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宝塚記念 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| タカハシ 04/6/28 19:06
1着 タップダンスシチー 各騎手の談話を読んでいると、「勝ち馬が強すぎた」のオンパレード。「行く気になったので行った」とのことだが、実際、3角から馬の行く気に任せて押し切れるというのは、実力が3枚くらい違ったという他ない。どの騎手も、いつもこんな競馬で勝ちたいのだと思う。でも馬の力が伴っていなければできない。春の天皇賞の金縛り状態は、自分から勝ちに動ける力のある馬がいなかったということに尽きるだろう。ヨーロッパ特有の重い馬場への適応、体調管理、佐藤騎手のいつも通りの騎乗、この3つが揃えばきっと凱旋門賞でも我々に夢を見せてくれるはずだ。 2着 シルクフェイマス 今回私が最も強いと感じたのがこの馬。4コーナーの前からタップを追いかけて後ろに差されなかった内容は胸を張れるのではないか。最後の斜行は残念だったが、秋に期待。 3着 リンカーン 折り合いは大丈夫のようだったし、後ろから行くのも予定通り。こんなものなのかなあ、と少し物足りない印象。 4着 ゼンノロブロイ 4角手前で離されたが、騎手うんぬん以前に地力で劣っていたと思う。最後も斜行のあおりをうけたが、それがなくても先頭を狙うという勢いではなかった。ベスト距離の天皇賞秋が正念場になることだろう。 5着 ザッツザプレンティ デムーロ談「あそこでついていけばこちらが潰れる。距離がもう少しあればまた違うだろうが」。同感。JCか来春天皇賞を気長に待つしかない。 6着 ツルマルボーイ やはり間隔が詰まると走らない。やはり右回りより左回り。脚質にも難があるし、あれが精一杯だったか。 4歳勢の馬脚が現れてきた感じ。2000〜2400の底力勝負のG1はこの世代は勝てないかもしれない。秋は3歳に追いかけられる。奮起に期待したいところだ。
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