|| 倫敦納豆 23/05/15 (月)02:02
人気はスターズオンアース(2.5倍)、ナミュール(4.2倍)、ソダシ(4.6倍)、ソングライン(7.6倍)とここまでが10倍以内、以下ナムラクレアが10倍台。この日も東京では雨の予報があったが、実際は3Rと11、12Rが小雨であとは曇り、よって馬場は良の範囲にとどまっていた。
12.1-11.0-11.1−12.0-12.3-11.3-11.0-11.4(ヴィクトリアマイル) 12.4-11.6-12.0−12.1-11.9-11.5-11.2-11.3(参考、同日8R、4歳以上2勝クラス)
スタートでやや遅れ気味だったのはサブライムアンセム。先頭争いは最内のロータスランドが制し、逃げの形を取った。2番手は紆余曲折あったが最終的には大外からやってきたソダシに。以下サウンドビバーチェとルージュスティリア、そしてララクリスティーヌ、ナムラクレア、スターズオンアース、クリノプレミアムが続き、その後にソングライン、ナミュール、イズジョーノキセキ、さらにアンドヴァラナウト、ステラリア、ディヴィーナ、そしてスタニングローズとサブライムアンセムで最後方。始めの600mは34:2だが、馬群の前後差は小さい。 3〜4角では既にソダシが先頭に出かかるが、ロータスランドも譲らずに直線に入る。既にスターズオンアースは内の3番手につけて、その直後にソングラインがいる。 直線に入ってもロータスランドは最内で粘る。ソダシが先頭に立とうとするもなかなか抜け出られない。内のスターズオンアースも既に前は空いているのにソダシより前へ出られない。残り200mでついにロータスランドが力尽きソダシが先頭に立つが、ここで内からソングラインが伸びてソダシを捕らえる。最後にソングラインがわずかに差し切って激戦を制した。
ソングラインは内で脚をため、直線でもすぐには出ずに最後に差し切った。今週からBコースだったために内が相対的に有利になっていたのだが、戸崎騎手との初コンビながらうまいレース運びであった。 ソダシは最後に差されたとはいえ失速はしておらず、もともと先行脚質でもあるので力は出せているのだろう。ただしスタート後に内に切れ込んだことについて過怠金50000円である。 スターズオンアースは勝ったソングラインの直前に位置取り、直線で詰まるわけでもなかった。僅差とはいえ言い訳はできない負け方である。 4着には15番人気ディヴィーナが入った。OP入りしてからいいところがなかったが、勝負に加われなかったとはいえ後方勢から唯一の掲示板入りである。 逃げたロータスランドは6着だった。確かに最内は幸運だったにせよ、逃げるペースはそれなりに速く、しかも馬群はすぐ追いかけてきて、2番手はソダシ。厳しい条件の中、12番人気でありながらよく粘ったと思う。
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