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[1].☆レース回顧
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マラ男
05/10/12 17:45
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ダイワメジャー、スイープトウショウ、コスモバルクが人気を集めるものの、
どれも当てに出来ない馬ばかりで、オッズが割れた。レースもそれを象徴するように荒れ模様となった。
今年の安田記念馬アサクサデンエンが回避し、全17頭立て。
スタートが切られるとダイワメジャー、バランスオブゲームがハナに立つが、互いの騎手は抑える素振りを見せる。
コスモバルクがやや離れた3番手に待機し、サンライズペガサスが4番手。
1000m付近でコスモバルクが引っかかって先頭に立つものの、直線に入るとコスモバルクが後退。
変わってサンライズペガサスが抜け出し後続を突き放す。以下ダイワメジャー、バランスオブゲームら後続集団が迫る。
しかしサンライズペガサスを脅かすことはできず、そのまま押し切り優勝。
1.1/2馬身差2着にはテレグノシス、3着にケイアイガード、1番人気のスイープトウショウは6着。
逃げ馬がおらず、スローペースが予想されたが、結果も瞬発力勝負となり、
上がり3ハロンが34秒台と、単調なスピード馬、瞬発力不足の馬は出番がなかった。
1着サンライズペガサス
直線の剛脚ばかり目立つが、中団待機から抜け出しを図るレース運びは大阪杯でも行っている。
テン乗り後藤騎手のペース判断もよかった。乗り方としては今年の京王杯スプリングCでのアサクサデンエンと同じ。
今回人気がなかったのはやはり”追い込み馬”だからか?
休み明けの仕上がりは悪くなかった。天皇賞へ鞍上がどうなるか。
2着テレグノシス
今回は力で来たという形。勝てなかったことで、
次走への弾みがつけられなかったのはどこまで影響するか。1着と2着との差は大きい。
3着ケイアイガード
スローの団子でどさくさに紛れて3着という形か。
4着バランスオブゲーム、5着ダイワメジャーも
スローで前が残っただけの内容で、よく走ったというだけしかコメントできない。
6着スイープトウショウ
温泉放牧明けでは力を出し切れなかったと思う。次走天皇賞(秋)でどれだけ良くなっているか。
10着コスモバルク
レースの展開を考えると直線1000mでハナにたつ競馬は「やってはいけない」ことだと思う。
この内容では今年のGIは到底期待できず、もはや「過去の馬」というレッテルも貼りかねない。
波乱なった要因は「ペースを作る逃げ馬が不在」だったことで、如何に自分のレースが出来たか、くっきり明暗が分かれたといえる。
その結果が単勝1,790円、3連単1,479,620円と大波乱を呼び込んだ。
毎日王冠、京都大賞典ともに天皇賞を狙う主力が回避したことで、出走馬自体のレベルが低かったと思うが、
「一度叩いた馬」と「休み明けぶっつけ」で何処まで差が出るか?当然「一度叩いた馬」に分があると思うので、
今回1番人気に支持されたスイープトウショウ、リンカーンは引き続き注目したい。
◇05/10/12 20:14 編集 |
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