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[2]. プリークネスS結果
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ヨッシー
04/5/16 17:46
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1 Smarty Jones (Elliott, S.) 126 1:55.59
2 Rock Hard Ten (Stevens, G.L.) 126 11-1/2
3 Eddington (Bailey, J.D.) 126 2
4 Lion Heart (Smith, M.E.) 126 Head
5 Imperialism (Desormeaux, K.J.) 126 Head
6 Sir Shackleton (Bejarano, R.) 126 1
7 Borrego (Espinoza, V.) 126 3/4
8 Little Matth Man (Migliore, R.) 126 5-1/2
9 Song of the Sword (Chavez, J.F.) 126 2
10 Water Cannon (Fogelsonger, R.) 126 3-1/2
Fractional Times: 23.65, 47.32, 1:11.53, 1:36.44, 1:55.59
Scratched Horses: The Cliff's Edge
The Cliff's Edgeは右前脚の不安が解消せず前日に無念のスクラッチ。レースはLittle Matth Manが出遅れて、主導権を握ったLion Heartが平均ペースで飛ばし2番手に大本命Smarty Jonesがつけるダービーとほぼ同じ展開。Imperialismは1番人気を意識しながらいつもより前々の位置取り、EddingtonとRock Hard Tenは中団以降に控える。
残り3Fから進出を開始したSmarty Jonesは4角手前で内から懸命に逃げるLion Heartを交わし先頭へ、この時点で勝負は決していた。直線は同馬の独壇場となり見せムチ程度のステッキが2度入ったが、ラスト1Fは持ったきりで後続との差をぐんぐん広げていくと最後は同レース史上最大着差(これまでは1873年の第1回Survivorの10馬身差が最大)での勝利という驚愕のパフォーマンスでゴールを悠々と駆け抜けた。
ゲート入りを渋って発走時刻を遅らせたRock Hard Tenが最終コーナーで大外を回りながらキャリア4戦目で2着に食い込み素質の高さを示した。Eddingtonも3着でこの2頭はダービー除外の鬱憤を少しは晴らしたか。逆にLion Heartは最後失速して4着、左前脚の落鉄で蹄鉄を打ちかえるアクシデントが合ったImperialismは前半脚を使ったため後半の伸びを欠いて5着だった。以下もほぼ能力通りの入線順だろう。
Smarty Jonesは8戦8勝、展開云々は関係なく今回は無敗の2冠馬誕生の瞬間とその強さに酔いしれた。次走のベルモントSも勝利すれば1978年Affirmed以来(無敗は1977年Seattle Slew以来)史上12頭目の3冠馬誕生、更にVISA社からのボーナス500万ドルも加わってキャリア9戦、3歳前半にしてあのCigarを超えて米史上初の獲得賞金1000万ドル突破という大偉業を果たすことになる。3週間後のその瞬間を今から心待ちにしたい。
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