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1013. 2008/05/17 プリークネスS (米G1 ダート9.5F 3歳 ピムリコ) [ 同名レースを検索 ]
|| mazuda 08/05/16（金）02:23 [ 返信 ]
出馬表
PostHorseJockeyAgeSexWgt.
1Macho Again（FL） J.R. Leparoux 3Colt126
2Tres Borrachos（KY） T.C. Baze 3Gelding126
3Icabad Crane（NY） J. Rose 3Colt126
4Yankee Bravo（KY） A. Solis 3Colt126
5Behindatthebar（KY）D.R. Flores 3Colt126
6Racecar Rhapsody（KY）R.J. Albarado 3Colt126
7Big Brown（KY） K.J. Desormeaux3Colt126
8Kentucky Bear（KY） H.J. Theriot II3Colt126
9Stevil（KY）J.R. Velazquez 3Colt126
10Riley Tucker（KY） E.S. Prado 3Colt126
11Giant Moon（NY） R.A. Dominguez 3Colt126
12Gayego（KY）M.E. Smith 3Colt126
13Hey Byrn（FL） C.C. Lopez 3Colt126
[1]. プリークネスS
|| mazuda 08/05/17（土）01:37 [ 返信 ]
13頭と頭数揃ったが、KYダービーからの転戦は2頭だけ、残りはKYダービーに出走しなかった馬達で占められた。
断然人気は無敗のKYダービー馬Big Brown。4戦いずれも後続を千切り、最小着差が前走の4 3/4馬身と圧倒的。前走の走りから様々な疑念を一蹴しているが、今回は中1週と非常に間隔が詰まってくるのがポイント。しかし、ピムリコ入りしてからも状態の良さが伝えられ、力通りに2冠を戴く公算が高いか。
G2アーカンソーダービー勝ち馬Gayegoがもう1頭のKYダービー組で、その時は17着。但し、1週目の直線でのアクシデントによる部分が大きいとのこと。前々走の走りからすれば、やはり対抗一番手だろう。
G2レキシントンS勝ち馬Behindatthebarが実績では3番手、しかしオールウェザーが主戦場で唯一走ったダートのG3エルカミーノリアルダービーは5着に終わっており、馬場が心配。Yankee Bravoは前走G1サンタアニタダービー4着から。芝とオールウェザーでステークスを勝っており、ダートではG2ルイジアナダービー3着がある。前走の内容には不満も残るが、それなりにまとめてはいる。
前走G3ホーリーブルSを勝ったHey ByrnはG1フロリダダービーでBig Brownに大きく離された4着に終わったが、近4戦では3勝し合計着差が23馬身という勝ちっぷり。KYダービーを経てない馬では数少ない同距離を克服済みの馬でもある。G1ブルーグラス3着からとなるKentucky Bearはデビュー戦がダートで圧勝、G2ファウンテンオヴユースは7着惨敗も、出血でレースにならなかったためで、見限れない部分はある。Macho AgainはダービートライアルS勝ちで力のあるところを見せたが、実績はマイルまでで、過去2度走った2ターン戦はいずれも完敗、距離が課題となる。フェデリコテシオS勝ち馬Icabad Craneは、唯一ピムリコで勝っている馬。レースレヴェル的には見劣りするが、このアドヴァンテージを活かしたい。
[2]. プリークネスS結果
|| mazuda 08/05/19（月）23:16 [ 返信 ]
1Big Brown K.J. Desormeaux1261:54.80
2Macho Again J.R. Leparoux 1265 1/4
3Icaband Crane J. Rose 1261/2
4Racecar RhapsodyR.J. Albarado 1263/4
5StevilJ.R. Velazquez 1264 1/4
6Kentucky Bear H.J. Theriot II1263 3/4
7Hey Byrn C.C. Lopez 1261/2
8Giant Moon R.A. Dominguez 1261 3/4
9Tres Borrachos T.C. Baze 1263/4
10Yankee Bravo A. Solis 1261 1/4
11GayegoM.E. Smith 1267 1/4
12Riley Tucker E.S. Prado 126Neck
Times: :23.59, :46.81, 1:10.48, 1:35.72, 1:54.80
Scratched: Behindatthebar

Macho Againのゲートが速いが、外からまずRiley Tuckerが飛び出して行く。更に外のGayegoも勢いを付けて、Riley Tuckerを制しハナへ。Big Brownも二の脚は速いが無理せず3番手の内に位置取り、Hey Byrnが続く。
Gayegoは1-2コーナーでリードを広げ3馬身くらいRiley Tuckerを離して逃げを打つが、向正面に入ってRiley Tuckerが直後に接近し、Big Brownが3馬身程後ろの3番手、中団は4-5頭が一団となって進む。中盤を過ぎて後続が前に詰め寄り始め、中でKentucky Bearが内を突いて一気に前に取り付く。Big Brownもジワジワ2番手との差を詰め馬場の外へ。
3コーナー入り口でRiley TuckerがGayegoに並びかけ、Big Brownがそれをマークするような格好、Stevil、Kentucky Bear、Hey Byrnなどがその直後。先頭に立ったRiley Tucker、食い下がるGayegoが必死に追われるなか、鞍上Desormeauxが頻りに後ろを気にしつつBig Brownは追い出しを待ち、それでも外から先頭に立つ勢い。
後続も追いかけてくるが、4コーナー出口で遂にスパートしたBig Brownは残り1Fから後続を突き放すとあっと言う間に5-6馬身までリードを広げ、ラスト50は流して5 1/4馬身差、格の違いを見せ付けた。Big Brownを追いかけた馬は尽く失速、2着にはMacho Again、3着にはIcabad Craneが入った。

Big Brownは5戦して無敗のまま2冠を制覇。次走は30年ぶりの3冠、そして史上2頭目の無敗の3冠馬を目指しベルモントへ向かう。

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