生年月日・産国:1992年4月20日、英国産
オーナーブリーダー:Saeed Manana
所属厩舎:英国・Clive E.Brittain クライヴ・ブリテン厩舎
通算成績:2〜6歳まで英伊仏香UAE独日と7カ国で走り35戦10勝・2着9回・3着1回
主な勝ち鞍:伊ダービー(伊G1・芝2400m)、アラルポカル(独G1・芝2400m)、ドイツ賞(独G1・芝2400m)、ゲルセンキルヘンポカル(独G1・芝2400m)、香港国際ヴァーズ(香G1)2連覇、エリントン賞(伊G2)2連覇など
血統背景:父
Salseは仏最優秀3歳牡馬、母
Lucayan Princessは1勝馬で
Princequilloの4×5×5のクロスを持ち、半弟に
コロネーションC2連覇中の
Warrsan、半兄Needle Gunは伊ダービー2着、半妹Cloud Castleはヴェルメイユ賞2着
距離の適正:芝9F〜12F(1800m〜2400m)
レースの特徴:3歳の英G3で初勝利、続く伊ダービーも2.25.7のタイムで優勝し2連勝。サンクルー大賞で
Carnegieと僅差の2着に入り、一流馬の仲間入りかと思われたが英G2で
Pentireの3着、英セントレジャーは同父の
Classic Clicheの8着、凱旋門賞で
Lammtarraの13着と惨敗した。
4歳の2戦目ガネー賞で
Valanourの2着、ミラノ大賞典も
Strategic Choiceの2着と調子を上げるもK
ジョージでは
Pentireから27馬身差の6着と大敗、どうも大レースでは見せ場が無かった。続くアラルポカルを勝ち、ヨーロッパ賞は4着、暮れの香港国際ヴァーズではRoyal Snackを下し初の1番人気での優勝となった。
5歳初戦のドバイWCでダートに初挑戦し
Singspielの9着と大敗したが、ミラノ大賞典で
Shantouの2着、ドイツ賞を快勝し連覇を狙ったアラルポカルは
Caitanoの2着、バーデン大賞も女傑
Borgiaの2着、ヨーロッパ賞も2着、ジョッキークラブ大賞もCaiatnoの2着と7連対、香港国際ヴァーズを連覇して5歳で最高潮に達した。
6歳も現役続行となったが、やはり「世界の旅人」
Lusoのピークは過ぎていて、初戦のドバイWCは
Silver Charmから23馬身差の7着、その後4・5・6着とシンガリ負けに近かった。それでもゲルセンキルヘンポカルで
Ungaroを下しG1・6勝目を挙げたが、バーデン大賞では
Tiger Hillから36馬身差の7着、引退レースとなったJCで
エルコンドルパサーのシンガリ負けとなり、1999年から愛国・Garryrichard Studで種牡馬入り。