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[1]. エクリプスS展望
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ヨッシー
04/07/02(金)20:53
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BHBサマートリプルクラウンの100万ポンドボーナス獲得を目指す中距離王Raktiが不動の中心。今季初戦の英G1プリンスオブウェールズSを掛かり気味に押し切った前走内容は圧巻で、M・ジャーヴィス師は前走から短い間隔を指摘しているが叩いた上積みと能力の違いで押し切るか。ただ同厩舎の逃げ馬である伊G1ミラノ大賞典2着MaktubはRaktiの折り合い面を考慮しての追加登録出走だが、先手を奪いにくい1番枠を引いたのは想定外。
オブライエン厩舎からはプリンスオブウェールズS2着のタタソールズゴールドC馬Powerscourtが出走、ここ2戦で中距離への高い適性を示したが展開の助けが無いとRaktiを逆転するのは厳しい状況。同3着Ikhtyarは前走がG1では精一杯のパフォーマンスと見ているが、素質の高さを自認する鞍上R・ヒルズは前走の2-1/2馬身差を詰められると強気な姿勢。
ゴドルフィンは前走のクイーンアンSで復活の勝利を挙げた英2000ギニー馬Refuse To Bendを追加登録で参戦、初距離となるが陣営は血統や走法から不安よりも楽しみの方が大きい様子。前走で鞍上が騎乗停止になるほどのムチ連打に応えた勝負根性が今回も発揮されるか。
過去5年で3勝をマークする3歳馬2頭では英ダービー5着Salford Cityが有力。距離短縮、斤量差、コース替わりとプラス材料が多いだけに陣営も強気。一方G3連勝を含め現在5連勝中のAfrican Dreamをエントリーさせるチャップルハイアム師は「相手は強力だが、デキは良いので期待している。中団につけて前半のペースが速くなれば・・・」とのこと。
Raktiと同じくトリプルクラウン制覇の権利があるコロネーションC連覇のWarrsanはデビュー戦以来となる久々の10F戦が嫌われて人気を落しているが、底力&キャリアが生きる展開になれば。スタウト厩舎のKalamanは古馬になってG1級に成長したか真価を問う一戦。Kaieteurは昨年(3着)と比べると調子が一息の様子。Chancellorは馬場悪化時のみ出走を予定。
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