|| DAVIDBOWIE 05/05/15 (日)21:24
1着 アサクサデンエン 牡 6 後藤浩輝 6人気 1:20.3R 2着 オレハマッテルゼ 牡 5 柴田善臣 5人気 3着 テレグノシス 牡 6 勝浦正樹 2人気
直前から降り始めた雨もほんのほこりどめ程度、府中の馬場は今週も内有利の高速馬場だった。逃げ馬がニシノシタンくらいしか見当たらず、ペースが遅くなることは誰もが予測していたことだろう。そんな中、内枠かつ先行型に有力馬が見当たらず戦前には混戦模様を呈していた。
スタート直後は予想通りニシノシタンが逃げ、ゴールデンキャストが積極的に2番手。有力各馬はことごとく後方を追走する中、驚かされたのはアサクサデンエンのおっつけおっつけしつつの先行策。NHKマイルC2着(デアリングハート)等、乗れている後藤騎手の技ありの騎乗だった。(これを武豊に期待したのだが・・・もう後の祭り。)
決してペースは緩んではいなかった(600M34.1→800M45.5)が、直線に入ると5頭の先行集団から内を突いてアサクサデンエン、外からオレハマッテルゼが伸びてNHKマイルCのビデオテープを見るように「後ろからはなんにも来ない」競馬に。後方集団はどれも同じような脚色でごちゃつき通しだったが、最後の最後でテレグノシスが意地の伸びを見せて3着に入った。
「高松宮記念組よりもマイル重賞組」のセオリー通りのアサクサデンエンの快勝だった。確かに前走マイラーズC(G2)で見せた『鬼脚』は見事の一言だったが、まさかあの先行策とは、恐れ入った、と脱帽するより仕方ない。もともとマイル戦を最も得意としている馬だけに、次の安田記念でも期待できそう。
オレハマッテルゼはこれが一杯一杯の天井だろう。安田記念でもそれほど人気にはならないだろうが、積極的には買う気はしない。
ダンスインザムードは古馬1,400Mのペースについていけず惨敗。やはり1,600M―2,000Mが適距離で、個々を叩いての変わり身に期待したい。気性面からも、内枠を切望。
アドマイヤマックス、テレグノシスはそろそろ年齢的にも往時の力は望めないのか?今日のところは馬場の影響もありよく走っているのだが、もう一歩凄みという点で物足りなかった。
サイレントウィットネスを倒した香港の馬あたりに賞金をさらわれることだけは避けたいのだが、ジャパンナショナルチームは中軸を欠く形で本番の安田記念を迎えることになる。
■ハロンタイム 12.4 - 10.7 - 11.0 - 11.4 - 11.1 - 11.4 - 12.3
■上り 4F 46.2 - 3F 34.8
■お時間があれば是非遊びに来てください。 http://blog.livedoor.jp/bowie2240/
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