 |
 |
[1]. ☆レース回顧
|
バーニング
03/11/30 18:22
|
タップダンスシチーが大逃げを打ちそのまま逃げ切るという前代未聞のジャパンカップ。ここ10年逃げ馬の勝ちなんてあり得なかったというのに、長い府中の直線では後続を更に突き放すというパフォーマンス。終わってみると9馬身差はジャパンカップ史上最多着差というオマケ付き。それでも同じ重馬場のダービーでだしたネオユニヴァースの時計が速いという結果。完全に後続はペースがつかめなかったのだろう。騎手の焦りまで生み出すという、フロック性の強いレースではあるが結果は結果。フェイクの佐藤哲三とタップダンスシチーと言ったところか。去年のグランプリ同様以下は騙されたと言うことで。と言ってもこんなに悠々と逃げ勝つとは思ってもみなかっただろう。枠順も味方したか。好スタートもよし。
2着にはザッツザプレンティ。9馬身差というのは仕方ない結果ではあった。しかし一度ネオユニヴァースに交わされておきながらゴール前に再び差し替えすというパフォーマンスも見せた。重馬場ではこれで3戦中1,1,1と常に馬券に絡んでくる。荒れると本当に強い。
3着には現役最強馬の意地かシンボリクリスエス。やや早仕掛け。常にペリエがペースを測っていた感じだった。結局はしてやられてしまった感じだけれど。結構後ろの位置にいたのであの位置から追い込んでの3着は立派。
4着はダービー馬ネオユニヴァース。もう少し前で競馬すべきだったのではというイメージが残る。5着はアクティブバイオ。完全に馬場とペースが味方した。
外国馬最先着はタイガーテイル。他馬はスタミナ持たずか、ペースにやられたか。どちらか。そうすればいい勝負をしていた。牝馬だから驚き。日本の馬場が会うと言ってもいいのかもしれない。
トップホースのアンジュガブリエルもジョハーも霞んでしまった。アンジュガブリエルはパドックと本場馬でやや入れ込んでいた感じ。ジョハーは脚の外傷か。無理はしないでゆっくり休んで欲しいと思う。
ジャパンカップ、ダートと共に前の馬が制する形になった。フロック性が強いとは言え、これが勝負なのだと実感。来年からの道悪のジャパンカップ、ダートの教訓にもなったかもしれない。勝ったフリートストリートダンサーとタップダンスシチーには改めて拍手を送りたいと思う。
◇03/12/1 16:36 編集 |
|
|
|