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秋風S |
[ ☆レース回顧 ] |
|| 富士山 02/11/10 (日)18:20
ゲートが開くと、ハッピーマキシマムとキシュウファンタジがガリガリと競り合って32秒6のHペース。人気のサーガノヴェルは離れた3番手につけ、その後ろにナムラマイカとサイキョウサンデー。サニングデールはその後ろで、シベリアンメドウと併走する形に。 直線に入ると、まずキシュウファンタジが失速。ラチ沿いをハッピーマキシマムが一杯に逃げ粘るも、坂の途中でサーガノヴェルが先頭に立つ。間を割ってナムラマイカが差を詰めるも届きそうになく、この2頭で決まったかと思われた。しかし大外から黄色い帽子のサニングデールが飛んで来る。ナムラマイカを捕らえ、サーガノヴェルをも飲み込んだかに見えたが、ギリギリハナだけサーガノヴェルが粘って4勝目を挙げた。勝ちタイムはレコードに0秒1差と迫る1分7秒1(サクラバクシンオーと同タイム)。 4着には差して来たサイキョウサンデーが入り、2番人気のハッピーマキシマムは5着。
サーガノヴェル・・・このタイムなら僅差も仕方なしか。前がHペースで引っ張ってくれるという流れもこの馬に向いた。手綱が横山騎手に戻ったこともプラスだったし、やはり左回りより右回りの方が向いている感じ。 サニングデール・・・持ち時計の無さから高速決着に不安を持たれていたが、それを一蹴するかのような素晴らしい末脚を使った。本当に生粋のスプリンター(1400はダメ)なのだろう。 ナムラマイカ・・・中山1200だと本当に安定感がある。勝ち鞍こそないものの、これでこのコースは5戦してすべて4着以内。ただ他の競馬場ではポツリ、ポツリとしか走らず、非常に狙いどころが難しい。今回好走したからといって次もどうかと言えば・・・。 サイキョウサンデー・・・力通り。56キロのトップハンデ・不得手な高速決着という点を考えれば好走の部類か。やはりベストはもう少し時計のかかる馬場。 ハッピーマキシマム・・・さすがにラップが速過ぎたか。やや馬場荒れの1番枠も向かなかった感じ。どうもこの所適鞍に恵まれていない。もう少し走れる馬なのだが・・・。 シベリアンメドウ・・・陣営のコメントにもあるように、現時点ではダート向き。今回は時計も速過ぎた。霜月Sに出た方が良かった気がする。
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