|| そらはい 18/07/02 (月)18:23
1番人気はデビュー前から大器と噂され無傷の2連勝で重賞に駒を進めたフィエールマン(2.5倍)。 2番人気は前走OP特別を3馬身差で完勝したメイショウテッコン(4.1倍)。 3番人気は後にダービー3着となるコズミックフォースを相手に接戦を演じたイェッツト(5.0倍)。 これに前走古馬を相手に勝ち星を挙げたキューグレーダー(8.1倍)とグレンガリー(16.5倍)が続いた。
スタートでフィエールマンが1馬身半ほどの立ち遅れ。 絶好のスタートを切ったキボウノダイチが楽にハナを奪っていく。 逃げ馬は揃っていたがこの馬があまりにダッシュが良かったため隊列はすんなり決まる。
メイショウテッコンは3番手のラチ沿いにつけたが口を割って折り合いを欠いている。 キューグレーダーも好位の外目でかかり気味。イェッツトはその後ろにつけたが走るリズムが悪い。 フィエールマンは少しポジションを上げて中団やや後ろ。外目でなんとか落ち着けている感じ。 グレンガリーは後方で脚を溜める競馬となった。
4コーナーに差しかかるとメイショウテッコンが外に出して先頭に並びかけていく。 これをマークするようにロードアクシスも良い手応えで進出。 キューグレーダー、イェッツトが大外を回してまくっていく。マイハートビートも内目をロスなく回って前に取りついた。 フィエールマンは前が横に広がったこともあって仕掛けが一手遅れ、残り400mあたりからようやくゴーサイン。
直線に向くと逃げるキボウノダイチをメイショウテッコンがかわして先頭に立ち、 最後に大外からフィエールマンが物凄い末脚で急追。体半分まで迫ったところがゴール板だった。
トップハンデでしかも道中折り合いを欠きながらも力強く抜け出したメイショウテッコン、 前残り気味の展開を次元の違う末脚で追い込んで僅差の2着まで来たフィエールマン。 この2頭がとにかく目立っていたレースで、個人的意見だが3着以下とは明確な力の差を感じた。
キューグレーダー(10着)は道中折り合いを欠き、イェッツト(11着)は小回り1800mのスピード競馬が合わなかった。 グレンガリー(9着)はテンのスピード負け、先行した前走とはうって変わったポジションになってしまったのが敗因か。
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