種牡馬デビューから2年連続(2008、2009)で2歳リーディングサイヤーを獲得。これは
サンデーサイレンス(1994、1995)以来の記録である。さらに、2009年は
アパパネが阪神ジュベナイルフィリーズ、
ローズキングダムが朝日杯フューチュリティステークスを勝ち、史上初めて産駒が同一年に2歳G1を勝つという快挙を成し遂げた。
アパパネと
ローズキングダムはそれぞれ最優秀2歳牝馬、最優秀2歳牡馬に選ばれ、これは
テスコボーイ産駒の
ライジン、
テスコガビーが1974年度に同時選出されて以来の記録となる。
期待通りの記録ずくめの種牡馬スタートを切った同馬であるが、これからは自身が成し遂げたようにマイルから中距離までの幅広い距離に対応できる一流馬を輩出できるかどうか、大いに注目される。