発の荒れとは思わない。そこは単純に人気の偏りなんだろうなあ、と。どうにしろ、「競馬に絶対はない」は鉄則だ。
2004 オークス
|| タカハシ 04/5/23 23:43  
1着 ダイワエルシエーロ
  鞍上がこれ以上ない騎乗をした。向正面でハナを奪った時はキングヘイローの悪夢を忘れたのかと一瞬馬鹿にしてしまいました。ごめんなさい。競馬をやり出してから初めてオークスの逃げ切りを見せてもらった。強かったと思う。体重が増えてくれば今後も面白かろうが、早熟だった母のこともあり、秋は正念場。
2着 スイープトウショウ
  広いコースに変わって末脚が生きた。今後も京都の外回りや東京なら期待できると思う。
3着 ヤマニンアラバスタ
  ダンスを交わしたとは言え見せ場はなかった。この馬も勝ち馬同様馬格がない。馬体面の成長がなければ秋以降は苦しい。
5着 ヤマニンシュクル
  年明けから3着、3着、5着とジリ貧の状況。これからの成長に期待したいところ。
8着 アズマサンダース 
  直線でダンスにぶつけられる。本来ならそれでも割って出てくるところだろうが、−10キロも堪えたのかそこでおしまい。小回りの方が器用さが生きるのかもしれない。
4着 ダンスインザムード
  関係者は自分たちの不用意な発言が多大な影響を及ぼすのだということをもっと考えてほしい。「ダービーに挑戦しても好勝負できると思っている」なんて経験距離が1800までの3歳牝馬への言葉ではない。これを信じて買った人も多かっただろう。藤沢師は「マイラーかもしれない」とチラッと言っていたが、武騎手は記者に対して「相手探しをした方がいい」と暗に示す発言までしている。それらをマスコミが煽って煽って、結果が単勝1倍前半。プラス14キロがどう影響したかは知らないが、レースでは直線で苦しがってヨレていた。とてもダービーに出すことまで考えられた馬とは思えなかった。今日の結果を鵜呑みにすれば、現状は2000までもつマイラー。気性面の成長と追ってからの脚の進展がほしい。スピード任せでは壁がくるだろう。
 土曜目黒記念では追い込みが決まっていたが、この日は逃げ切り続発。目黒記念では同じやや重でレコードが出ていたのに、この日は1600万の1400芝も1分22秒切りがやっと。馬場も勝ち馬には味方した。それでも初の府中2400を逃げ切ったダイワエルシエーロと福永騎手は賛辞されるべきだと思う。
2004 オークス
|| Symphony 04/5/24 00:26  
今日のオークスはダンスインザムードの断然と見られていたレース。しかし結果は波乱のオークスとなった。3着までの馬と、注目馬についてのレース回顧をしようと思う。

1着 ダイワエルシエーロ
オークス馬に相応しい強い勝ち方。福永騎手の好騎乗も光ったが、やはり馬自身が強かった。オークスを逃げ切るというのは、落ち着いた流れになってもそうそう出来ることではなく、馬自身の能力が高かった証拠。母親の影響で距離がどうかと言われたが、距離大歓迎と言われたダンスインザムードに約4馬身もの差を付けるのだから、今後の活躍も期待できる。

2着 スイープトウショウ
個人的にはこの馬が一番魅せてくれたと思う。ダンスインザムードを交わすときの脚は並ぶ間もなかった素晴らしい瞬発力で、最後もダイワエルシエーロを追いつめた。何といっても有力どころでは一番距離に不安があった同馬が、エンドスウィープ産駒として2400mでこれだけ走れるのは、素晴らしい。気性的に非常に難しいところがある為に、未だに無冠ではあるが、GIのタイトルはそう遠くない馬の1頭であることは間違いない。去年のアドマイヤグルーヴの様に気性的な問題が解消されれば、秋には女王奪還か。

3着 ヤマニンアラバスタ
上位2頭に比べると力量差はあるが、それでも能力はあるところを見せつけた。ダンスインザムードをハナ差でも交わしたあたりは、この馬にとって大きいはず。GIを獲るのは難しいかもしれないが、牝馬限定の重賞などで今後も活躍しそう。

注目馬 ダンスインザムード
断然の一番人気ではあったが、結果は力負けの4着。鞍上の武豊騎手も左回りや馬体重は全く敗因とは関係無いという感想を述べており、レース運びも至ってスムーズで全力は出しきったとのこと。ただ、もしかしたらこの馬は兄弟と違って短いところの方が良い可能性はある。この馬の勝ちレースで最長距離であるフラワーCの勝ち方よりも、桜花賞での勝ち方の方が高いパフォーマンスを見せた。今日のオークスも距離の壁があったとは言い切れないが、ラスト1ハロンは完全に力尽きており、上位2頭には全く及ばず。ただ、それでも4着に入ったのは間違いなく資質の高い馬であることだろう。現時点でも完成度はかなり高い馬の様なので、今後飛躍的に伸びるとは少し考えづらいが、牝馬同士のGIならば、また勝つ能力はあるだろう。ダービー挑戦は、正直実現しなくて正解だったと思えることが非常に残念。
2004 オークス
|| けろりん 04/5/24 08:33  
武豊が馬の出来、不出来が敗因とは口が裂けても言えない。
口数少なく「馬場ですかね。」と言葉を濁した。
藤沢調教師は「距離かも知れないし、太かったかも知れない」と調整ミスもあったことを素直に認めた。
ダンスインザムードの血統背景で距離が合わないというのは、考えにくい。
やはりプラス14キロと太目残りが原因だったと思う。
ロンドンブリッジの仔が1着で、エンドスウィープの仔が2着という結果から、
長距離適性を問われるレースではなかったのではないかという疑問も残る。
長い距離で最後の直線息切れしないためには、有酸素運動のコース調教をしてきた馬が有利で、
実際過去のレースでもコース調教をしないで連絡みした馬は、去年優勝のスティルインラブだけ。
ところが今年優勝のダイワエルシエーロ、2着スイープトウショウともに坂路調教しかしていない。
東京競馬場改修後、求められる資質に多少の変化が出ているのかも知れない。
2004 オークス
|| 人力 04/5/25 02:29  
ダンスインザムードのレース振りは、あまりに酷かった。直線で追い出すときに外に居たマルカフローリアンを吹っ飛ばし、内にササりギミーシェルターの進路をカットし、果てはアズマサンダースに致命的な不利を被らせるに至った。降着になってもおかしくないと思える程の体たらくで、桜花賞を好タイム勝ちした威光は霞んでしまった。

敗因はプラス14kgの馬体増と、如何ともし難い程のレース前のイレ込みようか。フケが出ていた可能性もあるが、メディアに紹介されていないので推測の域は出ない。いずれにせよ、この時期の牝馬の調整の難しさを改めて思い知る結果となった。

レースはハナを切ったウイングレットを向こう正面でダイワエルシエーロがかわして先頭に立ち、そのまま押し切った。勝ちタイム2分27秒2は、超スローペースの瞬発力勝負となった昨年のタイムとコンマ3秒違い。やや前がかりの馬場も味方したか。追い込んだスイープトウショウヤマニンアラバスタがそれぞれ2・3着に入り、桜花賞から着順を巻き返した。ダンスインザムードは4着で、結局馬券に絡めず。5着にヤマニンシュクル。やはりトウカイテイオー産駒は道悪に激弱。成長面にも不安を残す結果となった。

このレースにて、ダンスインザムードの敗因を距離に求めるのは些か無理があるだろう。1・2着馬は共に戦前距離に不安を囁かれていた馬だ。決め手、という面から見れば、思えばダイワはクイーンCで、ヤマニンアラバスタはフラワーCにて素晴らしい決め手を披露していたのだから(スイープトウショウは言わずもがな)、レースはやはりスローの決め手勝負で、惨敗したグローリアスデイズメイショウオスカル辺りの穴人気馬は決め手の無さが浮き彫りになったと言えよう。
2004 オークス
|| 本棚 04/5/25 05:22  
ダンスインザムードが無敗の2冠馬になるかが大注目だった今年のオークス。しかし直線では思ったほど伸びず、4着に終わってしまった。
勝ったダイワエルシエーロは今回積極的にレースを運んだのが好を走した模様。松国調教師が今回は積極的な競馬をするように支持していたみたいだ。これで松国調教師はG1連勝を飾る。
2着のスイープトウショウは道中はいつもより前で、内で距離ロスを防ぎながら直線で鮮やかに伸びてきた。
今回ダンスインザムードが沈んだことにより、3歳牝馬戦線は混戦模様を呈してきた。

[0.16]


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