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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2007/ 6/24 宝塚記念 阪神 芝2200 G1 3上国  13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


アドマイヤムーン

2003 鹿毛58 2. 12. 4 66 ---====----721 810 抹消

メイショウサムソン

2003 鹿毛58 2. 12. 5 66 ---========972 1147 抹消

ポップロック

2001 鹿毛58 2. 12. 8 64 ----====---440 766 抹消
アドマイヤフジ

2002 黒鹿58 2. 12. 9 64 ---====----373 935 抹消
ファストタテヤマ

1999 鹿毛58 2. 13. 0 63 ----=======403 811 抹消
カワカミプリンセス

2003 鹿毛56 2. 13. 2 63 ---=====---299 559 抹消
インティライミ

2002 鹿毛58 2. 13. 3 62 ----===----309 811 抹消
ウオッカ

2004 鹿毛51 2. 14. 0 58 --=====----1221 915 抹消

トウカイトリック

2002 鹿毛58 2. 14. 3 58 -------====478 301 抹消
10 マキハタサイボーグ

2002 鹿毛58 2. 15. 1 56 ------=====70 214 抹消
11 [地] コスモバルク

2001 鹿毛58 2. 15. 2 55 ----====---440 1095 抹消
12
ダイワメジャー

2001 栗毛58 2. 15. 8 52 --======---926 603 抹消
13
スウィフトカレント

2001 青鹿58 2. 15. 9 52 ---====----184 655 抹消
14
シャドウゲイト

2002 黒鹿58 2. 16. 0 52 ---===-----208 557 抹消
15
アサクサキングス

2004 鹿毛53 2. 17. 3 46 ----=======440 573 抹消
16 マイソールサウンド

1999 栗毛58 2. 17. 5 46 --========-321 542 抹消
17
アドマイヤメイン

2003 栗毛58 2. 18. 2 44 ----======-196 296 抹消
18
ローエングリン

1999 栗毛58 2. 20. 6 34 --====-----550 494 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 07/06/24 (日)22:46  
 この日の阪神は、降雨の影響でずっと芝=稍重、ダート=不良だった。それでも10Rまでは雨は激しくなく、むしろ時々止んでいるように見えた。だが10Rが終わってから再び雨が強く降り始める。稍重発表は変わらないものの、重寄りの馬場になっていたと推測する。
 人気はウオッカメイショウサムソンアドマイヤムーンポップロックダイワメジャーカワカミプリンセスの順でそこから大きく開いた7番人気がシャドウゲイトであった。

 スタートすると、激しい先行争いが始まった。この先行争いは、大外枠を生かしてローエングリンが制したが、初めの3Fが33秒5、5Fが57秒5。これはあまりに速すぎる。まして馬場は稍重である。
 向正面の隊列は、ローエングリンアドマイヤメインアサクサキングスシャドウゲイトマイソールサウンドダイワメジャーカワカミプリンセスコスモバルクウオッカメイショウサムソントウカイトリックインティライミアドマイヤムーンポップロックアドマイヤフジマキハタサイボーグファストタテヤマスウィフトカレントの順。さすがに隊列は縦長になったが、極端に離れていたわけではない。全体的にハイペースに巻き込まれていたと言えるだろう。最終的には前が大きく崩れて、前の5頭がゴールでは後ろから5頭となっている。
 ローエングリンは3角で追いつかれ、4角まで激しい先頭争いが続く。その中で、メイショウサムソンウオッカが外から進出し始めた。
 4角で先頭に立ったのはカワカミプリンセス。内からウオッカ、外からメイショウサムソン、さらに外からアドマイヤムーンが迫ってくる。最後はアドマイヤムーンメイショウサムソンとの叩きあいを制し優勝。メイショウサムソンが2着で、3着には最後追い込んだポップロックが入った。1番人気ウオッカは8着に終わった。

 アドマイヤムーンはどちらかというと2000m以下のイメージが強かったが、2200mでもスローの京都記念で勝ち、今回ハイペースで勝った。既にフリーハンデでそうなっているらしいが、現役日本最強馬といえるだろう。今後のさらなる活躍が期待される。
 なお、勝ちタイムは2分12秒4。阪神2200mの従来のレコードは2分10秒9だが、馬場差を考えると恐るべき好タイムである。途中のペースが速かったとはいえムーン自身の実力は高く評価できる。
 メイショウサムソンは最後にアドマイヤムーンに屈する形となった。ただしサムソンらしい競馬はできている。それだけにかえって力負けの印象もある。
 馬券圏外で評価したいのはカワカミプリンセス。先述のように先行勢壊滅の流れでいったん先頭に立ち6着。今回の着順は実力順を大体反映していたと思うが、この馬に関しては展開がもう少し落ち着いていれば本当に勝っていたかもしれない。
 ウオッカは、スタートしてから外に出そうとして外側の馬と接近して狭苦しくなり(ここでウオッカがイヤイヤしているように見えた)、3角で外に出したと思ったら直線では内に突っ込むちぐはぐな競馬。体調不完全や実力不足なども考えられるが、現時点の能力を出し切っていたとは思えない。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 79 07/06/25 (月)20:11  
12.1 - 10.5 - 10.9 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.7 - 13.0 - 12.3 - 12.2 - 12.4 2:12.4 4F 49.9 - 3F 36.9

入りの3F33.5秒は、一つ前の1000万下条件のスプリント戦の3F34.5秒より1秒も速い驚異的ラップで、
ローエングリンの逃げは、はっきり言って「暴走」と形容するしかないものでした。
乱ペースについていった先行勢は、軒並み大きく離されての大敗となりました。これは致し方ない結果でしょう。
この流れを早め早めに動いていったメイショウサムソン、それに最終コーナーの立ち上がりで持ったまま並びかけていった
アドマイヤムーンが最後まで叩き合ったことを考えると、この2頭が現役中距離馬の中でも頭ひとつ抜けた存在であると言ってよいでしょう。
(雨が降って馬場が悪いのに時計が出るという、かなり特殊な条件下ではありましたが)
秋は、アドマイヤムーンは天皇賞と香港遠征を、メイショウサムソンは凱旋門賞挑戦をそれぞれ目標とするようです。活躍を期待したいです。

ポップロックアドマイヤムーンをマークするような形でレースを進めましたが、4角で置いていかれ、
最後まで差を詰められませんでした。この距離ではこれがこの馬の限界かもしれません。
アドマイヤフジファストタテヤマといった後方待機組は展開が嵌った感が強いですが、アドマイヤフジに関しては一時期の不調を脱したと見え、
秋にはさらに良い状態で競馬ができるのではないでしょうか。陣営の努力を讃えたいです。

カワカミプリンセスは4角で先頭に立たされる厳しい展開。結果論ですが、いつもより前につけたのが仇となったか。
こういう過酷なレースの方が合っているタイプ、秋はエリザベス女王杯のみならず、
厳しいラップをつくる先行馬がいれば秋天やJCでも活躍が見込めそうです。
(逆に、スローの上がり勝負になると、牝馬相手でも再び苦戦を強いられる可能性はかなり高いかも)

ダイワメジャーは調教までは良かったのですが、長距離輸送が応えたか、大幅馬体減。まるで力を発揮できませんでした。

ウオッカは8着。
馬場、展開、道中での位置取り、直線での進路などなど、「全てがうまくいった」のがダービーだとするならば、
それらが「何もかもが悪い方に転がった」のが、この宝塚記念だったのではないでしょうか。
凱旋門賞挑戦に前向きのようですが、この一戦によるダメージは大きいでしょう。どこまで建て直せるか、注目したいです。
この大敗があっても、ウオッカのダービー制覇という歴史的快挙は、少しも色褪せないものだと私は思っています。
この敗戦で失望したり大幅に評価を下げたりする人が少なからずいるかと思うと、とても残念です。
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 07/06/25 (月)20:22  
付けたしの形でお願いします。

「スローの瞬発力勝負」だけで切ったアドマイヤムーン。スタミナと底力の極限勝負だったハイペースの中距離戦でも勝ち負けに絡んだ驚きました。

勝ち時計:2:12.4秒(良馬場なら10秒台切ったタイム)
4F 49.9 / 3F 36.9

ラップ
12.1 - 10.5 - 10.9 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.7 - 13.0 - 12.3 - 12.2 - 12.4

稍重発表だが、第10レース水無月特別の1200mのラップが
12.4 - 10.6 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 11.8
と1:09.6秒台で、宝塚の場合は1:09.8秒台である。それでも勝ち馬の3ハロンが(34.8)なのだから、宝塚記念最速のハイペースなのは間違いない。

上がり3ハロン
1着 アドマイヤムーン(36.2)
2着 メイショウサムソン(36.6)
3着 ポップロック(36.5)
4着 アドマイヤフジ(36.4)
5着 ファストタテヤマ(36.4)
6着 カワカミプリンセス(37.5)
7着 インティライミ(37.1)
8着 ウオッカ(38.0)

他の先行馬は38秒台で、単純にスタミナ切れと解釈、力負けではないでしょう。
掛かったウオッカがまともに後方から競馬をしたら多分最低3着ぐらいでしょうか?

叩き合いに強いメイショウサムソンだが、本質は「先行型」。大阪杯以後は3.4コーナーからのロングスパートに脚質変更して結果を出しましたが、私自身のレース予想でも天皇賞は「後方待機策の差し馬を凌いでのこと」で、今回怖いのは「後方待機策の差し馬」と書きました。そして今回のペースで有利だったのはアドマイヤムーンの「差し馬/末脚型」で、アドマイヤムーンメイショウサムソンとの差はここに現れたと言っていいでしょう。
今後両者が戦う場合距離が2500m以上伸びればメイショウサムソンが、2200m以下ならアドマイヤムーンが一歩上手と思ってもいいでしょう。これまた展開次第ですが。今後両者が戦うのは有馬記念ぐらいしか思いつきませんが、再戦してほしいです。

また今回のハイペース・消耗戦で足痛めたり、肉体的ストレスで故障馬が今後出てくる可能性はあります。上手く休養を取ってください。

[0.15]



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