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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2005/ 5/ 8 NHKマイルC 東京 芝1600 G1 3歳混  9200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


ラインクラフト

2002 鹿毛55 1. 33. 6 59 =====------462 680 抹消

デアリングハート

2002 栃栗55 1. 33. 9 57 -===-------243 752 抹消

アイルラヴァゲイン

2002 鹿毛57 1. 34. 0 57 ===--------286 505 抹消

ペールギュント

2002 黒鹿57 1. 34. 3 56 =====------246 591 抹消

セイウンニムカウ

2002 鹿毛57 1. 34. 5 54 ====-------45 251 抹消
(外) エイシンヴァイデン

2002 栗毛57 1. 34. 6 53 =====------47 296 抹消

ビッグプラネット

2002 青毛57 1. 34. 8 53 -==--------89 281 抹消
パリブレスト

2002 芦毛57 1. 34. 9 52 -==--------25 107 抹消
バブルエスティーム

2002 鹿毛57 1. 34. 9 52 -====------0 51 抹消
10 イヤダイヤダ

2002 鹿毛57 1. 35. 1 51 --=--------22 140 抹消
11
コパノフウジン

2002 栗毛57 1. 35. 1 51 ==---------124 207 抹消
12
マイネルハーティー

2002 青鹿57 1. 35. 2 49 ===--------127 627 抹消
13
ディープサマー

2002 芦毛57 1. 35. 3 49 ===--------104 322 抹消
14
ストラスアイラ

2002 鹿毛57 1. 35. 4 48 =====------19 83 抹消
15
コスモフォーチュン

2002 鹿毛55 1. 35. 6 46 =----------49 90 抹消
16
インプレッション

2002 黒鹿57 1. 35. 7 46 ===--------31 217 抹消
17 シルクトゥルーパー

2002 黒鹿57 1. 35. 7 46 ===--------19 94 抹消
18 (外) マルターズビクター

2002 鹿毛 57 1. 35. 8 46 ====-------3 55 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
NHKマイルC [ ☆レース回顧 ]
|| クラシック 05/05/09 (月)01:15  
桜花賞馬、そしてクラシックホースが初参戦となった今年のNHKマイルCでしたがまさかあんな結末になるとは思いませんでした。今年の3歳牝馬のレベルが高いということなんでしょうか。さすがGI馬。

コスモフォーチュンが出遅れた以外はまずまずのスタートとなったが、直後の位置取りが勝敗を分けた。行くと思われたビッグプラネットディープサマーがお互いに牽制しながら控え、内からなんとエイシンヴァイデンがハナを切る。これではペースが速くなるわけも無く、マイルGIにしてはかなり落ち着いた流れ(1000m通過が59.4)になった。
人気のペールギュントとトライアルを勝ったマイネルハーティーの脚質が後方一気のみで、ここでもそういうレースをしたのに対し、ラインクラフトデアリングハートは自在性のある脚質で好位、しかも内側につけた。その後ろにアイルラヴァゲインなどが固まって追走。

直線を向いたところで内をすくって先頭に立ったラインクラフト、そのすぐ外のデアリングハートの脚色は衰えることなく、中団からよく伸びたアイルラヴァゲインペールギュントなどを振り切って、見事に牝馬のワンツー。今年の福永騎手は本当にすごい。
ラインクラフトデアリングハート共に初の長距離輸送にも関わらず、馬体が減ることなく仕上げてきたことと、樫ではなく、あえてこのレースに使ってきた両陣営の作戦がピタリとはまった形になった。

デアリングハートは桜の銅メダルから一つ順位を上げた。1勝馬とは思えない。後藤騎手も素晴らしい騎乗だった。

ペールギュントは内枠が響いたのか、いや、そんなことよりペースに泣いたのだろう。差し、追い込みが届く展開ではなかった。そんな中でアイルラヴァゲインの健闘はお見事だった。素質の高さを見せてくれたと思う。

逃げたエイシンヴァイデンが6着に粘ったが、ビッグプラネットは直線で伸びずに7着。掛かっていたようにも見えなかったし4コーナーの手ごたえも悪くなさそうだったがどうしたのだろう。
NHKマイルC [ ☆レース回顧 ]
|| DOS 05/05/09 (月)21:10  
展開ではエイシンヴァイデンが逃げる展開に。突っつくと思われたビッグプラネットは2.3番手の位置取りで折り合ってしまい前に行くことはなかった。エイシンヴァイデンだけ引き離して逃げる展開になりそれ以降は完全に固まって超スローで流れる。直線を向いてすぐ内ラチをねらって凄い反応でラインクラフトが抜け出す。その後ろからデアリングハートが追いすがるが差は縮まるどころか開いてしまう。外からアイルラヴァゲインがいい脚で来るが脚色が同じになってしまう。結局どの馬もラインクラフトを捕らえる事ができなかった。
ペールギュントは一瞬狭くなるような場面があったが、それでも突き抜けるような脚は使えず、4着と敗退。橋口調教師のコメントによるとダービーは断念する模様。
ビッグプラネットはまだまだキャリア不足ですし、初めて積極的に前に行かなかったわけですから、敗因はそこにあるのかもしれません。
イネルハーティー完全にペースに泣かされた。追い込み一辺倒の馬だけあってこのペースでは追い込みも不発になってしまった。ジョッキー談話によると左回りより右回り向きかもという発言もあるので左回りも多少は影響したのかもしれない。

ラインクラフトは追込馬だったはずが、先行脚質に見事転換を成功させた。脚質が自在になったのでレースの幅も広がったのではないか。

このレースは脚質の有利不利が顕著に現れたレースであるが、このメンバーではラインクラフトは完全に抜けている。

3歳牝馬が1.2着と今年の3歳牝馬のレベルの高さを証明したレース。しかし同時にこのレースに出走している3歳牡馬の現レベルは高いとはいえない。これから秋になっていくにしたがって成長していくことを願う。
NHKマイルC [ ☆レース回顧 ]
|| 朝日杯 05/05/10 (火)03:03  
初のクラシックホース、桜花賞馬参戦で注目されたNHKMC結果はなんとびっくり!牝馬のワンツーであった。
あくまで結果論だが、人気は今年の桜花賞組を軽視していたということになるだろう。
ラインクラフトは圧勝の可能性もあるということで(惨敗もあるが)2番人気になったが
デアリングハートも前々走Fレビュー、ラインクラフトの2着
前走桜花賞、ラインクラフトシーザリオの3着である。
ここまで非常に安定して順調に来ているではないですか。
これで単勝10番人気はやはり桜花賞組を軽視してしまったということだろう。
2頭とも初輸送だったにもかかわらず馬体重減もなく調子も絶好調、
桜花賞以上だったかもしれない。しかも2キロの斤量差である。しかし、あくまで結果論である。
今回の人気は2頭の関係者には失礼かもしれないが順当というか仕方ないという感じである。
今後、桜花賞馬が出てくることもあるだろう。当然牡牝のレベル差が議論されることになるだろうが、
それと同じくらい大切なのが、牝馬で府中の坂が克服できる力強さを持っているかどうか
考えなければならないことである。
牝馬でもそれを持っている馬はたくさんいるし、牡馬でも無い馬だってたくさんいるが
牡馬以上に牝馬は検討が必要だと思う。
(牡馬でも今年のビッグプラネットのようなのは考えないといけないが)
この力強さがないと、どんなにスピードがあって、末が斬れる馬でも東京1マイル戦は撃沈する。
今後この結果を鵜呑みにして、桜花賞馬は走ると決めつけるのは危険であると思う。
頭を悩ませることになりそうである。
東京マイル戦は基本的に速い馬より強い馬が勝つレースである。
しかも基本的には能力通り順当に決まるレースであると思う。
(レース数は多いのでフロックも波乱も探せばいくらでも出てくるが)
今年の牝馬二頭は速いだけでなく強さも持っていたということである。

ペースであるがいうまでもなく「スロー」である。一応ハロンタイムは
12.5 - 11.0 - 12.0(600m35.5) - 11.9 - 12.0(1000m59.4) - 11.3 - 11.3 - 11.6タイム1:33.6
上がり  4F 46.2 - 3F 34.2(ソース JRAホームページ)
これでは直線長くても後方待機馬は勝てない。ペールギュントセイウンニムカウはよくのびた方だろう。

スタートはぼちぼち。ビッグプラネットディープサマーも控えスローに。
ハナを切ったのはエイシンヴァイデン。続いてビッグプラネットディープサマー
内からラインクラフト、その外にデアリングハート、他にストラスアイラが好位につけ、
中団からアイルラヴァゲインイヤダイヤダコパノフウジンインプレッションが追走し、
その後ろにペールギュントセイウンニムカウ、後方からパリブレストマイネルハーティーなどが進み、
殿はバブルエスティーム
マイル戦なので慌ただしくて画像ではざっとしか確認できないが、
スローのせいかひどく掛かっていたような馬は見あたらなかったが、
ペールギュントも、マイネルハーティービッグプラネット他有力馬らが完全に折り合いがついていたとは言い難い。
勝ったラインクラフトも微妙。気分良さそうなのはエイシンヴァイデンくらいか。
4角から直線に向いて内からラインクラフトが鋭く伸び、最後まで脚色衰えることなく伸びきり
1.75馬身差の快勝である。その外でデアリングハートがしぶとく足を使って粘りきり2着。
さらに外から中団にいたアイルラヴァゲインが鋭く差してきて首差3着。
2馬身後ろに後方から伸びたペールギュントが4着、さらに1.25馬身あいて5着セイウンニムカウ
ハナを切ったエイシンヴァイデンは6着、控えたビッグプラネットは直線伸びず7着、
マイネルハーティーはどうにもならず12着。
続く。
NHKマイルC [ ☆レース回顧 ]
|| 朝日杯 05/05/10 (火)03:04  
続き。では個々に見ていこう。
1着ラインクラフト・調子は関係者のコメント通り絶好調。輸送にも関わらず馬体減りも無く、完璧な仕上がり。
直線に向いていっきにすさまじい脚を使い先頭へ、最後まで脚を使いきり、ラスト1Fも11.6と後方待機馬の
追撃さえ許さず完封し勝利。これでは差し、追い込み勢は差を詰めることさえ出来ない。お手上げである。
今回は2キロの斤量差さえいらない感じだった。スローの中一気に突き放した末脚は見事。
力強さもあり、格の違いを感じさせた。
今後だが、安田記念に出走すれば古馬牡馬との斤量差6キロの52キロ、ダンスインザムードとも4キロの差があり
恵まれたハンデ戦のようである。デュランダル他歴戦の古馬がそろうが、チャンスではなかろうか。
秋はどちらに向かうかわからないが古馬短距離戦線はまだ斤量差4キロあり期待できる。
牝馬なので5歳までは厳しいかもしれないが、4歳中は今後の成長次第で十分いけるだろう。
祐一騎手のインタビュー通り自在性を発揮した。しかしこれだけのスローを予想して前につけたのだろうか。
2着デアリングハート・こちらも初輸送だが+4キロ、絶好調だった。
勝ち馬とは実力差を感じたが、過酷な府中の坂を克服しアイルラヴァゲインをしのぎきったのは立派。
強い競馬をした。後藤騎手もいい騎乗をしたと思う。
しかしこれでいて1勝馬である。Fレビュー−桜花賞−NHKMCを2−3−2である。
本賞金的にはがっぽりで当分オープンでいられそうだ。
1勝馬でこれだけの活躍はロイスアンドロイスを思い出す。女ロイスにはならないで欲しい。
三戦の勝ち馬も同じなのでイマイチさんではなく安定しているのだと思うが・・・
(3歳春でこんな心配してもしょうがないか)牝馬限定戦では上位ではないか。
3着アイルラヴァゲイン・鋭く伸びて素質の高さを見せつけた。このペースならこの結果は仕方ない。
今後さらに成長するだろう。安定感もあり、マイル以下でこれから活躍するのではないか。
4着ペールギュント・若干かりかりしていたがよく伸びた。これがいっぱいいっぱいだろう。仕方ない。
内枠より流れ。今後どの路線を行くとしても脚質に融通をつけたいところ。
5着セイウンニムカウ・後方待機不利の中ペールギュントと同じところからよく伸びた。
ペールギュントには離されたが上等である。また渋い活躍だ。このあたりの着順ばかりだ。
個人的にこいつが渋い活躍していたので穴馬だと思っていたが、(馬券対象外になったのでどうでもいいが)、
前走大敗したのに単勝6番人気は思ったより人気になった。安勝が春天勝ったせいもあるだろうが。
みんな考えていることは同じなのだろうか。安勝によると「まだ(気性が)幼い」そうだ。
6着エイシンヴァイデン・思わずハナを切ることになったが、実力は出し切ったと思う。
7着ビッグプラネット・好走するには行くべきだったと思う。勝つことは出来なかっただろうが。
抑える競馬が出来るほど気性が安定してないのではないか。
逃げたとしても府中のマイルは息を入れないとスピードだけで逃げ切ることは難しく、
息を入れる競馬が出来るかどうかも気性的に幼いので無理だったろうが・・・
スピードは素質があるが、気性、スタミナ、力強さの成長が必要か。
今後、平坦コースの短距離戦で勝ちにいきながら成長させるか、
負けても中距離戦使ってゆったりした流れを覚えさせるかどちらかだろう。どちらもリスクを伴う。
8,9着パリブレストバブルエスティーム・力を出したと思う。
特にバブルエスティームはこのペースで殿にいながら隠れて地味によく伸びた。
自分のペースで自分の競馬をしたからだろう。
10着イヤダイヤダ・妥当なところでしょう。
11着コパノフウジン・いままで安定して走ってきたが、中団から伸びず今回は撃沈。
12着マイネルハーティー・この馬にはどうにもならない流れだったがそれでも全く伸びていない。
自身より後ろにいた馬にさえも抜かれている。どうしたのだろうか。
13着ディープサマー・逃げ馬ではないと思うのでこの馬にとってはあれでもいいと思う。
まだ判断するには早いかもしれないが、マイルでもこの馬には長いのではないか。
16着インプレッション・この馬も地味な活躍をしてきた馬だが、今回は大敗。
もう少し前に行ってもよかったのではないか。

[0.16]



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