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2004 札幌記念 |
|| K 04/8/23 14:50
流石は札幌記念男、今年も武豊の独演となってしまった。 ファインモーションは武豊騎手のあの騎乗に尽きる。6枠といえど真ん中のほうの枠、行くとすれば最後方からだろうと思っていてその通りにはなったが、3角からまくりはじめ、4角で3番手から差しきり。前にいた2頭を切れ味で上回った。良馬場まで回復したのも大きかっただろう。多頭数のG1戦でこれの再現が出来るかといえば首を捻らざるを得ないが、3歳時の好調さを取り戻したと言っていい。 バランスオブゲームは予想通りローエングリンマークから捕まえに行く競馬。スローペースの切れ勝負は分が悪いことは分かっていたが、それにしても抜け出してからの手ごたえが案外。やはり小回りでは良さを発揮できないのか。天皇賞へ向けて賞金の面でも苦しい状況になった。個人的には、輸送をしてでもマイルCSの方へ出てもらいたいのだが…。 ローエングリンはタマモヒビキが控えたことで楽に逃げられることが出来たが、それが逆に自身苦手な切れ勝負を生んでしまった。今回は距離のこともあったのだろうが、もう少し速く逃げた方が良い味が出せると思う。 モノポールはこの距離は心配だったが、これは大健闘といえる。まあ、元来から相手なりに走るタイプだったのだが。 マイネルアムンゼンは上位とはまだ力差があったということだろう。
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