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富士山
07/02/11(日)11:13
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毎年結構頭を悩ませるメンバーが揃うが、今年も例年通り。何しろJRA勢の前走着順が全て2桁着順。かといって地方馬に中心となりそうな強力な馬がいるかといえばそれも微妙だが、着ぐらいは拾えそうな馬はポツポツと。だから余計混戦ムードに拍車が掛かる。
とりあえずJRA勢筆頭としてクーリンガーをあげておく。平安Sは先行馬には苦しい流れで、コンマ8秒差と着順ほどに大負けはしていない。曲がりなりにも前々走東京大賞典2着で、しかも佐賀記念は03〜05年で3度走って【1200】、連を外していない。全盛期ほどの安定感は望むべくもないが、自分の形で競馬を進めればまだまだ一線級の実力がある。
昨年の勝ち馬マイネルボウノットもトーンが上がってこない。帝王賞10着惨敗はともかく、休み明けとはいえ名古屋グランプリが4秒4差の大惨敗。平安Sも好位失速で14着では、上昇気流とは程遠い。叩き3戦目でも上昇度が低く、ここは回避というクラブ情報さえ出た。結局出てはきたが万全とは言えないだろう。
さて武豊と半年振りにコンビ復活のサイレントディール。超良血馬もすでに7歳を迎えてしまった。元をたどればフェブラリーS2着、帝王賞3着。ダートG1実績もある馬だが、いかんせん気分屋。基本的には軽い砂専用機のイメージが強いだけに、佐賀の適性となると相当微妙。雨が降って道悪になれば狙いも増すが・・・。JDD2着・DGP2着で世代の基準馬ともいえるバンブーエールだが、平安Sは見事にシンガリ負け。ただでさえ今年の明け4歳ダート戦線はレベルが疑われている。ここも勝負にならないようだと、いよいよ危うい。
他地区からは金沢・愛知・兵庫・高知からそれぞれ1頭ずつ。この中ではやはり愛知キングスゾーンが一番手か。浦和記念2着は動かしがたい事実。ここ2戦はすんなり先手が奪えず苦しんでいるが、それでも前走はよく踏ん張っていた。ここはJRA勢に何が何でもタイプがいないだけに、行かせてもらえれば持ち前のしぶとさが生きる展開になりそう。兵庫タガノインディーは重賞2連勝で勢いに乗るが、元は南関東A2で勝てなかった馬だけに未知というよりは不安が強い。
地元佐賀勢ではナムラハンニバルが期待を一身に集める。JRA2戦未勝利で荒尾転入、すると一気に7連勝、1回2着を挟んでそこから驚異の18連勝で一気に重賞までぶっこ抜いた。昨夏佐賀に転入すると一旦勢いは途切れたが、態勢を立て直すと年末の中島記念もタイキシリウス以下に圧勝。さすがにここでは見劣りが否めず、目標は掲示板といったレベルにはなりそうだが、それでもこの戦績を見れば期待してしまうところだ。
◇07/02/11(日)22:45 編集
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