米3冠の第2戦、KYダービーの上位2頭が、ここでも主力。KYダービーでは逃げて2着だったBodemeister、しかし10Fを逃げ切るには無茶なペースで行って粘った内容から、評価を落とすことはない。僅かでも距離短縮、そして競ってくる相手がいなければ、逆転の公算は充分ある。一方のI'll Have Anotherは今年に入って無敗で、レース巧者。先行力もあるので、自らBodemeisterに楽をさせないという選択肢はある。そうでなくとも、Bodemeisterを目標にレースを進め、前走の再現は狙える。 Creative CauseはKYダービー5着、かなり外を回ったがBodemeisterとの差はそれ程無く、悲観した内容ではない。Went the Way WellはKYダービー4着、こちらもスタートが遅く、序盤でゴチャついた末のもので、スムーズならばという期待はある。
Daddy Nose BestはKYダービー10着、その前は重賞連勝しており、G3サンランドダービーの内容は良い。Teeth of the DogはG1ウッドメモリアルSの3着馬、その前に未勝利を勝ったばかりで、伸びる余地が大きそう。ZetterholmはNY産の限定ながら3連勝中、差しが決まる流れになれば。