Just as Wellは前走G1アーリントンミリオンS2着。重賞は前々走のG3アーリントンHだけだが、ガルフストリームパークターフH、メイカーズマークマイルSとG1で善戦を続けるなど今年に入って力を付けており、前走程の強敵が居ないところで初G1のチャンス。
一昨年のブリーダーズS勝ち馬Marchfieldは、年明けのサンタアニタ遠征こそ芳しくなかったが、ここ2戦はG2ニジンスキーSでRahy's Attorneyの2着、G2スカイクラシックS快勝と来ており、Casse師は今が本格化の時とみている。舞台も好適。
昨年の勝ち馬Champs Elyseesは同じ過程でいずれもMarchfieldに1つ前を行かれたが、差はそう無い。波のある馬だがウッドバインでは安定して好成績を収めている。昨年の加国際勝ち馬Marsh Sideは、このレース3年連続出走、一昨年は2着、昨年は4着だった。前々走のG1マンハッタンHでGio Pontiの2着に来ており、力を出せれば勝負にはなるか。Quijanoは昨年このレース2着、今年もG1を勝っているが、前走はG1ソードダンサー招待で完敗。MusketierはG1マンノウォーSで2着とQuijanoに先着したが、こちらもソードダンサー招待惨敗で、巻き返しがなるかといったところ。