|| 富士山 05/02/06 (日) 21:42
ストーミーカフェの逃げはまさに絶妙だった。60.0-47.8という風に書いてしまうとただワンペースでそのまま押し切ったように見られてしまうが、それは違う。 3分割して解析してみると、35.7-36.7-35.4。テンを速く出てリードを取り、真ん中で息を入れて、最後は二の脚を使って素早く逃げ込む。しかも息を入れると言っても、12.0-12.3-12.4と極端に遅くなるわけでもない。 こういう流れを作られると、力のない馬に出番はなくなる。また、不利のある馬も流れに乗れなくなる。 だから中団からよく差してきて最後までバテなかったダイワアプセットにも今後の展望が開けていたのだが、惜しいことに右第1指骨複骨折で予後不良とのこと。非常に残念なことになってしまった。 マルカジークは少しポジションが後ろ過ぎた気もするが、上がり34.5でよく伸びている。今日のところは及第点であろう。メンバー中1400までしか勝ち星のない馬はこの馬1頭だったこともあり、少しガソリンが足りなかったか。 ニシノドコマデモは出遅れもそうだがプラス14キロは明らかに余裕残し。二重苦を抱えてこのペースを勝ち切るのは至難の業である。 ロードマジェスティは序盤から鞍上との呼吸が合っていないのか、出たり入ったりと1人(1頭)でうろうろしていた。それで4角捲りでは最後まで脚が持つわけもない。
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