所属厩舎:Nassibow(露、兼騎手)
馬主:Voskhod Stud(露)
生産者:Voskhod Stud(露、オーナーブリーダー)
通算成績:27戦21勝(21−1−2−3)
主な勝ち鞍:ダービー(露,T2400m)オイロパ賞(独,T2400m※3連覇)カリニン賞(露,T1600m)
血統背景:下記
馬場・距離の適性:芝万能
生涯獲得賞金:738,835ドイツマルク
ソヴィエト(ロシア)の名競走馬です。
母父はハンガリー血統(その父Artists Proofをのぞく)、母母はロシア血統です。他にも3代父は凱旋門賞馬Massineでフランスの、さらにはポーランドの血統も入っている国際色豊かな血統背景を持っています。
デビュー3連勝を飾り、早くも海外遠征でドイツ・ハンガリーに遠征するもともに敗れました。
その後休養して3歳になった同馬は露ダービーをふくめ7連勝。後半3レースはドイツでのものでした。遠征でも結果を出せるようになった同馬は次にアメリカへ遠征、ワシントンD.C.インターナショナルに出走。Kelsoには敗れましたが3着と強さを見せました。
4歳になってもロシアで初戦から3連勝すると、今度は世界最高峰の凱旋門賞に挑戦。ロシア競馬史上初の凱旋門賞出走馬となりました。結果は名馬See-BirdがRelianceに6馬身つけて圧勝する中の5着で、ヨーロッパの競馬関係者たちに印象を与えました。その後帰国せずにオイロパ賞に出走し、独リーディングサイアーとなるKronzeugeらを破りました。
5歳時もそのオイロパ賞からまた6連勝(6連勝目は連覇のオイロパ賞)を飾り、再びアメリカ遠征(ワシントンD.C.インターナショナル)しますが、Behistounの2着でした。
6歳時は自国では出走していません。ドイツで2連勝し、再び凱旋門賞に挑戦します。しかし、今度はTopyoの11着と惨敗してしまいました。それでも箔をつけるようにオイロパ賞を3連覇し、引退しました。
引退後は祖国で種牡馬入りしました。親子3代でダービー制覇となったGazomiotなどが産駒にいます。
// イギリス貴族 08/03/30 (日)00:30
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