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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2009/ 2/22 フェブラリーS 東京 ダ1600 G1 4上国  9400

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


サクセスブロッケン

2005 青鹿57 1. 34. 6 64 --===------176 421 抹消
(外) カジノドライヴ

2005 栗毛57 1. 34. 6 64 --==-------43 213 抹消
カネヒキリ

2002 栗毛57 1. 34. 6 64 --====-----451 507 抹消
エスポワールシチー

2005 栗毛57 1. 34. 8 63 --==-------463 964 抹消
(外) フェラーリピサ

2004 鹿毛57 1. 35. 0 62 -===-------205 392 抹消

ヴァーミリアン

2002 黒鹿57 1. 35. 1 62 --====-----370 497 抹消
アドマイヤスバル

2003 青鹿57 1. 35. 8 59 -====------170 611 抹消

バンブーエール

2003 栗毛57 1. 35. 8 59 =====------149 240 抹消

トーセンブライト

2001 鹿毛57 1. 36. 0 58 -===-------180 628 抹消
10 ヒシカツリーダー

2004 青毛57 1. 36. 0 58 ====-------78 170 抹消
11 (外) カフェオリンポス

2001 栗毛57 1. 36. 1 57 -===-------150 451 抹消
12 (外) ビクトリーテツニー

2004 栗毛57 1. 36. 2 57 ===--------76 231 抹消
13
ナンヨーヒルトップ

2005 栗毛57 1. 36. 2 57 ====-------57 198 抹消
14
キクノサリーレ

2005 鹿毛57 1. 36. 3 57 -===-------42 142 抹消
15
サンライズバッカス

2002 黒鹿57 1. 36. 7 55 -=====-----310 568 抹消
16
オフィサー

2002 栗毛57 1. 36. 7 55 ===--------86 316 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
フェブラリーS [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 09/02/22 (日)21:20  
 今までのダート戦は前半から飛ばして後半は我慢比べ、といった感じで、前半より後半が遅くなるペース配分が普通だった。だが昨秋のJBCクラシック、JCD、東京大賞典、そして今年1月の川崎記念と、全体のタイムが速くない割りに上がりタイムが速いレースが続いた。特に東京大賞典など、前半が64秒4、後半が60秒1、上がり3Fは35秒4と極端なスローの上がり勝負となった。この変化に対して競馬界の世論は概して好意的であり、ダート界のレベル向上を示すものとして扱う傾向が強かったように思う。
 前述の4戦において、JBCクラシックはヴァーミリアンが制したが、後の3戦はカネヒキリが勝っている。当然このレースでも中心視され、1番人気となった。ヴァーミリアンカジノドライヴと続き、以下フェラーリピサエスポワールシチーまでが単勝10倍以内、続く6番人気サクセスブロッケンは20倍を超えた。

 スタートでサンライズバッカスが出遅れた。何頭かが前を争ったが、結局逃げたのはエスポワールシチーカジノドライヴサクセスブロッケンがその後につき、内でカネヒキリ、外でフェラーリピサが続く。続いてキクノサリーレで、ヴァーミリアンはその次である。始めの3Fは35秒1と表示された。
 その隊列のままコーナーを回り、直線でエスポワールシチーは再び突き放しにかかる。2番手カジノドライヴで、内外の差を活かしてカネヒキリサクセスブロッケンと並ぶ。フェラーリピサも必死に食いつくが、ヴァーミリアンはいまひとつ伸びてこない。
 直線半ばで、ついにエスポワールシチーが力尽きた。まずカジノドライヴが捕らえ、続いてカネヒキリサクセスブロッケンがやってきたが、この段階でサクセスブロッケンの方が伸び脚が優っていた。3頭の叩き合いになって、サクセスブロッケンがじわじわと前に出たところがゴールだった。最後にカジノドライヴカネヒキリが並びかけたようにも見えたが、これはカジノドライヴが残していた。1着サクセスブロッケン、2着カジノドライヴ、3着カネヒキリ。逃げたエスポワールシチーが4着に残り、フェラーリピサヴァーミリアンと続いた。勝ちタイムは1分34秒6(レコード)だった。

 ダートコースの中でも、東京は元から上がりが速くなりやすい。だから今回程度の上がりは予想の範囲内だが、前半もスローとまでは言えずそれなりのペースではあった。冒頭の話に戻るが、昨秋から前半が遅いレースが続くことで、サクセスブロッケンは損をし、カネヒキリヴァーミリアンは得をしていたのではないか、というのがレースを見た感想である。
 ただし今後ダートG1戦線で、速いペースで引っ張ってくれる逃げ馬が出るとは期待しにくい。可能性があるとしたらサクセスブロッケン自身とフリオーソが先陣を争い続けたときくらいだろうか。そういう意味で、サクセスブロッケンはかしわ記念や南部杯のようなマイルG1の方が勝ちやすいかもしれない。同時に中距離G1では今後もスローペースが多いだろうから、レコード決着にならないような流れならカネヒキリヴァーミリアンにも勝つチャンスはあるだろう。
 カジノドライヴはJCDのときはあまり評価していなかったが、今回はかなり強かった。この差の理由はまだわからないが、現時点ではコース適性の問題かと思っている。次走はドバイWCなのだろうか。今回のレースを見て、ひょっとしてこの馬もマイル向きかと思っただけに、本当はゴドルフィンマイルの方がいいのかもしれない。(勲章の魅力の差はあるだろうが)
フェブラリーS [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 09/02/23 (月)13:30  
戦前からカネヒキリヴァーミリアンの二強体制と言われ、これにカジノドライヴフェラーリピサエスポワールシチーが挑むというレース展望だった。その中にサクセスブロッケンは入れてもらえなかった。その理由はカネヒキリヴァーミリアンに負け越したことが影響している。また、カジノドライヴの潜在能力に賭けてみたいというのあったのだろう。
オッズは今挙げた馬達が中心で、レースもそれらの馬達の独壇場となった。

主なレース展開は倫敦納豆さんが語っている通り。

今回二強体制が崩れたのは「スピード主体のマイル戦」だったことが影響している。それについては倫敦納豆さんが深く言及していて、2000m特有のレースの流れが今回の二強、カネヒキリヴァーミリアンにはベストペースだった。ちなみにジャパンカップダートはカネヒキリメイショウトウコンヴァーミリアンで1〜3着で決着して、サクセスブロッケンカジノドライヴはその中に入れてもらえなかった。しかし、フェブラリーステークスではジャパンカップダートと着順が入れ替わった形に。

エスポワールシチーカジノドライヴは他馬のプレッシャーが掛かることなく自分のペースで言ったのが大きい。無論、サクセスブロッケンフェラーリピサカネヒキリヴァーミリアンも同様。これにより「適正に優れた実力馬が力を発揮した」結果に繋がった要因と筆者は思っている。

この要因によるゴール前の激しい争いは非常に見ごたえがあった。

なおカネヒキリヴァーミリアンに更なる差が付いたが、これは時計勝負が影響しているだろう。
カネヒキリは1分34秒台の時計があるに対して、
ヴァーミリアンは1分35秒台の時計までしかなかった。
ヴァーミリアン鞍上の武豊騎手も「前が速かった」と認めている。

[0.09]



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