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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2009/ 5/ 3 天皇賞・春 京都 芝3200 G1 4上国  13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


マイネルキッツ

2003 栗毛58 3. 14. 4 57 ---========457 663 抹消
アルナスライン

2004 鹿毛58 3. 14. 4 57 -----======282 236 抹消
ドリームジャーニー

2004 鹿毛58 3. 14. 7 57 ----====---828 194 抹消
サンライズマックス

2004 黒鹿58 3. 14. 7 57 ---========203 129 抹消
ジャガーメイル

2004 鹿毛58 3. 14. 8 56 ------=====386 611 抹消

トウカイトリック

2002 鹿毛58 3. 15. 1 56 -------====478 1488 抹消
ヒカルカザブエ

2005 黒鹿58 3. 15. 2 55 ----=======41 132 抹消

ポップロック

2001 鹿毛58 3. 15. 2 55 ----====---440 146 抹消

アサクサキングス

2004 鹿毛58 3. 15. 3 55 ----=======440 340 抹消
10 デルタブルース

2001 鹿毛58 3. 16. 2 53 ------=====327 329 抹消
11 ゼンノグッドウッド

2003 鹿毛58 3. 16. 4 52 -=======---25 18 抹消
12
モンテクリスエス

2005 鹿毛58 3. 16. 7 52 -----======184 406 抹消
13 ネヴァブション

2003 黒鹿58 3. 16. 7 52 ----=======343 255 抹消
14
スクリーンヒーロー

2004 栗毛58 3. 17. 1 51 ---=====---455 50 抹消
15 ホクトスルタン

2004 芦毛58 3. 17. 3 50 -------====130 214 抹消
16 [地] コスモバルク

2001 鹿毛58 3. 17. 9 49 ----====---440 73 抹消
17 シルクフェイマス
10
1999 鹿毛58 3. 18. 8 46 ----=======371 203 抹消
18
テイエムプリキュア

2003 黒鹿56 3. 20. 6 41 --======---184 60 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 09/05/03 (日)21:04  
今年は戦前から「混戦」という評価が、浸透していた。1番人気のアサクサキングスが単勝3.5倍で、2番人気がスクリーンヒーローで6.3倍と1,2番人気の支持率に開きがあった。以下モンテクリスエスアルナスラインドリームジャーニーが10倍を切っているが、ジャガーメイル以下支持率の開きはない。

ラップ:13.3 - 11.7 - 11.4 - 12.2 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 13.0 - 13.0 - 12.7 - 12.7 - 12.2 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 12.0

レースを振り返ると大方の予想通りテイエムプリキュアが逃げの体勢に入るが、1回目の坂でホクトスルタンに先頭を奪われると、正面スタンドではシルクフェイマスが先頭立つ。この一連の先頭争いで1000m通過が60.2秒。隊列はシルクフェイマスホクトスルタンテイエムプリキュアの先頭集団。少し離れてコスモバルクスクリーンヒーローネヴァブションアルナスラインの一団。続くのがマイネルキッツアサクサキングスサンライズマックスデルタブルーストウカイトリックポップロック。後方にジャガーメイルドリームジャーニーヒカルカザブエモンテクリスエスゼンノグッドウッドが最後方。1,2コーナーを曲がり切ると先頭集団のペースが急激に落ち、それを見計らってアサクサキングスがグングンと先頭集団に取り付き、そのままロングスパートを仕掛ける。2回目の坂下でペースが一気に上がり、先行していた集団はこの時点で余力を失う。先頭のホクトスルタンスクリーンヒーローアサクサキングスが取り付き、直後の内コースにマイネルキッツ、外にアルナスラインが迫る。そして直線ではアサクサキングスが先頭を奪い、他馬を引き離しに掛かる。だが、勢いがない。誰も通らない内コースでマイネルキッツ、大外にアルナスラインがアサクサを捉えると、後続からは追撃する馬が皆無。そのままマイネルとアルナスとのマッチレースの様相となり、お互い馬体を併せていっての叩きあいはマイネルキッツがクビ差凌いだ。3着に1 3/4馬身で大外からドリームジャーニー、4着に内ラチ付いたサンライズマックス、5着はジャガーメイルと差が無く掲示板に並んだ。

レース展開として前半速く、中盤緩み、後半速いテンポである。前半こそ60秒台と速いが、向正面で先頭集団のペースが落ちたことで息抜きできたことが少なからず極端な消耗戦にはならなかった。後半急に速くなったのはアサクサキングスが仕掛けたのを、ホクトスルタンが譲らなかったためであり、その後方で控えている馬に影響はなかった。そのため消耗戦とはならず、直線では瞬発力勝負となった。この展開では瞬発力に劣るアサクサキングスが直線何の抵抗できなかったのが分かる。

勝ったマイネルキッツは内枠を利して終始内ラチ中団で折り合い、直線では内コースを逸早く抜け出して、後続の追撃を振り切った。内容としては実力と共にコース取りの上手さが目立った。2着のアルナスラインは直線大外に振られたのが影響して、大きな距離ロスとなった。内容は1着馬とは変わらないが、少なくとも実力を示せた一戦だったことに変わりはない。3着のドリームジャーニーは直線まで後方で末脚勝負に徹した。しかし、1,2着馬を脅かすことはできなかったが、この馬のレースはしているため、評価を落とせない。9着のアサクサキングスに関しては直線の瞬発力決着では何の抵抗も示せなかった。14着のスクリーンヒーローは今年GWという季節を考えていない調教師の調整ミス。当日輸送で3時間オーバーで到着しては馬が走れない。5着のジャガーメイルは健闘こそしたが、休み明けで身体が持たなかった。

アラカルトを語りたい。マイネルキッツに関して。前走の日経賞で長距離戦初出走、重賞未勝利馬の天皇賞(春)制覇は29年前のニチドウタローまで遡る。2003生年のメイショウサムソンアドマイヤジュピタ、今回のマイネルキッツら同世代の天皇賞(春)連続制覇は、1973生年のテンポイントグリーングラスカシュウチカラ以来となる。マイネル軍団(ラフィアン勢)の八大競争制覇は史上初。それまでは岡田繁春氏の持ち馬ダービーのグランパズドリームや、皐月賞のコスモバルクが2着、96年有馬記念のマイネルブリッジの3着しかない。日経賞の1,2着馬が今回の天皇賞でも入れ替わり決着となったが、両者とも3着以下を突き放しており、それ相応の評価しても良かったレースでもある。その時3着のモンテクリスエスは15着。

去年の1,2着馬であったアドマイヤジュピタメイショウサムソン、有馬記念で最強馬を誇示したダイワスカーレットが引退。ウオッカディープスカイに抵抗できず。今回はそれらの馬らに劣る面子だったため、天皇賞でも混戦となり、人気薄の馬が勝つ・・・それも重賞未勝利馬に。秋になれば現3歳世代によって世代交代を突きつけられそうである。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 09/05/03 (日)23:05  
 一番人気はアサクサキングス(3.5倍、ただしプレミアム分を含む)、以下スクリーンヒーローモンテクリスエスアルナスラインドリームジャーニーでここまでが単勝10倍以内だった。
 テイエムプリキュアホクトスルタンらがスタートから前へ行こうとするが、激しい先陣争いの結果、それらを押しのけて何とシルクフェイマスがハナに立った。スルタンプリキュアはそれに続き、離れた4番手にスクリーンヒーローネヴァブションがいたがここでまたコスモバルクが前3頭に迫っていく。その後ろに早くもアサクサキングスがつけ、内にサンライズマックスアルナスラインマイネルキッツデルタブルースドリームジャーニーらが控えた。モンテクリスエスはさらに後方である。
 始めの1Fが13秒台の後、11秒台のラップが続く(4F目は12秒台)が、8F目でペースが大きく落ちる。だがこの間に逃げ勢と後続の間はすぐに詰まっていく。特にアサクサキングスが外から進出してきたことで、もう流れは止まらなくなった。スクリーンヒーローも張り合うように動き始め、後ろからもサンライズマックスマイネルキッツアルナスラインらが前へ出て行く。この間に逃げ勢からは早くもコスモバルクがつかまり、シルクフェイマステイエムプリキュアも相次いで脱落、先頭はホクトスルタンになっていた。
 このホクトスルタンに坂の下りでスクリーンヒーローアサクサキングスが迫る。スルタンも粘ってなかなか並ばせない。同時に坂の上り下りでマイネルキッツが内を活かして4番手に上がる。その後ろ、ネヴァブションは必死に追っていたがアルナスラインはまだ余裕があった。
 直線に入って、ホクトスルタンスクリーンヒーローアサクサキングスが、内からマイネルキッツが並ぶ。アサクサキングスが先頭、と思ったのも一瞬、内からマイネルキッツが抜け、外からアルナスラインがやってきた。最後はこの2頭の争いとなったが、内のマイネルキッツがクビ差で凌ぎ切り、見事天皇賞を制した。直線でジワリと伸びてきたドリームジャーニーサンライズマックスジャガーメイルが3,4,5着となった。

 今回の勝敗を分けたのは、激しい先行争いとアサクサキングスの進出(2000m地点前後)に伴う早いタイミングでのスパート合戦の始まりで、先行馬にとってつらいレースとなった。アサクサキングススクリーンヒーローは人気を大きく裏切る形になったが、騎乗への批判はあり得ても馬の力への評価はそれほど下げなくてもよいとおもう。ただし有利なはずの後方にいながら何もできなかったモンテクリスエスは残念だった。エルコンドルパサーが死に、ダンスインザダークが繁殖の量・質を落としていることから、シンボリクリスエスが新たな「長距離担当種牡馬」になるかとも思ったが、その襲名は見送りだろう。
 勝ちタイムは3分14秒4、この日のほかの芝レースから推測するに、ディープインパクトメイショウサムソンの年と同程度の高速馬場(多少遅いかもしれない)か。よってタイム上の価値はメイショウサムソン並みと考えている。また、先行勢が壊滅した流れの中、上位に入った中では勝ち馬は早目に仕掛けて押し切っている。だから力量としては名馬の資格はあると思うのだが、異なる条件のG1で勝ち負けできるかどうか?G1レベルの力を出せる条件は広くないのではないか?なので秋はメルボルンCを目標にしてもよいのではないだろうか。

 個人的に馬券は外したし、人気を裏切った馬もいた。だがそれらも期待を上回る激戦・好レースの結果起こったことであり、大きな不満はない。これだけのレースが、実績不足の低人気馬が勝ったという理由で評価を抑えられるとしたら残念である。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| ろっきぃ 09/05/04 (月)18:36  
GWだからというわけでもあるまいがパドックは全体的に騒がしい様子。特にホクトスルタンがずっと煽りっぱなしでテイエムプリキュアも落ち着きがない。ドリームジャーニーも気合が入って...というよりはややイレこみ加減か。そんな中一番落ち着いてみえたのはアルナスライン

ラップの最初をみる限り特に早くも遅くもなくテイエムプリキュアが押して出て行ったわりにじわっとホクトスルタンに追い抜かれている。単にスピードが違っていただけで小牧騎手のいう「逃げると思っていた馬が控えたからね」はどうかと思うが、彼の腕以前に今日の馬の状態ではあれも仕方なかったんだろう。親子4代天皇賞制覇は来年以降の楽しみとしておこう。
レースは掲示板5頭のうち4頭が1枠2枠で占められる結果、ジャガーメイルの安藤勝騎手が語ってるように直線外は意外と伸びず内をついた2頭が強烈な伸びを示してることから馬場の差はあったと思われる。アルナスラインは落鉄の影響もあっただろうが...もちろんマイネルキッツは早めに先頭取り付いてそのまま押し切ったわけで、彼自身の能力判定は次レースを観てからとしたい。
これまでの戦績をみればとても推奨できたものではないが、父チーフベアハートに母父サッカーボーイといかにも京都長距離でこその血統。母系の活躍馬には半妹のマイネカンナくらいしか見当たらず躊躇するのも事実だがラフィアングループ恐るべし。GW渋滞を見越して早め関西入りを断行した厩舎も流石だが、巧騎乗を魅せた松岡騎手に今日はつきるだろう。ほとんど長距離実績のなかった同馬の出走を進言したのは彼だとか。その頃から漫画ネタにもなった京都4コーナーイン突きを狙っていたのだろうか(今回はイン空きすぎてそれほど難しくはなかったが)。最後にくだらんTVインタビューでミソをつけたのはまだまだ若いが、これからの活躍に大いに期待したい。

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