|| Symphony 04/5/29 21:46
今回の金鯱賞は好メンバーが揃い、注目すべき馬が多いレースだった。
1着…タップダンスシチー 貫禄勝ちといった感じで59キロも克服。好位追走で抜け出し、勝ったことは次走にも繋がるであろうことからも大きい。だが、鉄砲のきくタイプであるわりには少しだけ最後ギリギリだったことが次走の不安。確かに勝ったのだから強いのだが、天皇賞は距離が厳しく惨敗した同じく59キロを背負い休み明けの大阪杯を勝ったネオユニヴァースの方がインパクトが強かった感もあり、中距離の宝塚記念では強敵だろう。ゼンノロブロイも安定感は光る。3強体制といった感じか。
2着…ブルーイレヴン 元々は素質馬として注目されていたこともあった馬だけに、これだけの好メンバー相手にアッと言わせるところだった。GIで勝ち負けできる馬なのかは微妙だが、中京は非常に相性の良さそうな走りだった。
3着…ザッツザプレンティ 中京の2000mでは少し忙しかったか。ロングスパートが持ち味の馬とはいえ、4コーナーでは焦ったようにひたすら追っていたが、エンジンがかかる頃には既にゴール。やはりこの馬にはもう少しゆったり行けて、広めのコースが合うような気がする。宝塚では共に長距離適正が高いと見られていて惨敗を期したリンカーンと共に4番手の評価か。
その他…アドマイヤグルーヴ・スティルインラブ 両馬共に57キロは堪えている感じ。アドマイヤグルーヴは橋田調教師が懸念していたように去年の様な闘争心が戻っておらず、破壊力のある脚は見られず。直線では57キロも脚を鈍らせた原因か。スティルインラブは休み明けが今ひとつなところからも、今回だけでは評価できない。ただ、去年より格段に成長したという感じはなく、牡馬相手にGIではどうか。
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