愛、伊、独で種牡馬として供用され、後の馬産に、スピードとタフさの面で大きな影響を残した馬。
当初は、Rey del Carreres(走者の王)という名前で走っていた。但し、スペルミスにより途中まではRey del Carredesであったと言われる。
高いスプリント能力を示し、2歳時は3勝を、3歳時はブルックウッドH、カルヴァーSなど10勝を上げ、同期のプリークネスS馬、ベルモントS馬を相手にせず、Domino相手に善戦した。4歳から英でレースに使おうということになり、その際にAmericusと改名された。
4歳時は2戦して2着1回に終わったが、5歳時には13戦を消化、リドルズダウンプレート、サウスダウンプレートに勝利した。
6−7歳時は愛で種牡馬生活を送るがパッとせず、8歳でターフに戻り、4戦してガトウィックS勝ち、ペガサスC2着。9歳でも7戦し、ジュライC3着などがある。
10歳から、本格的に種牡馬入りしたAmericusは、初年度愛で供用の後、伊、愛、独とリース・売却によって各地を転々とし、18歳で亡くなっているが、初年度からAmericus Girlという名牝を輩出。計38頭が勝ち上がり、7頭がステークスウィナーとなった。Americus Girlの仔Lady Josephineからは、現代につながる重要な牝系が発展している。
// mazuda 03/02/24 (月)23:27
|