|| onocci 07/03/19 (月)00:42
上位馬についてのみ、簡単に。 1着のアイポッパーは、道中4番手につけて常にドリームパスポートをマークしながらの競馬。休み明けながら、最後は3000m以上では1枚上手というところを見せて、競り勝ち(上がり3F34.3)。58キロを背負いながら、57キロドリームパスポートに先着したのは、本番に向けても大きい。
惜しくも2着に敗れたドリームパスポートは、道中かかり気味に進んだためか、上位4頭の中では上がり3ハロンがいちばん掛かってしまった(34.5)。有馬記念以来ということで酌量の余地はあるだろうが、3000m以上の距離の適性に疑問を感じずにはいられない。かかりさえしなければスタミナは持つのかもしれないが、この馬のベストパフォーマンスは2000〜2400mでこそ発揮されると思う。
ゴール前鋭く伸びてきたのが、3着トウカイトリック(3F34.0)と4着デルタブルース(34.1)。トウカイは前走に続いて中団から差す競馬。終いは確実に伸びてくるようになってきた。57キロだったここは、順調に使われていた強みで勝ちたかったところではあるが・・。本番に向けては、去年克服できなかった58キロを克服することがまず第一の課題だ。唯一59キロ背負ったデルタは、課題のスタートはまず成功。最後の3・4コーナーでペースが上がったときに、一瞬ついて行けなくなる悪癖が出て、直線向いてからも脚をなくしかけた馬が壁になりそうだったが、ガッツを見せてよく伸びてきた。ここにも遠征の成果が出ているか?調教は十分に積んできたようだったが、レースを使ってこそ本当に良くなる馬で、次回は斤量減ということも考えれば、本番へ向けて最も上積みが期待できるのはこの馬だと思う。
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