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861. 2006/11/04 BCマイル (米G1 芝8F 3歳上 チャーチルダウンズ) [ 同名レースを検索 ]
|| mazuda 06/11/02(木)20:56 [ 返信 ]
出馬表
PostHorseJockeyAgeSexWgt.
1Ad Valorem(KY) J.P. Spencer 4Colt126
2Silent Name(JPN) V. Espinoza 4Colt126
3Araafa(IRE)J.R. Velazquez 3Colt123
4Sleeping Indian(GB) A. Solis 5Horse126
5Free Thinking(KY) J.A. Santos 5Horse126
6Echo of Light(GB) L. Dettori 4Colt126
7Aragorn(IRE)C.S. Nakatani 4Colt126
8Badge of Silver(KY) E.S. Prado 6Horse126
9Rob Roy(KY) R.A. Dominguez 4Colt126
10Miesque's Approval(FL)E. Castro 7Horse126
11Super Frolic(KY) S.X. Bridgmohan6Horse126
12Gorella(FR)J.R. Leparoux 4Filly123
13Librettist(KY)C. Soumillon 4Colt126
14Aussie Rules(KY) G.K. Gomez 3Colt123
06/11/02(木)20:57 編集
[1]. BCマイル
|| mazuda 06/11/04(土)09:26 [ 返信 ]
今年のBC8レース中最も人気が割れそうな難解なレース。欧州からは大挙7頭が押し寄せた。
Araafaは今年のG1愛2,000ギニー、セントジェームズパレスSを勝ち、前走G1クイーンエリザベス2世Sでもこちらへ出てくれば最有力であったであろうGeorge Washingtonの2着に入った。実力的には本命視も妥当か。後は速い時計の決着に対応できるかだが、Noseda師はどんな馬場にも対応できると思うと述べた。ただ、道悪の方が他馬が気にする分プラス、と中間の降雨を喜ぶ風。
昨年3着のGorellaは前走G2ファーストレディSでもベイヤー112を出し、9.5FのG1ビヴァリーD.Sを勝っているが、マイルではやはり牡馬顔負け。12番と外を引いたが鞍上Leparouxは、後方から末脚勝負の馬であり大丈夫、と気にしない。勝利の味を覚えた今年は去年とは違う、とBC初勝利に意欲を燃やすBiancone師。直前追い切りも完璧、と太鼓判を押す。
前回チャーチルで行われたBCマイルを勝ったWar Chantを管理していたDrysdale師が送り出すAragornは、現在重賞4連勝中とここに来て本格化、どれも数字以上の楽勝で、特にG1エディリードH圧勝の内容は秀逸。直前は調整程度で済ませたが好調は維持している。
ゴドルフィンからは2頭、LibrettistEcho of Lightが参戦。実績ではLibrettistが上だが、Librettistの前走G1クイーンエリザベス2世S惨敗と、Echo of Lightの前走G2ダニエルヴィルデンシュタイン賞快勝を受けて、主戦のDettoriはEcho of Lightに騎乗となった。Librettistはハ行を起こし、直前は順調に調教を積めたもののG1連勝時の状態に無いと判断された。チャーチルダウンズ入り後は2頭とも落ち着いている。Echo of Lightは以前は気性的にスプリントしかもたなかったが、ようやく大人になってきたとのこと。左回りも合っていそう。
バリドイルからも2頭。G1クイーンアンS勝ち馬Ad Valoremは、前走G1ウッドバインマイルで3着。勝ち馬より7ポンド、2着馬より5ポンド重い斤量で落鉄しながら最後の脚には見所があり、惨敗した昨年の二の舞は無さそう。Aussie Rulesは北米デビューとなる前走ターフマイルSを快勝、プールデッセデプーラン以来2度目のG1制覇を果たしてここへ。前走からブリンカーを付けているが、抜け出してからソラを使うためで、効果はあった模様。
欧州からは他に、Sleeping IndianとRob Royが参戦。Sleeping Indianは前走G2チャレンジSを勝ち、3走前のドバイデューティフリーCではG1サンチャリオットを圧勝するSpinning Queenを破っている。稀に見る高速馬場だったロンシャンのG1フォレ賞で惨敗しており、時計への対応は気掛かり。Rob RoyはG2サンダウンマイルを勝った後、G1サセックスSで3着、前走G1チャンピオンSではHurricane Runに先着の2着と、力を出せばG1でも好走できる。
Miesque's Approvalは今年は6戦4勝と好調で、前走G1ターフマイルSはAussie Rulesに完敗の4着も2着とは差が無かった。最終追い切りも、期待以上の内容、とWolfson師。Badge of SilverはG2サンガブリエルHを勝って以来11ヶ月ぶりと如何にも苦しいが、サンガブリエルHの内容は良く、ダートで一線級と渡り合ってきた実力に芝適性があればこの舞台でも期待は持てる。Free Thinkingは前走G2ケルソーBCHで2着。芝マイルでは大崩れが無く、チャーチルダウンズで行われたG2ファイアクラッカーBCHでMiesque's Approvalの2着に来ている。Silent NameはG2アーケイディアHを勝った後G1で3着、3着、7着。前走は移籍後初めて着外に終わったが、スタートが悪く最後方からで2着とは差の無いところまでは来ている。Super Frolicはクラシックでは相手が厳しいと見てこちらへ。芝は未勝利で、ダートでは昨年G2ホーソーンGC勝ち、BCクラシック4着がある。
06/11/04(土)10:45 編集
[2]. BCマイル結果
|| mazuda 06/11/21(火)04:02 [ 返信 ]
1Miesque's ApprovalE. Castro 1261:34.75
2AragornC.S. Nakatani 1262 3/4
3Badge of Silver E.S. Prado 126Head
4Sleeping Indian A. Solis 126Neck
5Rob Roy R.A. Dominguez 126Neck
6Silent Name V. Espinoza 126Head
7GorellaJ.R. Leparoux 123Head
8Aussie Rules G.K. Gomez 1261 1/4
9AraafaJ.R. Velazquez 126Neck
10LibrettistC. Soumillon 1261 1/4
11Free Thinking J.A. Santos 1264 1/4
12Super Frolic S.X. Bridgmohan126Neck
13Ad Valorem J.P. Spencer 1261
14Echo of Light L. Dettori 126Head
Times: :23.32, :46.76, 1:10.98, 1:22.99, 1:34.75

今回はスタートに成功したSilent Nameが果敢にハナに立つ。Badge of Silverが2番手で続き、Ad Valoremが早目3番手、Echo of Lightがこれに続き、Araafaは好位の後ろからでAragornは馬群の中、Gorellaは例によって後方から。
Silent Nameが快調に逃げて平均からやや速いペース。1頭Rob Royを除いて中盤から馬群が固まる。
4コーナーを回ってもSilent Nameが先頭で粘っていたが、そこにBadge of Silverと更に外からAragornがが襲い掛かる。欧州勢は早々に後退、一方中団から大外を回したMiesque's Approvalが一気に前に迫ると残り100mで抜け出し、2番手以下を突き放して快勝。2着から7着Gorellaまでは殆ど差の無い混戦となったが、2着には馬群からようやく脚を伸ばして来たAragorn、3着は好位から粘ってBadge of Silverが入った。

Miesque's Approvalはこれで39戦12勝。今年重賞4勝目で、目下の充実振りを改めて示すこととなった。
06/11/23(木)23:58 編集

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