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霜月S |
[ ☆レース回顧 ] |
|| 白幸緋牡丹 04/11/23 19:56
先行有利が基調の今開催。この日は回復傾向ながら、やや重。時計、上がりとも速い数字が出ていた割りに、差しが届く馬場だったと思う。
レースはプリンシパルリバーらの出遅れでスタート。内から当然の如く快速イダテンがでてくるが、外から再B着エコルプレイスが結局は交わして行く。イダテンは距離不安と休み明けもあるせいか、あっさりハナを譲った様に見える。が、その実エコルプレイスが気分よくハイラップを刻んでいただけだった。この辺はヨシトミらしい。寧ろ後続馬の手応えが怪しいくらいの中、タイギャラントが徐々に押し上げていく。スローペースか? それとも早仕掛けか? これも勘違い。出負けしていたらしいツルマルファイター、エイシンハンプトンは共に後方から。 直線に向くあたり、まだエコルプレイスの手応えが良さそうに見える。また(春に続き)レコードか? と思っていると後方との差が意外にも(?)詰まっていく。速めに動いたタイギャラントが内からスルスルと伸びてエコルプレイスを捕えると前崩れが明らかになり、後方勢が一気に押し寄せる。中でももっとも鋭く伸びたのがツルマルファイターだったが、ソラを使いながらも早目に抜け出したタイギャラントがこれを押さえて勝利。離れた3着争いは、中団からの粘り込みを見せたアドマイヤジャックがテンケイとプリンシパルリバーの追撃を僅かに凌いだ。 1.9倍、3.7倍と高い支持を集めたエイシンハンプトンとエコルプレイスは、更に遅れた6着、7着に沈んだ。
勝ったタイギャラントは7歳にして初のOPでの勝利。これまでも短距離ダートOPの常連としてソコソコは来ていたが、前走芝でも上位を脅かす走りを見せるなど状態が良くなっていたのだろう。脚質的にも府中が合う印象も。叩き上げの高齢馬なので人気になりにくいタイプ。今回も6番人気とは言え、単勝は20倍近く。 2着のツルマルファイターは・・・まあ、力(3番人気)を見せて2着。どうにも勝ち味に遅く・・・。出遅れが無ければ、とも言えるが、終いの伸びにも繋がっているし、鞍上が蛯名騎手ではしょうがない。 3着争いの三頭はどれも人気薄。差があっただけに今後も展開などに左右されそうだ。
エイシンハンプトンは馬体減に次ぐ馬体減。陣営のコメント通り、まだ本当では無いのだろう。ペリエが凄くても、馬が良くなければどうしようもない。過剰人気だった。 エコルプレイスも前走の敗因とした馬体減が解消されてなかった。前崩れで7着はある程度評価できるが、淡白な印象が残る。もっと自在に立ち回れれるようになればサウスヴィグラスのように大成しそうなものだが。
#すみません。長過ぎです。
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