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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2010/12/26 有馬記念 中山 芝2500 G1 3上国  18000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

ヴィクトワールピサ

2007 黒鹿55 2. 32. 6 55 ---=====---544 585 抹消
ブエナビスタ

2006 黒鹿55 2. 32. 6 55 --======---1299 1103 抹消
トゥザグローリー

2007 鹿毛55 2. 32. 6 55 ----====---445 804 抹消
ペルーサ

2007 栗毛55 2. 32. 7 55 ----====---276 482 抹消
トーセンジョーダン

2006 鹿毛57 2. 32. 9 55 ----====---659 865 抹消
ルーラーシップ

2007 鹿毛55 2. 33. 0 54 ----====---526 950 抹消

エイシンフラッシュ

2007 黒鹿55 2. 33. 0 54 ----====---691 905 抹消
ネヴァブション

2003 黒鹿57 2. 33. 4 53 ----=======343 683 抹消
ダノンシャンティ

2007 黒鹿55 2. 33. 6 51 --======---175 66 抹消
10 フォゲッタブル

2006 黒鹿57 2. 33. 6 52 -----======227 414 抹消
11 オウケンブルースリ

2005 栗毛57 2. 33. 7 51 ------====-425 795 抹消
12
メイショウベルーガ

2005 芦毛55 2. 33. 8 50 ---====----239 319 抹消
13 ドリームジャーニー

2004 鹿毛57 2. 33. 8 51 ----====---828 725 抹消
14 レッドディザイア

2006 鹿毛55 2. 34. 0 49 --=====----299 229 抹消
15 ジャミール

2006 鹿毛57 2. 34. 0 50 ----=======107 238 抹消
ローズキングダム

2007 黒鹿55 取消
----===----658 618 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 10/12/30 (木)23:41  
 JCではブエナビスタの降着があったことから、有馬記念では繰り上がりで勝ったローズキングダム(降着の件の被害馬でもある)との再戦が望まれていた。だがローズキングダムは疝痛で出走取消に。今後も両者の対戦機会はあるだろうが、両者とも旬の状態で戦うとは限らず、惜しいことになったものである。
 人気はブエナビスタ(1.7倍)、ヴィクトワールピサ(8.2倍)、ペルーサ(8.9倍)の順、以下10倍台にドリームジャーニーエイシンフラッシュルーラーシップである。ファンの予想を単純化すると、「ブエナビスタ1強。これを倒すとしたら3歳勢。他に打倒ブエナが可能だとしたらきちんと復活できていた時のドリームジャーニーくらいで、他の古馬勢には無理。」といったところか。

 6.9-11.4-12.0―12.3-12.7-13.4-13.5-12.3―11.5-12.0-11.7-11.1-11.8

 スタートで遅れたのはドリームジャーニーエイシンフラッシュ。いつも府中で出遅れるペルーサは競馬場が変わったおかげか出遅れなかった。まず先頭に立ったのはトーセンジョーダン、続いてオウケンブルースリトゥザグローリーで4番手にペルーサ。いずれも中団かもっと後ろに構える馬たちなのだが、今回は逃げ馬が見当たらずスローペースが予想されていた。普段通りに後ろで戦うよりも、自分のパターンを崩してでも前で戦った方が有利と見たのである。そしてペルーサヴィクトワールピサが内ラチ沿いに並んでくる。ブエナビスタは中団のやや後ろにいた。前半1000mは1:02:0と表示された。予想通り遅いペースである。
 前方進出のチャンスと見たか馬を抑え切れなかったのか、向正面でルーラーシップが動き始める。これに合わせて早くもヴィクトワールピサが動いて先頭に立つ。トーセンジョーダンも踏ん張って盛り返すが、もうペースは落ちない。このあたりからオウケンブルースリが苦しくなる。伏兵トゥザグローリーの動きがよい。
 4角を回ってヴィクトワールピサが先頭に立つ。外からトゥザグローリー、間を狙ってペルーサも伸びてくる。そして外に出したブエナビスタが猛追してきた。ゴール前は接戦となったが、僅かな差でヴィクトワールピサブエナビスタトゥザグローリーの順になった。

 3角で先頭に並んで押し切ったヴィクトワールピサも強かったが、ブエナビスタの最後の豪脚もすごい。確かに前半がスローで全体タイムも特筆するレベルではないが、後ろから6F地点で既にレースが大きく動いていたのであり、楽な流れではない(後半6Fで1:10:4)。レースレベルとしては悪くなかったと思っている。

 Netkeibaのコラムで柏木集保氏、半笑い氏が既に言っていることだが、視点を騎手に移すと日本勢は心もとない結果であった。実際の着順もさることながら、始めに動いたルーラーシップ(ルメール)、それに合わせて一気にレースの主導権を奪ったヴィクトワールピサ(デムーロ)、低人気ながら巧みに立ち回って3着に食い込み見せ場を作ったトゥザグローリー(ウィリアムズ)と、レース内容の部分まで外国人騎手に支配された感がある。スローペースを見越して三浦、安藤勝、横山典騎手が前での戦いに賭けていた点が救いであろうか。
 もはや有馬記念は、外国人騎手が大量に乗りに来るから見ごたえのある大レース、との位置づけなのかもしれない。それは残念な面もあるが、騎手の国籍にかかわらず優れた騎乗は見たいし、有能な者はどの国でも歓迎されてよい。

[0.09]



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