1996年生まれ。勝ち鞍は宝塚記念、金鯱賞、オールカマー、日経賞、中京記念。
旧5歳初春に本格化。中京記念や金鯱賞、オープン戦と3勝し、宝塚記念では
テイエムオペラオーの2着と健闘。以後来年の天皇賞(春)まで全てオペラオーの2着に甘んじるも、宝塚記念では1年振りにオペラオーに雪辱し初のGI制覇を達成した。01年秋は振るわず、有馬記念4着を最後に引退した。古馬中長距離戦線は00年からほとんど1番人気オペラオー、2番人気
メイショウドトウで占められた。それだけ2頭が強かったことでもあるし、この2頭に迫れる実力馬も存在しなかったことも事実である。
瞬発力より持久力で勝負するタイプで、どんな条件でも必ず適合するのは2代父の
ラストタイクーンの特徴である。ただ瞬発力がないので、ゴール前での詰めが甘く、オペラオーに惜敗続きだったのはその辺が原因だったと思う。