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[ 2004/6/27 宝塚記念 (阪神・芝2200m) - レースデータ ]

[レース] ▼レース回顧

日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/ 6/27 宝塚記念 阪神 芝2200 G1 3上国  13200

着順
馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200
距離
実績

3200
実績
Point
距離
Point

(外) タップダンスシチー

1997 鹿毛58 2. 11. 1 64 ----====--- 988 1259 抹消
シルクフェイマス

1999 鹿毛58 2. 11. 4 62 ----======= 371 837 抹消

リンカーン

2000 鹿毛58 2. 11. 5 62 -----====== 561 734 抹消

ゼンノロブロイ

2000 黒鹿58 2. 11. 6 62 ----====--- 1071 1170 抹消
ザッツザプレンティ

2000 鹿毛58 2. 12. 0 60 ----======- 352 499 抹消
ツルマルボーイ

1998 鹿毛58 2. 12. 3 58 --======--- 533 961 抹消

サイレントディール

2000 栗毛58 2. 12. 4 58 --=====---- 251 507 抹消

スティルインラブ

2000 栗毛56 2. 12. 6 56 --=====---- 366 448 抹消
チャクラ

2000 栗毛58 2. 12. 6 57 -----====== 236 449 抹消
10
ローエングリン

1999 栗毛58 2. 12. 7 56 --====----- 550 494 抹消
11 ダイタクバートラム

1998 鹿毛58 2. 12. 8 56 ---======== 343 410 抹消
12
ダービーレグノ

1998 栗毛58 2. 12. 9 56 --======--- 213 444 抹消
13
トレジャー

1998 黒鹿58 2. 13. 6 52 --====----- 157 363 抹消
14
ホットシークレット

1996 鹿毛58 2. 13. 8 51 -----====== 358 612 抹消
15
メイショウドメニカ

1997 鹿毛58 2. 13. 8 51 ---===----- 75 185 抹消


[レース回顧] [ レースBoard ]
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 人力 04/6/27 16:33  
正に逃げ馬泣かせのタップダンスシチー。スローならば自らハナを切ることもでき、ハイでも4角で叩き潰す。今日の餌食はローエングリン。前半59秒台のミドルペースもお構いなしに、向こう正面でタップダンスシチーローエングリンを交わしにかかった。ハナを奪われたローエンはズルズル後退し、10着に大敗。逃げ・先行馬でタップダンスシチーに敵う中距離馬は、最早日本に存在しない……イングランディーレ?(笑)

レースは結局向こう正面で先頭に立ったタップダンスシチーがそのまま、全く危なげのない競馬で2馬身の差をつけてゴールイン。着差以上の強さを見せつけたとはこのことを言うのだろう。

終始タップダンスシチーをマークして競馬をしたシルクフェイマスが2着。直線で内にササり、ゼンノロブロイの進路を妨害したのは少々頂けない(恐らく四位騎手には過怠金が課されるのではなかろうか)が、改めて地力の高さを見せつけた。

3着は自分の競馬をし、唯一後方から追い込んできたリンカーン。不利を受け一旦スピードを落とさざるを得なかったゼンノロブロイは、最後の最後にかわされて4着に敗れた。多少出負けをし(たように見えた)、シルクフェイマスの直後につける展開になった時点で嫌な予感はしていたのだが……。

5着ザッツザプレンティ、6着ツルマルボーイの橋口勢。ザッツザプレンティは明らかに馬体細化。ツルマルボーイはゲート入りを嫌がるなど、本調子には遠かったか。本調子でタップダンスに勝てたのか、と問われれば、今日の展開では恐らく無理だったろうが。

他は全く見せ場はなかった(スティルインラブすら殆ど実況に名前が出てこなかった……)が、概ね実力通りに収まっただろう。今日のようなタテ長の展開になると、紛れが少なくなって実力勝負になる。但し2〜7着くらいまでは、力の差は殆ど無いと思う。抜けていたのは、着差の示す通りに勝ち馬だけだったということか。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| oo 04/6/27 16:41  
1着 タップダンスシチー 位置取りも良かったし馬も強い。
             まさに人馬一体。
2着 シルクフェイマス  タップダンスシチーの様子を見るように
             動いたのが良かったか。
3着 リンカーン     後ろにひかえすぎた気がする。しかし
             どうやってもタップにはかなわない気がした。
天皇賞後に4歳は弱いと言われていたがまたも古馬勢に勝ちを譲った。
ただ悲観する内容ではなかったのではないか。4歳勢は後ろに位置取る傾向があるようなので前で競馬ができるようになれば追い込み届かずの競馬は減ると思う。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 04/6/27 16:50  
ローエングリンが飛ばしたペースは平均よりやや速いくらいのペースだったが、その上既に3角でタップダンスシチーが捕まえに行くという厳しい展開。しかし、隊列がかなり縦に広がっていただけに後ろの馬にも苦しい展開となった。
このレースを、タップダンスシチーの独演会と評しても全く差し支えは無いだろう。ホームストレートの先行争いを3番手でうまくやり過ごすと、向こう正面中間でホットシークレットを、3角入り口でローエングリンを捕まえさっさと自分の展開に持ち込んでしまい、マークしていたシルクフェイマスは直線で逆に突き放してしまう磐石の内容。超ハイペースを3角から押し切った前走を髣髴とさせる競馬で、前走を遥かに超えるインパクトの勝利であった。シンボリクリスエスと争った現役最強の座はライバルの引退によって転がり込んだ形にはなったが、それを危なげなく防衛してみせた。これで胸を張って世界最高峰の舞台へと駒を進められるというものだ。結果がどうこう以前に、世界的に見てもマイナーな血統の7歳馬が一つの国の期待を背負いロンシャンのターフに立つことになれば、それ自体稀有なことであり素晴らしい快挙であるといえるのではなかろうか。
シルクフェイマスは前走を意識した完全なタップダンスシチーマークで進めることが出来た。直線入り口ではあわやの場面も作ったが、直線でまっすぐ走っていなかったこともあるが、やはり相手が悪すぎた印象。しかし、これまで実績の無かった阪神でのこの好走は、前に居た馬がいなくなる秋G1戦線へ期待を抱かせる内容であったのではないか。
対して、このシルクフェイマスの蛇行のあおりを食ったのが4着ゼンノロブロイ。外からリンカーンも迫っていた状況ではあれも致し方ないか。あれが無ければ2着もあったとは思うが、まあ勝ち馬とは予想以上に力差があったという事実はかえられないところ。
リンカーンは出来も天皇賞からは格段に良かったが展開的に向かなかった。展開さえはまれば2着もあっただろうが、こちらも勝ち馬とは力差を感じた。
ザッツザプレンティは持ち味のロングスパートを打たずじまい。雨が予想以上に乾いた時点できついとは思ったが、もう少し状況は変わっていたように思う。ツルマルボーイは展開のこともあるが見せ場すら作れなかったあたり、やはり安田記念とこのレースとの連覇は非常に高いハードルであるということだろう。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 大根役者 04/6/27 17:30  
ハナを切ったのは予想通りローエングリン。1コーナーを曲がると若干ペースを落としマイペースのラップを刻んでいこうとするが、向こう正面の中間あたりから3番手につけていたタップダンスシチーが動き、早々と先頭に立つ。つれて動いたのがシルクフェイマス。2番人気ゼンノロブロイ以下はタップダンスシチーらが動いた時についていかず、前の集団との差が開いてしまってから慌てて追いかけ始めたように見えた。結局勝負所となった場所で動いた2頭のワン、ツー。ただし、タップダンスシチーシルクフェイマスの実力差は歴然としていた。
勝ったタップダンスシチーは文字通りの楽勝。この馬の長所を知り尽くした鞍上の佐藤哲騎手の騎乗が勝負所を見極め、この楽勝劇を演出した部分も大きいと思う。これで日本の代表として堂々と凱旋門賞に挑戦できる。
2着のシルクフェイマスは積極的な競馬。タップダンスシチーが動いた時に喰らい付いていった四位騎手の判断も結果的には功を奏した。
天皇賞で大きく期待を裏切ったリンカーンゼンノロブロイを交わし3着に。前走で折り合いを欠いてしまったので、位置取りが後方になってしまったのは仕方ないと思う。復調のメドはたったのではないだろうか。
2番人気のゼンノロブロイは直線で2着馬が邪魔になった部分もあったが4着入線。タップダンスシチーシルクフェイマスが動き始めたところで先行集団との差が開いてしまったところが痛い。鞍上が慌てて追い出したが、この時点で勝負あった。
ザッツザプレンティは5着。この距離ではやはり瞬発力で見劣ったか。
前が残る展開では厳しかったツルマルボーイは6着。前走よりも相手関係が強化された部分もあったと思う。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| とお 04/6/27 19:03  
レースのラップは12.6 - 10.7 - 11.0 - 12.1 - 12.1 - 12.5 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 11.4 - 12.7 。
前半1000メートル58秒5で、淀み無く結構速い流れになったと言えそう。飛ばして押し切るといわれたサイレンススズカが宝塚記念を勝った98年の前半5F58秒6より速かった。ちなみに私が計算してみたところ99年から03年のこのレースの前半1000メートルの平均は60秒43となった。

1着 タップダンスシチー 能力だけなら古馬最強といえるほど強い勝ち方だった。
ラジオたんぱのWEBページに掲載されている、レース後の2、3着の騎手のコメントでも揃って「相手が強かった」と認めていることからもそういえそう。
レースではなかなかのスタートを切り、外枠から加速して内に。ローエングリンが引っ張る速い流れを、ホットシークレットの後ろの3番手で追走。前半から飛ばしたローエングリンがこのままではもたないと息を入れようとしたのが上記したラップの前半1000メートルを通過して12.5のところ。ただこの12.5を過ぎるか過ぎないかのところでタップダンスシチーが2番手のホットシークレットを競りながら一気に先頭を奪って主導権を取る。タップが先頭に立って刻んだラップが12.5の次の11.9のラップ。そこから刻むラップが12.1、12.0。前半から速いペースの競馬で、この段階でこのラップを刻んでは普通の騎手はついてこないか。唯一タップダンスシチーをマークしてたのがシルクフェイマスの四位騎手だった。4コーナーではさすがに手ごたえが少し怪しくなり佐藤騎手が気合をつけながら肩鞭を入れる。ここでタップをマークしていたシルクフェイマスの四位騎手は手ごたえよく、おそらくここが四位騎手がコメントした「道中勝てるかなと思った」場面。タップは抜けると思ったのか、後ろをチラッと気にした。だがタップダンスシチーが気合を入れるとさらに加速して、シルクフェイマスを突き放す。ここが11.4のラップ。このあたりで四位騎手も完全に敵は前だと気付き、懸命に追うが差は開いた。さすがのタップダンスも最後は一杯で12.7で、もし脚が残っている馬がいればこのラップの時に猛追できたのだが、そういう馬は今回のレースにいなかったか。タップダンスシチーが古馬最強といえるほど強い勝ち方で宝塚記念を勝利、G12勝目を上げ、凱旋門賞に向けて弾みをつけた。
ただ、気難しい気性は相変わらず。いつもレース前からややかりかりしているし、レースでもスタート後の1コーナーのあたりで内に切れ込んだあと、ホットシークレットに外から被せられると気にするような場面があった。そのあとすぐホットシークレットは単騎の2番手にいったからよかったが。向こう上面で先頭に立ったのも、佐藤騎手のコメントによるとどうやら馬が行く気になってしまって下手に我慢できなかったからのよう。タップダンスシチーが能力を出すためには、馬の気分を損ねないように乗ることが重要のようだ。

2着 シルクフェイマス この馬の長所は能力の高さももちろんだが、それ以上にレースセンスの良さか。1枠で悪い内の馬場を走らされる心配があったが、スタートセンスがよく、好スタートを切り、二の脚も速く、すぐに隣の2枠のトレジャーゼンノロブロイの外に出せたように思える。ペースが速く、折り合いが付けやすかったこともあるが、折り合いもスムーズで鞍上の意のままに動いていたように見える。四位騎手との息も合うのか。

3着 リンカーン スタートしてから武豊騎手が天皇賞の時に課題になった折り合いに細心の注意を払って、手綱を抑え丁寧に乗っているように見える。中団のやや後方でレースを進める。前に有力馬を見ながらレースを進める。ちょっと常識はずれのところで動いたタップダンスシチー、それをマークしたシルクフェイマスとちがって王道の仕掛け。最後1ハロンでタップダンスシチーが刻んだ12.7のラップの所でも一杯一杯にじわじわと詰め寄る程度で今回の所は完敗だったかもしれない。
ただ折り合い面がある程度スムーズに出来たことは、収穫だったし、神戸新聞杯の時は完敗したが、今回はゼンノロブロイを倒した。成長力があり、今後さらに強くなっていって欲しいところ。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| よこにぃ 04/6/28 05:17  
初書き込みになります。
今後とも、よろしくお願い致します。

1着 タップダンスシチー
昨年は不本意な3着に終わってしまったが、今年はその雪辱を返しての快勝!
勝ちタイムの2分11秒1は阪神2200mのレコードに0.2秒届かず。
しかし、自分から仕掛けての競馬だけに、このタイムは高評価出来ると思います。

2着 シルクフェイマス
3着 リンカーン
4着 ゼンノロブロイ

もう一度同じレースをすれば、順番が入れ替わるのではないか
という位の僅差の実力ではないかと思います。
今回は位置取りと直線の斜行があったのでこの順番になりましたが、この3頭はそれくらいのレベルの実力だと思います。

6着 ツルマルボーイ
一昨年、昨年と2着でしたが、今年は掲示板に載る事もできず。
でも下記に記していますが、今年はハイレベルだったのでこの馬の実力は出していると思われます。

また、単純に比較できませんが、昨年の勝ちタイム(2分12秒0)に5着までの馬が入っているので、今年の宝塚記念はかなりの水準以上のレースだったような気がします。

なんにしろ、タップダンスシチーには凱旋門賞で好走を期待できる内容であった事は間違いないと思います。

日本の馬が欧州最高峰のレースでどんなレースを見せてくれるのか、なにとぞ無事にロンシャンにたどり着ける事を祈るばかりです。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| タカハシ 04/6/28 19:06  
1着 タップダンスシチー
 各騎手の談話を読んでいると、「勝ち馬が強すぎた」のオンパレード。「行く気になったので行った」とのことだが、実際、3角から馬の行く気に任せて押し切れるというのは、実力が3枚くらい違ったという他ない。どの騎手も、いつもこんな競馬で勝ちたいのだと思う。でも馬の力が伴っていなければできない。春の天皇賞の金縛り状態は、自分から勝ちに動ける力のある馬がいなかったということに尽きるだろう。ヨーロッパ特有の重い馬場への適応、体調管理、佐藤騎手のいつも通りの騎乗、この3つが揃えばきっと凱旋門賞でも我々に夢を見せてくれるはずだ。
2着 シルクフェイマス
 今回私が最も強いと感じたのがこの馬。4コーナーの前からタップを追いかけて後ろに差されなかった内容は胸を張れるのではないか。最後の斜行は残念だったが、秋に期待。
3着 リンカーン
 折り合いは大丈夫のようだったし、後ろから行くのも予定通り。こんなものなのかなあ、と少し物足りない印象。
4着 ゼンノロブロイ
 4角手前で離されたが、騎手うんぬん以前に地力で劣っていたと思う。最後も斜行のあおりをうけたが、それがなくても先頭を狙うという勢いではなかった。ベスト距離の天皇賞秋が正念場になることだろう。
5着 ザッツザプレンティ
 デムーロ談「あそこでついていけばこちらが潰れる。距離がもう少しあればまた違うだろうが」。同感。JCか来春天皇賞を気長に待つしかない。
6着 ツルマルボーイ
 やはり間隔が詰まると走らない。やはり右回りより左回り。脚質にも難があるし、あれが精一杯だったか。
 
 4歳勢の馬脚が現れてきた感じ。2000〜2400の底力勝負のG1はこの世代は勝てないかもしれない。秋は3歳に追いかけられる。奮起に期待したいところだ。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 淀まで15分 04/6/30 16:50  
「勝ちに行く」とはまさにこういうレースを言うのだろう。タップダンスシチーが単勝一番人気に応え堂々の勝利を収めた。

勝負どころは3角。早くもタップダンスシチーが逃げるローエングリンを捕らえ先頭に立つと、
そのまま必殺ロングスパートでシルクフェイマス以下を完封。昨年のJCに次ぐG1・2勝目をあげた。
着差こそ前回のG1制覇ほど派手なものではなかったが、力の差を見せつけるという意味では今回のほうがよほど強烈な印象を与えたのでは。
鞍上の佐藤哲騎手も会心のレースに「3点セット」をスタンドに贈るサービス。
これは余談だが、関西のG1では滅多にウイニングランが見られないので当日、現地にいた方が少し羨ましかったりする(笑。

2着にはシルクフェイマス。勝ち馬に食らいついて3角から2番手に迫ったが、振り切られた。
しかし敢然と勝負を挑むシーンは見どころがあった。さながら先月の日本ダービーにおけるハイアーゲーム。納得のいく負けではないだろうか。
この上半期はG2・2勝、G1で2、3着の活躍。SSの孫としても代表的な存在になったと言える。

4歳の人気馬リンカーンゼンノロブロイは3、4着。リンカーンは今回は折り合いスムーズで直線もよく伸びたが・・・
ゼンノロブロイもいつも通りの先行策をとったが、一瞬の切れが身上の馬だけにあの展開は厳しかったか。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 04/6/30 18:18  
 正攻法。レースを演出したのはローエングリンだがレースを調理したのはタップダンスシチー。快勝劇。1番人気に応える圧倒的な強さでおおむね差し馬が制していた同レースを4角先頭で鮮やかに逃げ切った。直線は後続を突き放すパフォーマンス。レースをコントロールとは毎回行かないものも、直線で切れ味が更に増す脚はこの馬の魅力である。秋のロンシャンでどれだけの成績を残してくれるだろうか。実績から言っても期待していいだろう。勝ち時計は阪神で行われた宝塚記念レコード。
 シルクフェイマスは前で残ったという感じ。直線で斜行してしまったがなんとか。逆にそれで後ろのゼンノロブロイの進路がやや狭くなったという。審議にならないギリギリのやり方で2着確保。それがあってもなくても上位は確実だっただけに、前で競馬をしただけにこの着順の意味は大きい。ゼンノロブロイを応援していた自分にとってはこの馬が邪魔で邪魔でならなかったのが本音だが。
 リンカーンはハイペースに対応してきた。それと、前回全くだった折り合いもちゃんとついてきたようだ。若さというのもあったのかもしれない。ゼンノロブロイの4着は如何ともしがたいものもあるわけだが、伸び悩んだのは事実。内でシルクフェイマス、外でリンカーンに挟まれた影響もあったのかも知れないが。馬なりでテンポよく4角を上がってきただけに悔やまれる。切れ味が生きなければどうしようもなかった。
 ザッツザプレンティからが2分12秒台。もっと前で競馬すればよかったのになあ、という印象。ツルマルボーイは縦長になりすぎた展開で、直線のそれほど長くない阪神で前を捕らえるのはしんどい。展開面では去年の有馬記念に似たものもあった。サイレントディールスティルインラブも力通りかな。展開次第では順下位の順位は変わったかも知れないが。
 勝ち馬には誰も文句は言えまい。現にそうだが負けてもこれは仕方ないなあ、と。それこそ「強すぎた」のでしょう。

[0.14]


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